モルデンカイネン
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モルデンカイネン(Mordenkainen)は、ダンジョンズ&ドラゴンズ ・ロールプレイングゲーム用のワールド・オブ・グレイホーク ・キャンペーンセッティングに登場する架空のウィザードである。彼はゲイリー・ガイギャックスによってプレイヤーキャラクターとして作成され、またロールプレイング小説で最古の登場人物の1人でもある[要出典]。彼の名前は神話の英雄、モルデカイとレンミンカイネンからの混成語である。
- ^ ガイギャックス:「仕事が忙しかった時でさえ、週に平均7回のゲームセッションは普通のことだった。私はしばしばそれ以上のプレイをしていた。」“Gary Gygax: Q & A (Part II, Page 9)”. EN World (2003年2月26日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「モルデンカイネンは1973年の1月頃に生まれ出た。」“Gary Gygax: Q & A (Part VIII, Page 8)”. EN World (2005年3月1日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「私がモルデンカイネンのために作り出した背景設定は本質的にフィンランド神話に類似しており、そして彼の師匠は「老ワイノ」と呼ばれる男であった...ワイナモイネンが時折「老ワイノ」と呼ばれていたので、私はそれを選んだ。私は本当にフィンランド神話に夢中になっており、ワイナモイネン、レンミンカイネン、イルマリネンがポージョラを冒険してロウヒの要塞に入るのを想像し、それからカレワラのみならずディ=キャンプとプラットの「青くさい魔法使い」を読んだ。」“Gary Gygax: Q & A (Part X, Page 17-18)”. EN World (2006年6月13日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ Q:「あなたがプレイしたキャラクターの中で、誰を気に入っていますか?」 ガイギャックス:「私はモルデンカイネンが、本当にお気に入りであることを認めざるを得ない。私はOAD&Dで、ファイター、レンジャー、シーフ、クレリック、マルチクラスのキャラクター達を楽しんだが、私にとっては大抵マジックユーザーが最も面白い。」Johnson, Joel (2008年3月4日). “Dungeons & Dragons Creator Gary Gygax Passes Away; Interview”. Boing Boing Gadgets. 2009年5月14日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「私はモルデンカイネンが、賢さ、大胆さ、少しの幸運、耐えがたき試練を通じて、彼の二十数レベルを獲得したと信じる...」“Gary Gygax: Q & A (Part X, Page 13)”. EN World (2006年6月13日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「本来の八者の円は私のPC達―モルデンカイネン、ビグビー、イラグ、リグビー、フェルノリス、ジグビー、ヴラム、ヴィン―で構成されていた。小説版では、円は例えばテンサーのような、私のキャンペーンの他のPC達を加入させるために開かれた。モルデンカイネンと仲間達は数々の成功した冒険により莫大な富を蓄積していたため、たくさんの戦闘を保証する敵の領域深くに、拠点とすべき場所を見つけ、そしてそこに要塞を建設しに行った。提携したドワーフの小軍勢と、より大きな騎乗した野戦軍を備え、建設計画は比較的速やかに遂行され、完成までゲーム内時間でおよそ3年を要した。それが進行している間、軍勢は要塞の周囲の地域を積極的に襲撃し、敵勢が逃げ帰らざるを得なくさせ続けた。」“Gary Gygax: Q & A (Part IV, Page 9)”. EN World (2003年11月1日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「オブシディアン・シタデルは、プレイヤーとしての私の実に個人的な創造物であった。これは8つの城壁塔と中央の天守閣を備えた8角形の城であり、多数の軍勢を収容するために、外壁と内側の構造物の間に多くの空間があった。」“Gary Gygax: Q & A (Part VI, Page 9)”. EN World (2004年3月26日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ ガイギャックス:「オブシディアン・シタデルと八者の円は私自身のキャンペーンのオリジナルであった。モルデンカイネンが、通常の冒険をするにはあまりにも高いと考えるほどのレベルに到達した時、私は前述の要塞を建設するために、彼と仲間達の集めていた金を使った。円のメンバーは原則としてモルデンカイネンと...私の他のPC達、ビグビー、ファイターのイラグ、クレリックのリグビー、ドワーフのジグビー、エルフのヴラムとヴィンとフェルノリスであった。より重要ではない多くのPCもまた参加していた。」“Gary Gygax: Q & A (Part III, Page 17)”. EN World (2003年7月8日). 2009年3月15日閲覧。
- ^ Q:「(モルデンカイネンの)能力値を見せてもらえませんか?」 ガイギャックス:「モルディーの能力値を見せろって?駄目だ!たった4年前に作った、私の最も新しいキャラクターのロウヒ・シャープノーズ―ノームのイリュージョニストで財宝ハンター―でさえ見せるものか。」Johnson, Joel (2008年3月4日). “Dungeons & Dragons Creator Gary Gygax Passes Away; Interview”. Boing Boing Gadgets. 2009年5月14日閲覧。
- ^ 「ローグス・ギャラリーに記載された情報は、我々がブライアン(ブルーム)に自分たちのPCのデータを渡すことを拒んだため、その多くがでっち上げであり、全くあてにならない。ロブ(クンツ)は私の望みを尊重して、モルディーの本当のデータと情報を(モルデンカイネンズ・ファンタスティック・アドベンチャー で)使用しないでくれた。だからその後、それらの情報を基に書かれた作品は全て間違え続けている。ブライアン・ブルームはローグス・ギャラリーを編集し、人々が―ロブと私がそうしたように―自分たちのPCに関する情報を与えなかった場合、彼は単に好きなだけ情報をでっち上げた。」“Gary Gygax: Q & A (Part VIII, Page 4)”. EN World (2005年2月21日). 2010年3月20日閲覧。
- ^ ゲイリー・ホリアン; エリック・モナ、ショーン・K・レイノルズ、フレデリック・ワイニング (2000年). リビング・グレイホーク・ガゼティア. ウィザーズ・オブ・ザ・コースト. ISBN 0-7869-1743-1.
- 1 モルデンカイネンとは
- 2 モルデンカイネンの概要
- 3 キャラクターの経歴
- 4 関連するキャラクター
- 5 追加文献
モルデンカイネン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 10:11 UTC 版)
これは恐らくガイギャックスの最も有名なキャラクターであり、また彼のお気に入りでもあった。モルデンカイネンは1973年の初め頃に作成され、彼の名前はフィンランド神話から引用された。しばしばクンツをDMとした絶え間ないプレイにより、ガイギャックスはモルデンカイネンを強力なキャラクターに成長させた。ガイギャックスは、ただモルデンカイネンが「二十数レベル」であると述べるのみで、彼が正確にどのくらいの力を持つのかは明らかにしなかった。彼がモルデンカイネンを最後に使った数年後でさえ、彼はモルデンカイネンの力と所有物のいずれも明かさなかった。第1版の様々な呪文に彼の名前が冠されている。例えば「モルデンカイネンズ・フェイスフル・ハウンド」、「モルデンカイネンズ・リュキュブレイション」、「モルデンカイネンズ・ソード」などである。
※この「モルデンカイネン」の解説は、「グレイホーク」の解説の一部です。
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