国鉄4110形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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国鉄4110形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 06:04 UTC 版)

4110形は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道院が製作した急勾配路線用のタンク式蒸気機関車である。動輪5軸を有する強力形蒸気機関車であり、奥羽本線等の主要幹線の急勾配区間で運用された。


注釈

  1. ^ 日本でこのクラスの圧延鋼板の安定供給が可能となったのは、八八艦隊計画を睨んで1917年(大正6年)に実施された、官営八幡製鉄所の第三期拡張工事の竣工後、それも一般向けは八八艦隊が計画中止となった1921年(大正10年)のことで、本形式の設計段階では艦船用に限られた量を供給するのが精一杯という状況であった。なお、国鉄制式機で棒台枠が採用されるのは1920年代後半、9900形C50形の世代以降となる。
  2. ^ 33パーミル勾配における牽引量は180トン。
  3. ^ 運用の関係で常駐することから書類上は米沢に転属したが、本形式の検修業務は全車庭坂で行われていた。

出典

  1. ^ 『レイル』1983年春の号 p46、p48


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