ササラ電車の運転状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 07:44 UTC 版)
札幌市電例年10月中旬にササラを取り付け報道公開を行い、軌道に雪が頻繁に積り始める11月下旬から運行する。 積雪時には始発前に運行するほか、降雪状況によっては深夜や日中も運行する。 2015年12月20日に新規開業した西4丁目〜狸小路〜すすきの間は軌道が歩道寄りに位置しており、ササラ電車で除雪すると歩道に雪が飛ばされてしまう事から、軌道下に設置したロードヒーティングによる融雪で対応している。 函館市電例年11月中旬に試運転を報道公開する。 1990年代中頃より作業の大部分を除雪トラック、あるいは除雪用軌陸車で行うようになり、この置換えによる余剰化のため、排1・排6の2両が1997年(平成9年)1月31日付で廃車となった。本線を除雪する機会は降雪量が多い時に限られている。北海道内では比較的降雪量が少ないという函館の気候もあり、ササラ電車の運行は試運転もしくは車庫構内の除雪の際に稼働する程度となりつつある。2011年(平成23年)冬季から2013年(平成25年)冬季、2018年冬季は降雪量が多かったため、毎日のように出動している。 2003年(平成15年)5月と2007年(平成19年)12月には愛好家団体「電鉄倶楽部」の貸切で運行し、注目された。
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