黒太子のルビーとは? わかりやすく解説

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黒太子のルビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/27 21:11 UTC 版)

大英帝国王冠の正面中央部に据えられた赤いスピネルが「黒太子のルビー」である

黒太子のルビー(こくたいしのルビー、英語: Black Prince's Ruby)は、有名な宝石の一つで、140カラットの巨大なスピネルである。大英帝国王冠カリナンIIの上、正面中央部のクロス・パティに据えられている。 この宝石は、14世紀半ばエドワード黒太子が入手したもので、英国の王冠に使われる中でも最も古いものの一つである。18世紀までコランダムとスピネルは混同されており、コランダムであるルビーとされていたが、後世にレッド・スピネルと判明した。

歴史

14世紀にエドワード黒太子がカスティーリャ国王ペドロ1世より譲り受けたとされている。その後、百年戦争においてヘンリー5世がこの宝石をとりつけた兜を着用して戦闘を行った。アジャンクールの戦いの際にはフランス軍のアランソン公ジャン1世にこの兜をたたき割られるが、宝石と本人は無事だったと言う。

ヘンリー5世の死後、薔薇戦争ボズワースの戦いではリチャード3世がこの兜を着用していたと記録されている。


黒太子のルビー(実際はスピネル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 05:51 UTC 版)

大英帝国王冠」の記事における「黒太子のルビー(実際スピネル)」の解説

正面のクロス・パティに据えられている。

※この「黒太子のルビー(実際はスピネル)」の解説は、「大英帝国王冠」の解説の一部です。
「黒太子のルビー(実際はスピネル)」を含む「大英帝国王冠」の記事については、「大英帝国王冠」の概要を参照ください。

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