確認試験車の製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:33 UTC 版)
「新幹線N700S系電車」の記事における「確認試験車の製造」の解説
確認試験車は2018年2月に浜松工場へ順次陸送された。また、同年3月7日にはN700Sのシンボルマークが決定し、3月10日には報道公開された。そして3月20日に走行試験を開始した。この車両は試験研究用車両としても利用され、試験走行試験期間は3年間を計画としており、リチウムイオンバッテリーによる自走走行試験も同年9月に、本来の16両編成の他に8両編成に短編成化での試験走行を同年10月に実施を計画しており、更には同年6月から乗り心地向上での「次期軌道状態監視システム」開発に走行試験をする計画もある。量産車の登場後はN700系X0編成の後継の確認試験車として使用されている。J0編成の登場により、N700系X0編成(確認試験車)が2019年2月6日付けで廃車された。 2019年6月6日には360 km/h走行の報道公開の試験列車が米原発京都行きとして運行され、最高試験速度362 km/hを達成しているが、東海道新幹線の営業速度を変更する予定はない。 2019年7月10日には災害時の停電対応目的でのバッテリー自走 (約30 km/h) 走行を報道公開している。
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