ムサシとコジロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:00 UTC 版)
野火によって「日本の歴史上もっとも闘争心と競争心にあふれた(協調を否定し他人のことを考えられない)者」として選ばれた宮本武蔵と佐々木小次郎の精神をバイオリズムの同調を鍵として憑依させられた者たち(野火はクローンと呼んでいるが、本来の意味でのクローン人間とは異なる)。中学生になった、しんせん組の新しい同級生でもある。野火の精神操作により本来の表層人格が従属人格に貶められ、憑依された武人としての人格が主幹人格として宿主を占領し潜伏人格となっている。二人とも従属人格(本来の人格)に主幹人格(憑依している性格)の記憶は無い。普段は従属人格の状態でイサミたちのすぐそばに潜んでいる。 武蔵野 静(むさしの しずか)/ ムサシ(宮本武蔵) 宮本武蔵とバイオリズムを同じくする少女であり、その事によって武蔵に憑依されてしまった。普段(従属人格)は運動神経が少し鈍い、穏やかで心優しくお淑やかな少女。言葉遣いが非常に丁寧で誰に対しても礼儀正しい。だが、その事が逆にアダとなりクラスに溶け込めずにいた一面もある。同級生であり自分に興味を持って近づいてきてくれたイサミを慕い、彼女に対しては友達として多大な親愛の情を示す。 憑依されているムサシ(主幹人格)に人格が交代すると、闘争心にあふれた強気の少女となる。イサミを含む「しんせん組」に対しては「われらを差し置いて『史上最強の剣客集団』を名乗る者たち」と考えており「自らこそが最強であることを再び証明する」ために、しんせん組に挑もうとする。そのためイサミは「静とムサシ」の考えが解らずに混乱し翻弄されることになっていく。 佐々木次郎(ささき じろう)/ コジロウ(佐々木小次郎) 佐々木小次郎とバイオリズムを同じくする長身・長髪の少年。静の幼馴染。どこか飄々とした雰囲気を持っており、ソウシとは別の意味で軽い性格。一方で幼いころから静の「お守り役」であり、彼女のことをよく心配している(が、同時に思春期の少年らしく悪い意味で静を「異性」として意識している一幕もある)。運動がそこそこでき、他者(特に女性)への気配りも(静をお守りしてきた経験から)そつなくこなすため、クラスでは密かな人気を集めている。ある意味でトシとソウシを足して二で割ったような性格をしている。 憑依されているコジロウ(主幹人格)に人格が交代すると、どこか他者には冷たい印象になる。ムサシ同様に「自らこそが最強であることを再び証明する」事にこだわるが、それはどちらかといえばムサシに引きずられてのことであるかのようにも見受けられる。ゆえに、冷たい一方で相棒となったムサシの事は、それなりに気にかけているような描写もある。戦闘においては長柄刀を器用に使いこなす中距離のリーチを持つバランスファイターで、どちらかといえば遠距離リーチ系武具の使い手であるソウシとトシを相手に一貫して有利な戦いを仕掛けている。
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ムサシとコジロウ
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「ポケットモンスター 赤・緑の登場人物」の記事における「ムサシとコジロウ」の解説
『ピカチュウ』版と『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』に登場する白服を着た男女。モデルはテレビアニメ版に登場したムサシとコジロウ。
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