ムササビードル
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「ショッカー怪人 (テレビシリーズ2号編)」の記事における「ムササビードル」の解説
第23話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 ムササビをモチーフとする改造人間。100メートルのジャンプ力と200メートルの飛行能力を持ち、上空を超高速旋回することで真空状態を作り、内臓を破裂させるスリップストリーム現象を発生させる。設定では小指から煙幕弾を放つとされる。 大隈博士の開発した新型液体燃料を奪い、札幌爆破計画を実行するのが任務である。大隈研究所に侵入して液体燃料を奪うが、仮面ライダー2号に奪い返される。大隅が液体燃料を分解するために放射線センターへ依頼した特殊放射性物質235を輸送する職員になりすました戦闘員によって液体燃料の奪取に成功し、戦闘員を陽動にして逃走する。追跡してくる立花藤兵衛を昭和新山で襲い、助けに現れた2号を戦闘員が捕らえたマリらを人質に脅しをかける。しかし、五郎が石を投げた隙に2号に反撃され、スリップストリームを仕掛けるも空中でライダーキックを受けて墜落し、液体燃料が入ったトランクの上に落ちて液体燃料ごと爆発する。 映画『仮面ライダー対ショッカー』では、死神博士が率いる再生怪人軍団として登場。ここではムササビドールと名乗っている。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。 映画『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人軍団の1体として登場。初代と異なりブーツを履いている。 声 - 辻村真人(第23話)、山下啓介(映画1)、市川治(映画2) スーツアクター - 岡田勝 スーツは人工毛皮で作られている。ぬいぐるみのような造形や所作から愛らしい怪人と評されることもある。 第23話撮影時点でのカラースチールはなく、書籍などでは講談社の特写スチールが使用されている。 北海道にはムササビは生息していないことから、雑誌『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー 特別編Vol.1』ではエゾモモンガと混同していた可能性を指摘している。 昭和新山の場面は、実際には有珠山で撮影された。
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