マレー式機関車とは? わかりやすく解説

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マレー式機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 04:29 UTC 版)

マレー式機関車: Mallet locomotive)は、関節式機関車の一様式で、一方の走り装置は車体の下に固定されており、もう一方の前側の走り装置が進行方向に沿って首を振るようにした構造のものである。スイスの技師アナトール・マレーによって発明された。




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マレー式機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:52 UTC 版)

日本の蒸気機関車史」の記事における「マレー式機関車」の解説

マレー式機関車の輸入は、輸送上の隙路になっている急勾配区間応急対策のためであった国府津~沼津間 (現在のJR御殿場線)の箱根越え急勾配連続しており、補助機関車使用により辛うじて輸送力確保していた。マレー形機は線路強化しいままで機関車牽引力増やして輸送改善合理化図ろうとするものであった訓練用として9020形、9750形、9800形、9850形が輸入された。これらは東海道線箱根越えと、信越線長野直江津関西線加太越え区間などに投入され箱根越え貨物列車重連B6形の補機をつけて600tとして、平坦線区間列車単位のまま直通でき、一定の改善成果をあげた。しかし動輪数が6軸の割に牽引力強化期待より低く動輪2組整備保守負担重く動輪フランジ摩耗が多い、13年誕生した9600形引力上回るなどにより、マレー機の本格就役10年余の短期間終わったマレー機の活用できる転用先を探すため、北海道現地テストもされたが、9600形比べて有利な点がないとして転用受け入れられなかった。

※この「マレー式機関車」の解説は、「日本の蒸気機関車史」の解説の一部です。
「マレー式機関車」を含む「日本の蒸気機関車史」の記事については、「日本の蒸気機関車史」の概要を参照ください。

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