入江家・相原家・親戚
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「イタズラなKiss」の記事における「入江家・相原家・親戚」の解説
入江 裕樹(いりえ ゆうき) 1983年6月6日生まれ。直樹の9歳下の弟。血液型はAB型。直樹が「天性の天才」なのに対し、彼は「努力型の天才」である。琴子を馬鹿にしては面白がっており、夏休みの自由研究に「琴子の観察日記」をつけるなど不気味な一面も見せた。日記の絵の評価は琴子に言わせると下手な部類。そのため、クリスマスに琴子に絵の本をプレゼントされる。 兄の直樹を心の底から慕っており、外見・性格ともに兄に似ているが、彼とは違い、クールに徹しきれないところがある。また、兄への独占欲が強いが、琴子やノンちゃんに対しては譲る素直さもある。直樹の気持ちが琴子に向いていることに最初に気付いた。 将来の夢は、直樹と共に父の会社「パンダイ」で働くことで、小学生のころからおもちゃのアイディアを描いている。直樹が医者を志してからは、自分が父の跡を継ぐと宣言する。 基本的に年上の女性に弱いが、結局、同級生の佐川好美と友だちとしての交際を経て高校1年生の時から付き合いだす。 入江 紀子(いりえ のりこ) 佐賀県太良町出身。旧姓:一色。血液型はA型。 直樹・裕樹の母。通称:入江ママ。元々は女の子が欲しかったため、同居することになった琴子を大歓迎して実の娘のように扱い、直樹との恋を心の底から応援している。 琴子が入江家に来てからの趣味は、もっぱら琴子と直樹の写真、ビデオ撮影。両者が2人きりになるよう画策することもある。物語の途中で、とある事情から琴子が父・重雄と共に入江家を去った時は、琴子のいない生活が耐えきれず、家事放棄状態に陥った。後に、琴子と直樹のキスを口実に入江家の増築を強行。2人の結婚を想定した間取りを計画するなどの策略を巡らし実行する。 夫の会社、パンダイは直樹がだめでも裕樹に継いでもらえばいいと思っている。 入江 重樹(いりえ しげき) 佐賀県出身。血液型はO型。 1937年6月9日生まれ。直樹・裕樹の父。通称:入江パパ。おもちゃ会社「パンダイ」の社長。 穏やかで家族にも相原父娘にも優しいが、直樹が医学部に転部した時は跡を継いでほしかった分珍しく激怒。肥満や会社での心労も重なり心臓発作を起こした。その後、直樹の夢を理解し、応援する。 琴子の父・重雄とは中学時代の親友で、重雄からは「イリちゃん」と呼ばれる。 入江 琴美(いりえ ことみ) 原作では作者急逝のため未登場。構想ノートに則り製作されたアニメ版で、琴子と直樹の一人娘として誕生。外見は琴子の幼い頃にそっくりだが、性格は直樹寄り。 相原 重雄(あいはら しげお) 佐賀県出身。琴子の父。通称:相原パパ。料理屋「ふぐ吉」の大将。妻・悦子に先立たれ、男手一つで琴子を育てた。 「ふぐ吉」では池沢金之助のほか数人の従業員を雇っており、店そのものはなかなか繁盛している模様。 自宅倒壊後は琴子と共に入江家に居候することとなる。途中中断がありながらも家の再建を完了し、琴子と2人の生活に戻るが、卒業式当日の琴子と直樹のキスが入江ママの知るところとなり、強引な策略によって家を売却。再び入江家で同居することとなる。 重樹とは中学時代の親友で、重樹からは「アイちゃん」と呼ばれる。 相原 悦子(あいはら えつこ) 琴子の母。故人。琴子が小学1年生の頃に病死。 秋田県出身。旧姓:不明。作中では、実家の表札が『野々崎』となっている。幼少時から成績は後ろから数えたほうが早く、運動神経も落ち着きもなかった。中学生の時には好きな男を待ち伏せして凍死しそうになるなど、外見も性格も琴子に瓜二つ。また、元「ミス秋田小町」だと言っていたが、実際は「ミスとんぶり」だった。 チビ 入江家の愛犬。裕樹がもらってきたセント・バーナードの子犬。オス。のんきな性格。最初、犬嫌いの琴子は大きくならないと聞かされていたが、大きくなることを知り驚くこととなる(チビの名前も大きくならないと聞いた紀子の意見から)。琴子の犬嫌いを克服するパートナーとなり、次第に大の仲良しになる。成犬後は近所にドーベルマンの奥さんと子供(ドーベルマンとセント・バーナードの外観のものが半々)がいる。 アニメでは直樹のアルバイト先のペンションの番犬として登場する。 入江 理加(いりえ りか) 直樹のいとこ。アメリカで5年間暮らしていた帰国子女。美人で成績優秀。直樹のファーストキスの相手。 一色家(いっしきけ) 入江紀子の実家。佐賀県太良町に居を構える。祖父をはじめ、直樹の叔父・叔母・従兄弟・祖先の肖像画まで同じ顔をしている。 10代前の菊之助は現代でも子孫を見守っていて、琴子と琴美のみ菊之助の姿が見えており、琴子には何かと手助けをする。
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