反基地活動とは? わかりやすく解説

反基地活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 18:13 UTC 版)

山城博治」の記事における「反基地活動」の解説

2015年2月22日キャンプ・シュワブ前で抗議中に米軍基地敷地を示す黄色ライン越えたとして米軍一時拘束され名護署へ引き渡された。釈放時に山城は「黄色ライン越えていない。私は騒ぎ抑えようと、皆にとりあえ下がろうと言っただけ。明らかに不当だ」と主張していたが、後にこの事件様子映され映像米軍から流出し山城が自ら先頭立って黄色ライン越えていることが判明した2015年12月名護市辺野古沿岸部近く米軍キャンプ・シュワブ敷地内正当な理由なく侵入したとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反疑い逮捕された。 2016年10月17日米軍北部訓練場東村国頭村)内に侵入し有刺鉄線許可なく切断したとして器物損壊現行犯逮捕された。 2016年10月20日沖縄防衛局職員にけがを負わせた疑いで、公務執行妨害傷害容疑再逮捕された。同年11月29日には、名護市辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前で、コンクリートブロック積み上げて工事資材搬入阻んだとして、威力業務妨害疑い再逮捕された。 最高裁2017年2月20日付で、勾留継続憲法に違反しないとして、市民団体による山城の釈放抗告認めない決定下した。この決定反発した人々那覇地裁前で集会行った後、地裁敷地内入り庁舎玄関前で山城の早期釈放要求した地裁職員庁舎全てのドアに鍵を掛け、約10人の警察官による警戒体勢の中、対応に追われた。地裁総務職員は「敷地内での喧騒行為認めていない」「抗議市民敷地内に入るのは1987年海邦国体時に起きた日の丸焼き捨て事件公判以来だと聞くけが人がいなくて良かった」などと述べている。地裁居合わせた弁護士は、「市民側の気持ち分かるが、少しやりすぎでは」と述べている。 2017年3月17日那覇地裁潮海二郎裁判長)で4つ容疑初公判が行われた。被告人となった山城は、米軍基地有刺鉄線切断した器物損壊の罪は認めたが、出入り口ブロック積み上げた威力業務妨害罪について「抗議行動一つ正当な表現行為だ」と罪を否認防衛省職員にけがを負わせたとされる公務執行妨害傷害罪について否認した2017年3月18日勾留先の那覇拘置支所から逮捕後5ヶ月ぶりに保釈された。保釈金金額700万円公判では一部罪状については認めていたものの、保釈後の会見ではその点には触れず裁判では無実無罪沖縄正義訴え頑張っていく」と強調した保釈に際して当人は「保釈決定には事件関係者との面会禁じ条件付いている」と明らかにし、関係者接触する可能性がある抗議活動には「参加自重せざるを得ない」と述べている。 2017年3月27日、「山城議長たちの裁判勝利即時釈放政治弾圧許さない事前集会」で「ブロック積んだのは県民抵抗の心を表現する芸術だ。これが威力業務妨害なら、県民存在自体威力威嚇と言いかねない追い込まれているのは政府だ。必ず潮目が変わる時が来る」と関係者たち向けて語った。。 2017年4月1日同じく基地運動の集会である「座り込み千日集会」に参加し関係者たち向かって心折れることなく、さらに力強く前進していこう」と演説し、「沖縄返せ」を歌い一人一人握手行った2017年6月15日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部人権理事会と、16日関連イベントで「日本政府人権侵害止めるよう求める」との内容演説した。この演説関し産経新聞次のように報じている。山城の主張聴いたチベット問題NGO幹部は「彼は苦しんでいる他の誰かのためにスピーチしたのではなく自分個人的なケース述べたにすぎない。全く理解できない」と述べた山城らが沖縄防衛局職員暴力振るっているようにみえる動画に関して質問出されると、山城は「私は日本一テロリストのように喧伝されている」と述べた2018年3月14日那覇地裁柴田寿宏裁判長)から懲役2年執行猶予3年有罪判決言い渡された。辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前にコンクリートブロック積み上げて工事資材搬入阻んだ威力業務妨害や、沖縄防衛局職員の腕をつかんで2週間のけがを負わせた公務執行妨害傷害有刺鉄線許可なく切断した器物損壊など全ての罪で有罪とされた。柴田裁判長は「工事反対抗議するという表現活動の面もあるが、実力行使をしており表現の自由範囲逸脱している」と述べた2018年12月13日福岡高裁那覇支部にて、控訴審判決公判が行われ、大久保正道裁判長懲役2年執行猶予3年言い渡した一審那覇地裁判決支持山城側の控訴棄却した。 2018年12月19日懲役2年執行猶予3年とした福岡高裁那覇支部判決不服として最高裁に上告した。 2019年4月22日最高裁上告棄却し、有罪確定した

※この「反基地活動」の解説は、「山城博治」の解説の一部です。
「反基地活動」を含む「山城博治」の記事については、「山城博治」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「反基地活動」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「反基地活動」の関連用語

反基地活動のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



反基地活動のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの山城博治 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS