つく‐だ【×佃】
読み方:つくだ
《「つく(作)りだ(田)」の音変化》
2 荘園内における領主・荘官・地頭の直接経営地。領主らは種子・農具などを負担し、下人や荘園内の百姓に耕作させてすべての収穫を取得した。手作り地。正作(しょうさく)。
つくり‐だ【作り田/×佃】
佃 (頴娃町)
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出展:日本の棚田百選 | ![]() |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/7 | 24 ha |
維持・保全・利活用状況 |
用水組合の一元化を実施、パイプラインによる用水はもとより排水路及び農道を含めた管理を進めている。 |
推薦項目 | 国土の保全 |
推薦理由 | 国土の保全:該当地区では、区画整備及びかんがい排水を含むほ場整備事業を実施した。 また、用水組合の一元化を図り、ほ場整備地域を中心とする管理体制を組織し、生産活動を通 じて国土保全につとめている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 127 枚 | 水 源 | 河川(渓流含) |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | その他(平成5年~) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 120 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.2 ha/戸 2 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 長ねぎ、にんじん、キャベツ。 |
特記事項の有無 | なし。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
佃
佃
佃
佃
姓 | 読み方 |
---|---|
佃 | つくだ |
佃 | つのだ |
佃 | てん |
佃 | でん |
佃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 21:52 UTC 版)
佃(つくだ)は、中世日本の荘園公領制において、荘園領主や荘官・地頭らによる直営田をいう。年貢や公事の賦課が免除され、収穫物をすべて領主が収取した。手作・用作・正作・門田とも。本家・領家など上級領主による直営田を佃とし、荘官・地頭など下級領主によるものを正作・用作として区分することもあるが、中世当時は必ずしも明確に区分されていたわけではなかった。
概要
佃は耕作の形態によって大きく2つに類型化される。
一つは、領主が荘園・国衙領内の百姓を夫役と称して徴発し、食糧や農具・種子を給付して百姓に農地を耕作させるものである。これらの農地はもともと領主が百姓を使役して荒地を開墾したものであり、古代末期・中世当時、荒地を開墾した者には該当地の収穫をすべて収取する権利が認められる場合が多かった。こうして領主は所領の一部に全収穫を収取しうる田地=佃を形成したのである。
もう一つの類型は、荘官・地頭などが下人・所従といった隷属民に耕作させるものである。荘官・地頭はもともと直営田を持っておらず、屋敷地のみが自由に処分しうる土地として認められていた。そこで荘官・地頭らは屋敷地の周辺の農地を屋敷地の一部と称して、自己の直営田に組み込んでいった。そして徐々に直営田の範囲を拡げていったのである。荘官・地頭らによる直営田の拡大は、特に地頭の動きが著しかったが、上級領主の荘園管理権を侵害するものであり、上級領主も当然こうした動きに対抗し、鎌倉時代後期から室町時代にかけて、両者間の紛争が頻発した。
佃は日本各地で形成され、佃という地名も各地に多数残存している。摂津にあった佃村は中世の佃を起源としており、佃村の漁民が移住した江戸の埋立地は佃島と名付けられ、現代に至っている。
関連項目
佃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:26 UTC 版)
自衛隊情報部所属の女性一曹で、第1話から登場。鈴森少佐の副官。当初は防衛省市ヶ谷中央指揮所所属のオペレーターだったが、第7話以降コマンドトレーラー勤務になった。鈴森に代わってまりかや自衛隊員たちに適切な指示を出すこともある。鈴森の大雑把で投げやりな言動へのツッコミ役を務め、温泉入浴中の鈴森の「あ゛ーっ」としか聞こえない命令を聞きわける。鈴森が水着になるときにコマンドトレーラー内で水着を着用し、良いスタイルを披露した。眼鏡を着用している。冷え性。
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佃
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