乃木坂家関係者
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乃木坂家は代々貿易商を営む、世界規模の影響力を誇る名家。四大名家と呼ばれるものの内の1つである。家族の名前には季節に関する文字が含まれている。 乃木坂 春香 乃木坂家の長女。詳細は#主要キャラクターを参照。 乃木坂 美夏 乃木坂家の次女。詳細は#主要キャラクターを参照。 乃木坂 玄冬(のぎざか げんとう) 声 - 立木文彦 身長185cm。血液型O型。 春香・美夏の父で秋穂の夫。抜刀術の名手で「熊殺し(ベアー・キラー)」の異名がある乃木坂家グループの筆頭。外見や言動はマフィアのようで厳格そうに見えるが、実際は春香の誕生日パーティーのために島1つ買い取ることも厭わないほどの困った親バカで特に春香に対して甘く、春香と美夏に懐かれている裕人に憎悪に近い嫉妬を抱いたり、ドラマCDでは酔っ払った春香の一言で激しくショックを受けたり、春香と美夏に嫁になってほしいとせがまれる夢を見るほど(15巻では裕人の力を確かめるため、わざと春香を侮辱する発言をしたが、本心ではない)。第3巻での美夏の台詞によると婿養子らしく、家庭では妻の秋穂に頭が上がらず、美夏にも蔑ろにされがちという一面があるが、家族仲は良好。メイド隊からすらも乃木坂家のメンバーでは最下位と見なされている節があり、春香をかばって抵抗されたり、春香と裕人の様子を探ろうと春香の部屋を盗聴していた美夏たちにその濡れ衣を着せられたり、そして秋穂の命令で気絶させられたりもしている。自身の直属部隊「黒犬(ヘルハウンド)」がある。当初は春香の趣味には否定的で、それを巡って家出した春香を捜して「黒犬」と共に綾瀬家を襲撃するも、裕人の意見と秋穂の執り成しもあって、現在は春香の趣味には多少ながらも寛容な態度をとる。裕人と春香の交際には猛反対しているが、自身に初めて真っ向から意見を放った者として裕人個人のことはそれなりに認めている模様。精神入魂棒・死屍累々(ししるいるい)を持ち、たびたび春香を歪んだ道(玄冬の主観)に誘う裕人に振り下ろそうとしては秋穂や美夏、時には春香にまで手厳しく叱責(あるいは制裁)されている。また秋穂の指示により、アリスからも制裁を食らうこともある。春香と裕人が恋仲となった直後、二人のの思いが本物かどうか確かめるため、乃木坂家の権力を手に入れようと企む雪月花を利用してわざと彼女の弟と春香を婚約させ、裕人の前に立ちはだかり殴り合いの末に敗北を認め、裕人と春香の婚約を正式に認め、彼を息子と呼んだ。その後は裕人の頼みから多忙の間を縫って帝王学を教えている。 旧称は「大矩(おおがね)で、高校3年生の時に秋穂と知り合っている。なお、挿絵イラストでは当時の容姿は現在と違って細身だった。 アニメ第2期では春香をアイドルにしようと目論む茅原の計画を知って激怒し、裕人達と共に阻止した。当初はその場で成敗するつもりだったが美夏達になだめられ、別の番組に左遷させる形で済ませた。なお、担当声優に因んでか、その際は碇ゲンドウらしきポーズを取っている(後述の他作品との関連を参照)。 乃木坂 秋穂(のぎざか あきほ) 声 - 久川綾 身長162cm。B85/W57/H83。血液型A型。 王季の娘で春香・美夏の母、玄冬の妻。2児の母とは思えないほど若々しい和風美人で、裕人も初対面時は春香の姉か従姉妹と間違えたほど。落ち着いた知性的な物腰に、玄冬をも圧する迫力を秘めた女性。ことあるごとに暴走する玄冬を諌めるのは彼女以外にはほぼ不可能で、地獄突き等による実力行使に出る事もあり、故に裕人や美夏に「乃木坂家の最終兵器」と呼ばれている。玄冬とは異なり裕人と春香の関係を全面的に認めており、成り行きを楽しんでいる節も見られる。第2期最終話で、適度な進展があった裕人と春香に対して、問いただすも2人を信じて拍手するという寛容な面も見せる。彼女と美夏・由香里・那波で「最強(最凶)カルテット」とは裕人の弁。料理学校の校長をしているため、料理の腕も超一流と思われる。春香と裕人が恋仲となった直後、二人の絆が本物かどうか確かめるため、乃木坂家の権力を手に入れようと企む雪月花を利用してわざと彼女の弟と春香を婚約させた上での試練を与え、春香を追ってきた裕人に春香への想いを問い、彼の強い想いを受け止め二人の婚約を正式に認めた。OVA版では軟禁されている部屋から飛び出した春香の前に立ちはだかるが、敗北した。 アニメでは登場する度に和風のBGMが流れることが多い。また第2期では、思い込みの激しい部分があり、美夏達が部屋を盗聴した時、玄冬が(一人で)春香達の様子を盗み聞きしたと思い怒気を放ったりするなど、凄まじい怒りの姿を見せた。 乃木坂 王季(のぎざか おうき) 声 - 納谷六朗 春香・美夏の母方の祖父で秋穂の父。先代の乃木坂家七代目当主で現在は乃木坂グループの相談役だが、実質隠遁した今でさえ「一声かければ3時間後にはその場でサミットが開かれる」などと言われるほどの絶大な権力を誇る。その権力故、日頃は平蔵を影武者に立てている。意外なほどに気さくでお茶目な好々爺で、裕人は美夏、秋穂、王季の共通した性格に血筋を感じていた。なお、裕人のことは春香に相応しい好青年だと一目で気に入り、春香の婿にしたいと思っており、後に裕人と春香が結婚したため、その思いは現実のものとなった。 平蔵・セバスチャン・桜坂(へいぞう・セバスチャン・さくらざか) 王季の影武者。乃木坂家の元執事長でもあり、王季とは親友関係でもある。身長2mはありそうな巨体で、玄冬よりも凶暴な風貌の老人だが、実際は穏やかな人物である。春香の誕生パーティでは自らの売り込みに走る招待客たちを一喝して怯えさせている。アニメ及び漫画版では未登場。 刀に関する知識があり、春香の誕生パーティの際にはルコの瑠璃髑髏を称賛し、手合わせの約束もしたが、現在のところ実際に手合わせしたかどうかは不明。
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