ムサシと仲間達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 04:38 UTC 版)
「MUSASHI -GUN道-」の記事における「ムサシと仲間達」の解説
ミヤモトムサシ 声 - 浪川大輔 二丁拳銃とアヤカシ用の特殊な弾丸、オンミョウダンでアヤカシと戦う少年。GUN道は我流だが、実力はかなりのものであり、非常に軽い身のこなしで相手を翻弄することを得意とする。城盗りが本業であり、今までに30の城を落としたらしい。銃で人を傷つけるのが嫌いなため、主に電気剣や眠り弾を使用している不殺主義者でもある。また、佐々木小次郎を非常に嫌っており、名前を聞くだけで怒り出す。一人称は「おいら」。かなりの食いしん坊で好物はひつまぶし。 ロウニン 声 - 堀川仁 念剣・メイレツを持つ、スキンヘッドの剣士。ムサシの相棒でお互いの信頼も厚いようだが、元々は敵同士だったらしい。口癖は相槌として用いる「だな!」。終盤では自分の口癖が仲間内で流行ってしまったのが気に入らなかったようで、新しく「あっそ!」という相槌を使い始めたが、仲間には不評だった。女好きの一面を覗かせたこともある。アフレコバージョンでは「ローニン」と表記されている。 ニンジャ太郎(ニンジャたろう) 声 - 小林ゆう ムサシの子分である伊賀流忍者の少年。「忍者の中の忍者」を自称するが、ムサシからは「へっぽこ子分」と呼ばれているように忍者としての技量は高くない。「ニンジャ五郎」など、周囲(主にムサシやロウニン)から間違った名前で呼ばれてしまう。間違って呼ばれた名前をムキになって訂正するのが持ちネタだが、「ニンジャ868号」の名で呼ばれた場合は更に「ホームラーン!」と叫ぶ、王貞治の本塁打数を元ネタにした特別なリアクションを入れる。 実はヤシャとウラシマが分離した時に一緒に分離した猿飛佐助の未来の姿で、ヤシャとウラシマが一つになった時に再び一つになり消えた。 デスペラード 声 - 柳沢真由美 父の仇であるムサシの命を付け狙う、異国(イギリス)の美女。デコルテ部分を大きく開けた浴衣のような衣装にブーツという身なりをしている。3発同時に発射できるライフルに似た銃を使う。ムサシは自分が仇であることを否定しており、また彼女もムサシと共に行動するようになってからは敵討ちを忘れた模様。アフレコバージョンでは「デスグラード」「デススペラード」と表記されることも。 カグヤ 声 - 河原木志穂 豊臣秀吉の養女で大阪城の姫。相当の女傑であり、素手でアヤカシと空中戦で渡り合えるほどの実力を持ち、ムサシに「じゃじゃ馬姫」と呼ばれていた。リョウゲンの妻にしようとするアヤカシの集団に狙われている。「神通力」をもつと言われ、彼女の存在が「歴史」を変えたと言われている。 ダンジョウ 声 - 山野井仁 カグヤの付き人で、豊臣秀吉の家臣。特殊な剣術、オンミョウケンの使い手。関ヶ原の戦いでは西軍の斬り込み武将だった。 その見た目とは裏腹に意外と臆病である。しかし負けず嫌いで最初は強気でいるため、佐助からは「言葉に重みがない」と言われてしまう。 へっぽこだが、1話ではカグヤの護衛らしい活躍をし、ヤシャからそれなりに実力を認められた。 タクアン和尚 声 - 田中総一郎 大徳寺の和尚。GUN道を国中に広めた第一人者で、空中でも戦うことができる超絶的な技の使い手。佐々木小次郎との勝負に敗北し、その時の約束で現在はシバヅケ和尚を名乗っている。しかし、ほとんどの僧からはタクアン和尚と呼ばれ、自分でもタクアンと名乗っている。荼毘の字とは旧知の仲。左腕は義手だが、自由に動かせるため生活に支障はない。茶道もお手の物である。 必殺技は、GUN道奥義「ケンジャの舞」で、デスペラードに乗り移ったアヤカシを引き剥がす際に用いた。両腕を大きく振りかざしたのち、地団駄を踏むように両足で連続して大地を蹴り、「ガッダイ」「テッジョウ」と唱えながら逆手に握った拳銃の銃把で相手を撃つ。術者としての能力を封印していたタクアン和尚がこの技を使うと知った大徳寺の僧たちは、総じてこれを一大事と認識していた。 BS-i作品紹介ページにて「よぼよぼのじいさん」と表現されているが、体つきはとてもよい。ムサシ一行が寺から去って行った後にデスペラードにGUN鬼の銃用の3つの弾を託して旅に出た。 企画段階では織田信長の仮の姿となる予定だった。 猿飛佐助(さるとび さすけ) 声 - 小林ゆう 荼毘の字が飼っている忍者猿。その正体は真田十勇士のひとり猿飛佐助である。ヤシャの企みを知ったために、ヤシャによって猿に変化させられたのを、荼毘の字がお供としていた。その姿と声はニンジャ太郎と瓜二つで、ムサシはニンジャ太郎だと見間違えた。しかし、ニンジャ太郎とは違い、「天才忍者」と称される。 夢姫(ゆめひめ) 声 - 中村千絵 光鳥「ルコウ」を通じてムサシの動向を夢に見る、記憶をなくした少女。月の映像など、幻想的な世界を他人に見せることが出来る。彼女の特殊能力は幕府も重要視しており、とある城の座敷牢に小早川秀秋と共に幽閉されていた。カグヤの妹で異星からきた。地球で初めて視た地が阿蘇山だったため、地球が本物の地獄だと思ったらしい。カグヤの力が「闘うための力」なのに対し夢姫の力は「護るための力」。BS-i作品紹介ページでは「ユメ姫」と表記されている。 ウラシマ 声 - 五十嵐麗 封印魂から現れた陰陽師。封印魂を守る罠を作った張本人。ヤシャとの戦いで身体を奪われ精神のみの存在となっていた。しかし気の塊と協力し身体を取り戻しムサシ達に封印魂集めを促しながらテレポーテーションで封印魂のある場所まで送っている。アヤカシを統べる者、ヤシャが消えアヤカシやリョウゲン達に害がなくなったのに武田信玄を消滅させ、ムサシたちに封印魂を集めさせたり、カグヤや夢姫の歌う歌に過敏に反応するなど、その行動には謎が多い。 その正体はカグヤと夢姫の母親の月の巫女で、かつて豊臣秀吉に惚れてその力を利用されていた。そのため本来あるはずのないリボルバー拳銃が存在する。しかし本来ないはずの物を呼び寄せたために歴史が狂い、安倍晴明によって封印されていたアヤカシが復活し、またウラシマ自身も悪の心が芽生え、それがアヤカシと融合しヤシャが誕生した。封印魂に執着した理由は豊臣秀吉を復活させるため。最終回が近くなるにつれて奇妙な言動が目立つようになる。
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