複式のみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 00:08 UTC 版)
燃費が単式に比べて低い(このためアメリカでもノフォーク&ウェスタン鉄道では1953年にわざわざ単式マレーを改造して複式にしたことがある。)。 前述のように単式マレーも空転しにくいが、これに加えて複式ではトルク変動を抑えられ、さらに空転しにくい。 関節部分には低圧蒸気を送るので他の関節式に比べ蒸気漏れ対策が楽。
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複式のみ
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高圧シリンダから低圧シリンダへの配管が必要になる。 出発時に前後のシリンダーが別々に動くので、注意して蒸気を入れないと高圧側が空転する。 低圧シリンダーは大型化しないと出力を確保できないので、大型機では低圧シリンダーが左右に動くせいで車両限界に接触しやすくなったり、重量増加で単式以上に蛇行運転の原因になる。またレシプロマスの軽量化が困難になる。 日本でも複式マレー式機関車が輸入されたが、これらの短所が問題視されたため、急曲線、山岳線などが多いにもかかわらず、短期間の使用に終わった(詳細は後述)。
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