国鉄HD60形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国鉄HD60形蒸気機関車の意味・解説 

国鉄HD60形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 08:19 UTC 版)

国鉄HD60形蒸気機関車(こくてつHD60がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が、昭和時代戦中に展開した弾丸列車計画の一環として貨物用に考案した蒸気機関車

構造

日本勢力圏で現存する資料の中では2形式ある4-8-4のノーザン型蒸気機関車である。モデルは満鉄マテイ形蒸気機関車を元に二軸従台車に履き替え、軸重もマテイの21トンから27トンにあげている。

重量は旅客用のHD53形と同じ重量ではあるが、動輪がマテイや狭軌の国鉄蒸気機関車と同じ1750ミリで台枠も短く、流線型のカバーも撤去したこともありボイラーが大型化している。

炭水車は石炭15トン水40トンで二軸と三軸のボギー台車を使っている。旅客用のHD53形と比較しても最も現実的で実現性の高い機関車である[1]

脚注

注釈

出典

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  国鉄HD60形蒸気機関車のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国鉄HD60形蒸気機関車」の関連用語

国鉄HD60形蒸気機関車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国鉄HD60形蒸気機関車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国鉄HD60形蒸気機関車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS