ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 09:35 UTC 版)
ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~ | |
---|---|
受賞対象 | 漫才コントの最優秀者 |
開催日 | 毎年7月(決勝戦) |
会場 | 日本テレビ(決勝戦) |
国 | ![]() |
主催 | |
報酬 | 賞金1,000万円ほか |
初回 | 2025年 |
最新受賞者 | ニッポンの社長 |
アサヒビール スマドリダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~ | |
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ジャンル | 特別番組(バラエティ番組) |
構成 |
|
総監督 | 宮森宏樹(日本テレビ、総合演出) |
演出 | #演出を参照 |
司会者 | |
出演者 | |
審査員 | |
ナレーター | 三宅健太 |
アナウンサー | 黒田みゆ(日本テレビアナウンサー) |
オープニング | UVERworld『IMPACT』 |
エンディング | 同上 |
製作 | |
チーフ・プロデューサー |
|
プロデューサー | #プロデューサーを参照 |
制作 | |
製作 | |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
公式サイト | |
第1回 | |
放送期間 | 2025年7月21日 |
放送時間 | 19:00 - 22:04 |
放送分 | 184分 |
公式サイト |
『ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~』(ダブルインパクトまんざいアンドコントにとうりゅうナンバーワンけっていせん)は、日本テレビと読売テレビが主催・運営するお笑いコンテスト[1]。冠スポンサーにはアサヒビールが就任している。 キャッチコピーは『漫才か、コントか。いや、どっちもだ!』。
概要
最も面白い漫才・コントの二刀流コンビを決める大会である。出場資格は2人以上、プロアマ問わず、芸歴制限なし。同人物が異なるユニットでの複数エントリーや、即席ユニットでの出場も可能。
エントリー料は1組2000円。予選は4月から行われ、東京と大阪で1回戦・2回戦・準々決勝、東京で準決勝が実施される。1回戦は漫才かコントどちらか1つをコンビが選択する。2回戦からは漫才とコントを1本ずつ披露し、2ネタの合計得点で審査される。
決勝は「1stインパクト」と「2ndインパクト」の2ステージ制で、『M-1グランプリ』や『キングオブコント』[注 1]などのような予選落ちは存在しない。コンビごとに漫才とコント、どちらを先に披露するかを選択可能。各ネタごとに5名の審査員が100点満点で審査し、2ネタの合計得点が最も高いコンビが優勝となる。1stインパクトのネタ順の決定はドラフト会議方式で行われ、コンビごとに希望する順番を選ぶことができる。2ndインパクトのネタ順は、1stでの順位が低い順に自動的に決定される[注 2]。
出演者
- 司会:かまいたち(山内健司・濱家隆一)・橋本環奈[2]
- 応援サポーター:モグライダー(芝大輔・ともしげ)・佐々木久美
- サポートアナウンサー:黒田みゆ(日本テレビアナウンサー、各種ライブ配信MCも兼任)
- 日テレ公式チャンネルYouTubeライブ配信MC
- ナレーター:三宅健太
決勝審査員
年 | 審査員 | ||||
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2025年 | 田中卓志 | 塙宣之 | 後藤輝基 | 中川家剛 | 千原ジュニア |
大会期間・歴代優勝者
- 大会期間の最終日が決勝戦開催日および放送日。
- 所属事務所は出場当時。
- 得点は1stインパクトと2ndインパクトの合計点数。
回 | 大会期間 | エントリー数 | コンビ名 所属事務所(当時) |
決勝戦進出歴 | 結成年 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2025年 4月8日-7月21日 |
2875組 | ニッポンの社長 吉本興業 |
- | 2013年 | 949点 |
優勝者に贈られる賞品
- 優勝トロフィー
- 優勝賞金1000万円(番組特製の1000万円の小切手)
- スマドリ商品 1年分
歴代決勝結果
金背景 | 優勝 |
赤文字 | 審査員別の最高評点 |
青文字 | 審査員別の最低評点 |
赤太文字 | 全体の最高評点 |
青太文字 | 全体の最低評点 |
- 所属事務所は出場当時。
- 順位や得点などをまとめた表は、矢印がついたセルをクリックすると、昇順、降順、元の順の順番で並び替えられる。
第1回(2025年)
順位 | コンビ名 所属事務所 |
No. | 1stインパクト | 2ndインパクト | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
出番順 | ネタ種 | 得点 | 出番順 | ネタ種 | 得点 | ||||
優勝 | ニッポンの社長 吉本興業 |
1941 | 5番 | コント | 475点 | 7番 | 漫才 | 474点 | 949点 |
2位 | ロングコートダディ 吉本興業 |
215 | 6番 | コント | 470点 | 6番 | 漫才 | 477点 | 947点 |
3位 | セルライトスパ 吉本興業 |
839 | 4番 | コント | 470点 | 5番 | 漫才 | 463点 | 933点 |
4位 | コットン 吉本興業 |
2864 | 3番 | コント | 466点 | 4番 | 漫才 | 460点 | 926点 |
5位 | かもめんたる サンミュージックプロダクション |
