黒天狗党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:00 UTC 版)
日本の太古より密かに暗躍し、幕末においては新撰組を相手に戦っていた本編の敵組織。表向きは大企業芹沢ジャパングループとして活動している。漫画版における本編終了後の時間軸を舞台とした『ダッシュ』では、しんせん組の支援団体として、芹沢ジャパンの組織力を駆使しながら、地球の平和と人々の安寧を守る正義の集団となっている。 黒天狗(くろてんぐ)/芹沢鴨之丞(せりざわかものじょう)/テン・グー星人 セリ・カーモン 声 - 西川幾雄 本作の黒幕。 表向きは大企業芹沢ジャパンの会長だが、裏では黒天狗党の会長として世界征服を目論み、ルミノタイトとその研究者である魁を執拗に狙っている。イサミの祖父・観柳斉とは幼少の頃からの付き合いで、良きライバルとして長年張り合い続けている。その一方でイサミのことは自分の孫のように溺愛しており、黒天狗として活動する際もイサミが絡むと急に私情を持ち出し、周囲を困らせる事がある。戦闘シーンはあまり無いが、実は龍の剣と同じ仕組みの武器(こちらは刀身が黒い)を所持しており、イサミ以上に使いこなしている。 正体は2000年前に地球に不時着した宇宙人。ルミノタイトも元々は彼等が所持していたものであり、その力で若返りを繰り返すことで2000年もの時を生き永らえてきた。当初は髪も髭も真っ白な老人であったが、45話で黒髪の中年に若返る。また、46話の回想シーンでは少年時代の観柳斉に老人として接した後、少年にまで若返って親友となった事が示唆されている。世界征服という目標も、故郷の星に対する望郷の念から宇宙船を新造すべく、そのための財力と人力を欲するがゆえというのが実情であった。やがてそうした目標のすれ違いから、からくり天狗とゴールデン天狗のクーデターを招くが、前述の黒い龍の剣で一蹴している。 漫画版では本来の目的である宇宙船新造が叶うも地球を離脱計画の直前で、実は母星帰還反対派のリーダーだった銀天狗によるクーデターが勃発。黒天狗党を追われて、しんせん組に助けられ「望郷のためとはいえ、自らが力に任せて弱き者を踏みつけにしようとし、また自らのかわいがってきた子どもたち(四天王のうち鎧天狗、銀天狗、ゴールデン天狗の3名)にもそれを当然のことと教え続けてきた」という自らのしでかしてきた過ちを深く悔いた。そして、しんせん組と銀天狗との戦いの後、事情を慮ったイサミたちの願いにより、龍の武器から取り出され魁によって精製されたルミノタイト100によって無事に遠き星への帰途に着いた。 名前の由来は新撰組の芹沢鴨。 南蛮天狗(なんばんてんぐ)/芹沢鴨之丞の秘書/カルタ・カステラ 声 - 掛川裕彦 鴨之丞の秘書であり、黒天狗党のNo.2的存在。ルミノタイトの力を吸収する力を持つ。通常は若い男女の姿であるが、その正体は黒天狗のペットであり宇宙船の整備士だった白い犬である。
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黒天狗党
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黒天狗を頂点とする世界征服を企む悪の組織。黒天狗党の本部は芹沢ジャパンビルの地下深くにある。また香港など海外にも支部があるらしい。悪の組織と言いつつ先輩後輩の繋がりで助け合ったり、上司が手助けすることも多いなど組織内の雰囲気は良く、なにかとアットホームな集まりである。
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