ホーム・キャンペーンとは? わかりやすく解説

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ホーム・キャンペーン(1972年~1979年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 10:11 UTC 版)

グレイホーク」の記事における「ホーム・キャンペーン(1972年1979年)」の解説

ガイギャックスとアーンソンがTSR通じてダンジョンズ&ドラゴンズルール開発して出版することに取り組んでいる間、ガイギャックスは個人的にグレイホーク城のダンジョン近郊デザインして友人家族からなるサークルへの公開継続し、彼らを新しいルール構想のテストプレイヤー(英語版)として扱ったプレイヤー達が城と街の外世界探索し始めにつれて、ガイギャックスは彼らのために他の地域や諸都市作成した。プレイセッションが1週間に7回かそれ以上生じるという状態で、ガイギャックスは新たな世界全体地図作成するという時間意向持っていなかった(彼は自分世界単純に北米大陸地図の上書き進行中冒険通じてゆっくりと情報増大してゆくにつれて、そこに新たな都市地域書き込んだ)。グレイホーク市グレイホーク城は、彼の出生地である実世界シカゴ位置近く配置された(他の様々な場所はその周り集中していた)。例えば、彼はグレイホーク市ライバルであるダイヴァース(英語版)市を実世界でのミルウォーキーにあたる位置配置した。 ガイギャックスは同じく城の地下ダンジョン発展させ続けた。彼がそれを完了する時までに、この複雑な迷宮13階層となり、邪な罠、秘密の通路、腹を空かせモンスター輝かし財宝満たされていた。これらのオリジナルのグレイホーク・ダンジョンが詳しく出版されたことは全くないが、1975年ヨーロッパファン雑誌である“Europa”の記事概要垣間見せたことがあるD&Dルール出版される前に、「古グレイホーク城」は13階層のダンジョン備えていた。1層目は部屋回廊単純な迷路だった。それは「参加者」が誰もかつてこのようなゲームプレイしたことがないからだ。2層目は2つ独創的な事柄ニクシーの住む水たまり噴水があった。3層目は拷問部屋小さな独房監獄部屋特徴とした。4層目は遺体安置所アンデッド階層であった5層目は黒い炎燃え奇妙な洗礼盤ガーゴイル主題としていた。6層目は繰り返し迷路で、多数野生イノシシがおり...不都合な場所あり、当然ながらふさわしい数のワーボアーに支援されていた。7層目は円形迷路主題であり、通路には多数オーガがいた。8層目から10層目は洞窟大洞窟結合体で、トロール巨大昆虫輸送装置結合体とそれを守っている邪悪な魔法使い(と多く強靭な仲間達)が特徴であった11層目はこの城で最も強力な魔法使い住居であった(彼はバルログ使用人としていた)。この階層残り部分火星の白住み着いており、それ以外回廊下の副通路財宝持たない有毒生物いっぱいであった12層目はドラゴン満たされていた。 最下層である13層目は、プレイヤーを「中国」に送り込む逃れられない滑り台があり、落ちた者はそこから「野外冒険」によって戻らねばならない2層目から出現した陰湿な傾斜通路による下方向への移動頻繁に起こりえたが、知らないうちにこのような経路をたどる可能性は、7層目あるいは8層目まではそれほど大きくはなかった... 副階層には、絶え互いに争いあっているオークホブゴブリンノール兵舎博物館巨大な闘技場地底湖巨人住居キノコ庭園含まれる生きて底部到達した者は誰でも、このダンジョン建設した狂気の建築家ザギグ会った(「Zagyg」は「Gygax」の逆読み異形同音異義語英語版)であり、このダンジョン設計した人物―ガイギャックス自身―が正気でないに違いない、というガイギャックスの仲間内冗談であった)。かつてたった3人のプレイヤーが最底部到達してザギグ会ったが、全員ソロ冒険であった。それはロブ・クンツ(ロビラー英語版)で)、ガイギャックスの息子アーニーテンサー英語版)で)、ロブ兄弟テリーテリックで)である。彼らの報酬は、直ち世界の遠い反対側へ送られることであり、そしてそこで各々は、グレイホーク市に戻るための長い単独の旅に直面したテリックテンサー途中でロビラー追い付くことに成功し、そして3人は一緒にグレイホークに戻る旅をした。 この時までに、20人以上のプレイヤー達がほとんど毎晩ガイギャックスの地下室押し寄せ、そして彼らの冒険計画するために必要な労力は、ガイギャックスの余暇時間多く奪った。彼はプレイヤーとしてのロブ・クンツの創造力豊かなプレイ感銘を受け、ロブグレイホーク共同ダンジョンマスター指名した。これはガイギャックスが他のプロジェクト取り組むことを可能にし、そして彼がゲームプレイヤーとして参加する機会与えイラグモルデンカイネンのようなキャラクター作成された。 ロブ・クンツのダンジョン余地作るために、ガイギャックスは13層目の最底部廃止しロブ作品グレイホーク城のダンジョン統合した。ガイギャックスとクンツは彼らのプレイヤー達のために新たな階層作成続け1985年グレイホークのホーム・キャンペーンが終わりに近づいた時までに、城のダンジョン50層以上を含んでいた。

※この「ホーム・キャンペーン(1972年~1979年)」の解説は、「グレイホーク」の解説の一部です。
「ホーム・キャンペーン(1972年~1979年)」を含む「グレイホーク」の記事については、「グレイホーク」の概要を参照ください。

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