報道公開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/26 15:53 UTC 版)
「本設利用PC工事桁工法」の記事における「報道公開」の解説
この工法は、中央線東小金井駅(桁合計3連)、埼京線新宿駅(桁合計56連。施工中)、山手線五反田駅での工事に採用され、2007年4月7日から8日にかけての深夜、五反田駅で報道公開された。 五反田駅の工事は、2006年3月着工、JR東日本東京工事事務所が主体で、バリアフリー整備と駅設備改良が目的である。盛土部分の線路をPC工事桁で受け替え、RC高架橋を新設する。コンコースを移設し、改札内スペースをひろげ、エレベーターと上下エスカレーターを設置する。PC工事桁は山手線内回り、外回り、山手貨物上下線の4線で各2連ずつ合計8連を設置。1連の長さは10.49~7.5m、桁高54cm、重量約27.4~19.5t。2007年3月18日から5月9日、1連ずつ順次設置する。 公開されたのは山手貨物上り線新宿方の1連を架設する工事で、事前に鉄骨の受け台を線路下に設置し、終電後にバラストとレールを撤去、あらかじめ渋谷の保守基地で組立てていたPC工事桁を大崎基地経由現場に運び込み、鉄道クレーンで一晩で架設したものである。 全体の完成予定は2009年秋である。
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