しんせん組
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花丘イサミ(はなおかいさみ) 声 - 中嶋美智代 本作の主人公。 小学5年生の帰国子女で、ボーイッシュな女の子。大江戸小学校に転校生としてやってきた。勝ち気な性格でトシやマユコと張り合うこともあるが、根は優しくパパっ子である。空手の心得があり、勉強もスポーツも得意だが、母に似て絵が下手。 自宅の蔵で発見した龍の剣(りゅうのつるぎ)を所持しており、戦闘時はこれを振るって戦う。通常時は先端が六角形になった柄しかないが、掛け声を叫ぶことで光の刃が現れる。初期は3人の「龍の印は正義の印、この世に悪がある限り、天に代わって悪を断つ、新選組参上!!」の掛け声によって発動していたが、後にしんせん組参上時の決めゼリフへと代わった。ルミノタイトのエネルギーを利用しており、殺傷能力はないが、斬られた相手は感電したような衝撃を受け、気絶して前後の記憶を失う。状況に応じてバリアになったり電子機器を破壊する事もできるが、イサミには意図的に操る事ができない。 DVD-BOX上巻のブックレットの毛利和昭のインタビューによると、「ショートカットで活発な、内田有紀みたいに…」というオーダーから、試行錯誤しながらデザインされたという。 名前の由来は新撰組の近藤勇。 月影トシ(つきかげとし) 声 - 亀井芳子 イサミのクラスメイト。熱血漢で喧嘩っ早いが仲間思いである。イサミと言い争うことがしばしばあるが、内心は好意を寄せている模様。非科学的なことは信じない主義だが、幽霊が苦手。「バーチャル戦隊 ガンバマン」の大ファンだが、裏番組である「魔法の妖精 ウルウルラブリン」といった女児向けアニメもこっそり録画している。ことわざを時々、口にするが大抵は間違える。 中盤以降では龍の目を使用して戦うようになった。大きめのスーパーボール程度のサイズだが、発動時は光が外殻部分を形成する。外殻の大きさを変えて野球ボールのように投げて使用するときと、サッカーボールのように蹴って使用するときがある。龍の剣同様、人に当てれば感電するような効果を与えるが、宇宙船にはほとんどダメージを与えられなかった。 名前の由来は新撰組の土方歳三。 雪見ソウシ(ゆきみそうし) 声 - 日髙のり子 イサミのクラスメイト。冷静沈着だがキザで女好き。美人を見ると見境なく言い寄り、どこからともなく薔薇を取り出し差し出す。その反面、女性に関して悲惨な目にあうことも多い。「恐るべし、○○○」という言い回しで場を締めることが多い。 中盤以降では龍の牙を使用して戦う。普段は根元が四角い2本の牙だが、発動時は2つを光がつなぎ弓の形状をなす。攻撃時は光の矢を生み出して放ち、敵に当たると龍の剣同様の効果をもたらす。 名前の由来は新撰組の沖田総司。 月影ケイ(つきかげけい) 声 - 三田ゆう子 トシの弟。好奇心旺盛な幼稚園児。最年少らしく子供っぽい性格だが、誘拐監禁されても怖がるどころか「幼児虐待だよ」とぼやくなど、妙に達観している部分もある。兄と同じく「ガンバマン」の大ファンであり、魁が変装したガンバマンキングに助けられてから彼に憧れるようになった。しんせん組の正体を知っているので着いて行きたがるが、毎回トシに止められている。三輪車でいつも移動しており、自転車で行動する3人からは置いてけぼりを食らうことも多い。しかし持ち前の機転でイサミたちのピンチを救ったこともある。 第27話で先祖の遺したからくり三輪車が登場してからは、それで速く移動したり空を飛んだりできるようになった。 名前の由来は新撰組の山南敬助か。
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