確認検査
【概要】 簡便ではないが、非感染者を陽性としない能力(特異度)は高い。つまり正確に陽性を判定できる検査法。多くの医療機関では外注検査にしているので時間もかかり(平日で3-4日)料金もやや高い。
【詳しく】 従来はHIV抗体の確認検査法は、間接免疫蛍光抗体(IF)法とウェスタンブロット(WB)法が使われたが、RT-PCR法によるHIV RNA定量が頻用される。細胞を用いたDNA PCR法は特殊な研究機関で実施しているが、研究的であり日常の臨床検査ではない。

確認検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:31 UTC 版)
確認検査はWB法もしくはLIAで血清抗HTLV-1抗体の有無を確認する。確認検査で陽性ならばHTLV-1感染であり、陰性ならばHTLV-1感染ではないと評価する。確認検査の問題点として判定保留となる場合があることである。非流行地WB法の判定保留が20%にも及ぶ。LIA法はWB法より判定保留率が低くなる可能性がある。判定保留の場合はPCR法でHTLV-1プロウイルス検出を行うことでより正確で信頼性の高い診断が期待できる。
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