在来線特急「つばさ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 06:36 UTC 版)
「つばさ (列車)」の記事における「在来線特急「つばさ」」の解説
1961年10月から上野駅 - 秋田駅間で特急列車として運転を開始した。運行開始当時「はつかり」は常磐線経由であり、同時期に設定の「ひばり」は運行開始が半年遅れとなったため、上野駅発着で宇都宮駅、福島駅を経由する初の昼行特急列車となった。 当初は青森方面との連絡を兼ね、大阪駅発着の特急「白鳥」と接続し、結合料金制度の適用を受けていた。また、上り列車が秋田駅を同時刻で発車するため、「キハ82系気動車の同時発車」は多くに知られた。 1980年9月当時は、定期列車が3往復(485系)、季節列車が1往復(14系客車)設定されていた。なお、14系の臨時「つばさ」は485系電車より全区間で1時間半近く余計に時間がかかっていた。これは客車列車自体の速度が遅い(加減速性能と最高運転速度の差による)ことに加え、山形駅・福島駅・黒磯駅の各駅で機関車の交換に10分前後の停車時間を要していたためである。
※この「在来線特急「つばさ」」の解説は、「つばさ (列車)」の解説の一部です。
「在来線特急「つばさ」」を含む「つばさ (列車)」の記事については、「つばさ (列車)」の概要を参照ください。
- 在来線特急「つばさ」のページへのリンク