2124 | 1番 | コント | 457点 | 3番 | 漫才 | 460点 | 917点 |
6位 | ななまがり 吉本興業 |
1688 | 7番 | コント | 454点 | 1番 | 漫才 | 461点 | 915点 |
7位 | スタミナパン SMA |
425 | 2番 | 漫才 | 456点 | 2番 | コント | 454点 | 910点 |
出番順 | コンビ名 | ネタ種 | 得点計 | 田中 | 塙 | 後藤 | 剛 | 千原 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | かもめんたる | コント | 457 | 90 | 87 | 93 | 95 | 92 |
2 | スタミナパン | 漫才 | 456 | 95 | 89 | 91 | 90 | 91 |
3 | コットン | コント | 466 | 94 | 93 | 94 | 95 | 90 |
4 | セルライトスパ | コント | 470 | 95 | 93 | 94 | 95 | 93 |
5 | ニッポンの社長 | コント | 475 | 94 | 94 | 95 | 96 | 96 |
6 | ロングコートダディ | コント | 470 | 92 | 96 | 93 | 92 | 97 |
7 | ななまがり | コント | 454 | 91 | 91 | 92 | 90 | 90 |
出番順 | コンビ名 | ネタ種 | 総得点 | 得点計 | 田中 | 塙 | 後藤 | 剛 | 千原 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ななまがり | 漫才 | 915 | 461 | 96 | 91 | 92 | 92 | 90 |
2 | スタミナパン | コント | 910 | 454 | 91 | 90 | 91 | 90 | 92 |
3 | かもめんたる | 漫才 | 917 | 460 | 94 | 90 | 90 | 91 | 95 |
4 | コットン | 漫才 | 926 | 460 | 92 | 92 | 90 | 93 | 93 |
5 | セルライトスパ | 漫才 | 933 | 463 | 93 | 93 | 93 | 92 | 92 |
6 | ロングコートダディ | 漫才 | 947 | 477 | 95 | 95 | 96 | 95 | 96 |
7 | ニッポンの社長 | 漫才 | 949 | 474 | 96 | 95 | 94 | 94 | 95 |
順位 | グループ名 | ネタ種 | 得点 |
---|---|---|---|
1位 | ロングコートダディ | 漫才 | 477 |
2位 | ニッポンの社長 | コント | 475 |
3位 | ニッポンの社長 | 漫才 | 474 |
4位 | セルライトスパ | コント | 470 |
4位 | ロングコートダディ | コント | 470 |
6位 | コットン | コント | 466 |
7位 | セルライトスパ | 漫才 | 463 |
8位 | ななまがり | 漫才 | 461 |
9位 | かもめんたる | 漫才 | 460 |
9位 | コットン | 漫才 | 460 |
11位 | かもめんたる | コント | 457 |
12位 | スタミナパン | 漫才 | 456 |
13位 | ななまがり | コント | 454 |
13位 | スタミナパン | コント | 454 |
- 備考
- 7組中6組が1stインパクトでコントを選択し、漫才を選択したコンビはスタミナパンのみだった。
関連項目
- 女芸人No.1決定戦 THE W - 本大会と同じく日本テレビ主催のお笑いコンテスト
- M-1グランプリ
- キングオブコント
- THE SECOND 〜漫才トーナメント〜
- お笑いバイアスロン - 「コント」と「漫才」の2本による総合得点で優勝者を決定する点が共通しており[3]、本コンテスト立ち上げ発表の際には類似性を指摘する声もあった[4][5]。
脚注
注釈
- ^ 第2回(2009年) - 第6回(2013年)では予選落ちなしの2ステージ制で行われていた。
- ^ 同率の場合は抽選で決定。
- ^ 『M-1グランプリ』(2001 - 2010、2015 - )、『キングオブコント』(2008 - )、『日清食品 THE MANZAI』(2011 - 2014)、『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』(2023 - )、本大会(2025)
- ^ 『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』ではななまがりが決勝を経験している。
出典
- ^ “漫才&コント 二刀流芸人No.1が決まる! 新たなお笑い賞レース『ダブルインパクト』開催決定!”. FANY マガジン. 2025年5月28日閲覧。
- ^ “橋本環奈『ダブルインパクト』MC就任「ネタを披露しやすい進行を…」 かまいたちとタッグ【コメント全文】”. ORICON NEWS (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ 鈴木旭「『ダブルインパクト』 ニッポンの社長・ロングコートダディの秀逸さ」『withnews』2025年7月24日。2025年7月24日閲覧。
- ^ 知念だしんいちろう [@chinendookinawa]「お笑いバイアスロン!」2025年2月3日。X(旧Twitter)より2025年2月4日閲覧。
- ^ ユウキロック [@yuukirock0416]「遂に発表されたね。」2025年2月3日。X(旧Twitter)より2025年2月4日閲覧。
外部リンク
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