末端実動員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:00 UTC 版)
本節においては、主に各話のストーリーに絡んで登場した者を挙げる。他にもダイジェストとして贋金をばらまいた者や、嘘のラブレターをばらまいたニセキューピット、嘘の誕生日を吹聴したニセジャコランタンなどの存在が明言されている。 ニセ七福神 大江戸市の空に突如出現した宇宙船であるニセ宝船の乗組員。宝船から人造宝石(主に人造ダイヤ)の雨を降らせ、人々の欲望を煽り奪い合わせた。ニセダイコク・ニセエビス・ニセホテイ・ニセビシャモン・ニセベンテン・ニセフクロクジュ・ニセジュロウジンの七人からなる七福神をモチーフとした者たち。騒動を不審に思ったイサミたちに見つかり「見たからには生かして帰すわけにはいかない」と、しんせん組に襲いかかる。当初、イサミたちは龍の武器を失っていたため追い詰められてしまうが、維新によって復活した龍の武器がそれぞれの主のもとへと帰還し形勢が逆転、かくてしんせん組にあえなく倒される結果になった。 ニセヘルキス ギリシャ神話の伝令の神・ヘルキスをモチーフにした敵。偽の電話交換局を構え、電話の会話に嘘情報を紛れ込ませることで社会を混乱に陥れる。ムサシとコジロウの支援によってしんせん組を追い込むが、逆に、しんせん組とムサシたちとの戦いに余計な手出しをしてしまったために、ムサシたちに見限られ、同時に黒天狗党の乱入によって倒される。 ニセアシュラ 戦いの神阿修羅をモチーフにした敵。実は三位一体となる三人組の敵である。大江戸中学校の運動会に潜み、洗脳電波で生徒たちの闘争本能を刺激し、運動会を殴り合い殺し合い寸前となる阿鼻叫喚のバトルロワイヤルに変貌させた。しんせん組を相手にした際にも同様の手口で仲間割れを誘発させるが「勝負(運動会)に余計な茶々を入れるな」と乱入してきたムサシとコジロウによって、洗脳電波の発生装置を壊されてしまい、しんせん組が復活。「自分たちとの戦いに応じて決着をつける」というムサシの出した条件に応じたイサミとの取引の結果として成立した、両チームの共闘によって倒された。 ニセフージン 野火直属の手下としてニセライジンと共に登場。果し合いの結果として相打ちとなり海に落ちたのち、洞窟の中に潜み休息していた静(ムサシ)とイサミの前にニセライジンと共に現れて二人を襲撃する。自らの持つ大きな風袋の中に静(ムサシ)を吸収し拉致に成功する。 ニセライジン 野火直属の手下としてニセフージンと共に登場。ニセフージンによる静(ムサシ)の拉致を支援するため、その時間稼ぎと撤退のため、雷による全方位攻撃を繰り出す。そのためにイサミ・はるか・包帯男Part2の健闘もむなしく、静(ムサシ)はあえなく拉致されてしまう。
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