4000番台
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「JR西日本683系電車」の記事における「4000番台」の解説
老朽化の進んでいた485系を置き換えるために製造されたグループ。9両編成12本(T41 - T52編成)が製造された。0・2000番台との相違点を以下に列挙する。 車体 着席定員の増加および他線区への転用を考慮に入れて9両貫通編成とし、両運転台とも貫通型先頭車両とした。また、JR西日本のアルミニウム合金製車体では初めてオフセット衝突対策構造を取り入れている。 走行機器 集電装置は、積雪による離線防止を図るためにシングルアーム式パンタグラフ WPS28D を搭載する。集電舟は在来車と共通の3元系金属すり板である。 空調装置は、室内熱交換器の容量アップや室内送風機の変更による低騒音化、構成部品の見直しによる軽量化を図った集中式 WAU704D を搭載する。 誘導障害対策を強化するためにサハ682形にフィルタ箱を追加するとともに、クロ683形に車内コンセント用の充電整流装置を追設する。 主電動機は、絶縁種別見直しによって1時間定格出力を255kWに強化した WMT105A を搭載する。台車形式は変わっていないが、構造を見直して雪かき受部の強度アップを図るとともに速度発電機を非接触タイプに変更している。 車内設備 普通車座席モケットのカラーを青系に統一し、車いす対応便所や多目的室は大型化されている。また、女性専用トイレが一部の車両に設置されている。 グリーン車の全席にサービス用コンセントが完備されている。 第1編成は2008年12月に近畿車輛で落成し、同年12月14日に金沢まで甲種車両輸送が実施され、金沢総合車両所に配置された。その後、2009年2月3日に公式試運転、同年4月29日に富山駅・福井駅・金沢駅の順に車両見学会が行われた。 2009年6月1日のダイヤ改正で「サンダーバード」で営業運転を開始した。2011年7月22日に最終編成が近畿車輛から出場したが、この編成は前面上部の前照灯が変更されている。 2015年9月25日にT51編成がリニューアル車の第1号として報道公開され、9月26日から特急サンダーバードとして営業運転を開始。 12月9日にはリニューアル編成2本目となるT46編成がリニューアル工事を終えて金沢総合車両所から出場した。2018年6月16日にT48編成がリニューアル工事を終え、運用復帰したのに伴い、4000番台のリニューアル工事は完了した。
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4000番台
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JR西日本のN700A(マイナーチェンジ車)の16両編成に用いる。
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4000番台
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「中国国鉄韶山3型電気機関車」の記事における「4000番台」の解説
1992年、中国国鉄は本形式の改良と株洲電力機車廠の標準化と系列化を要求し、それにより本形式を改良した韶山3型4000番台が誕生。新たにサイリスタ整流器とチューブ式ブリッジ式整流器を搭載している。 1992年から2006年の間に株洲電力機車廠で251両および大同機車廠で425両、また2000年から2002年にかけて資陽機車廠で57両が製造され、2006年時点での合計生産両数は733両であった。以下に各工場での製造機関車番号を示す。 ・株洲電力機車廠 : 4001 - 4008/4029 - 4038/4085 - 4104/5039 - 5251 ・大同機車廠 : 4009 - 4084/4108 - 4556 ・資陽機車廠 : 8001 - 8057 これと平行して、1993年以前に生産された従来の韶山3型は4000番台と同等の仕様に改造された。 本番台は「韶山3B」と名づけられ、従来の韶山3型と区別された。中国の鉄道ファンは4000番台を「小3B」、従来の韶山3型を「大3B」と呼んで区別している。
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