セントミラ領空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:20 UTC 版)
「フライハイトフロンティア」の記事における「セントミラ領空」の解説
ヴァイス・ランドシーカー 前作『フライハイトクラウディア』のメインキャラクターだった人物。今作においても主要人物の一人として登場し、異世界フロンティア関連のクエストに登場する。新セントミラ三賢者の一人。 なお、彼の代名詞といえる最強の雷属性魔法「バルザライザー」は、現代においてヴァイスしか使い手がいないと記されている。 バルディア大戦ではハントと共にプレイヤーのパーティに加入し、カイルとレニーのコンビを撃破した。「バルザライザー」は健在。敵全体に10ヒットもする強力なスキルである。 ニアを助けるために幾度と無く異世界の交信を試みる。その際にプレイヤーから協力され、顔見知りとなる。 前作までの武器であったリングは本作ではアクセサリー扱いのため、パーティー加入時に武器は装備しておらず素手である(装備は父の形見)。 ファラザール・ルクノス 元は軍師であったが、現在は元帥にまで出世した人物。新セントミラ三賢者のひとりに数えられ、バルディア連合軍のセントミラ代表として激務に追われている。かつては高名な魔術師だったが、老いた今ではそれほどの力はない模様。 正体は、古くからクラウディアの秩序を守っていた組織「ファズム・ロッジ」に属する人物。ルクノス家とファラン家の二派によって構成される組織において、ルクノス家の総領を勤めている。 しかし、次第にファラン家の勢力は増し、本来の責務から離れて暴走を始めたことで袂を分かつ。現状を憂いだファラザールは、ファズム・ロッジの存在を公表しようと決意。他国との融和を考えてロナードとの会話で決意を固め、浮遊要塞ソラリス2の落成式の際に明かそうと試みるも、刺客として現れたセイリオスによって暗殺されてしまう。 ルクノス家は滅亡し、結果としてファズム・ロッジの実権はファラン家の総領バルガスが握ることとなった。 しかし、ファラン家の総領バルガスもまた、セイリオスの手によって最後を迎えた。 テルミナ・アルカーン 18歳という若さで新セントミラ三賢者となった女性。過去、ヴァイスから魔法の手ほどきを受けたことがあり、彼を「師」として慕っている。セントミラ魔法学園都市ミラヴァロスの学園長も務めており、その美しい容貌から生徒たちの人気は高い。 ヴァイスから笑顔が消えてしまったことを心配していたが、プレイヤーとの出会いがきっかけで少しずつ本来のヴァイスになりつつあるのを喜んでいた。ニア救出後は、ヴァイスから「講師にして欲しい」と申し出られた。 セントミラ王 先代セントミラ王の後を継いだ男性。先王との関係は不明。しかし、自身を英雄視しており自己顕示欲が強いため「暗愚」だと噂されている。先代の王を慕っていたヴァイスとは上手くいっていない模様。 フィンチ 通称「うそつきフィンチ」。小村ラント出身の少年。 父親と一緒に南の森で伝説の鳥パラディーカを発見し、その話を広めるが誰も信じてはくれず、「うそつき」の烙印を押されてしまう。しかし、パラディーカには子供がいて、巣を守っていることを知ると考えを改め、パラディーカたちを守るために行動するようになる。 ウェンディ フィンチの幼馴染。いわゆる「ツンデレ」な性格で、表には出さないがフィンチのことを心配している。 ウィズリー・ダラーズ 資産家の中年男性。ハイドレストの小村ラントを大都市に改築する計画を持ち込み、ラント中の信頼を得た。しかし、本当の目的は幻の鳥パラディーカの捕獲であり、ラント村人達の良心を利用し、見下していた。日記をつける趣味があり、そこには内心の醜い部分がしっかりと露呈している。 パラディーカの居場所を知っているフィンチに目を付け、表向きは善人として振る舞い、彼を仲間に入れようとしたが失敗。ついには実力行使に移り、暴力で言うことを聞かせようと痛めつけた。そこへ駆けつけたプレイヤーによって阻まれ、フィンチの「森には怪物がいる」といううそに騙され、ラントから撤退した。 ジュドー ウィズリーの助手。寡黙で一切口を開けず、淡々とした性格。 その正体は、ウィズリーに雇われた用心棒の魔術師。本性は好戦的で、他者を傷つけることを享楽とする危険な男性。プレイヤーとの戦いに敗北した後は、悲鳴を上げながら雇い主であるウィズリーを放置して逃げてしまう。その後、フィンチの病気を治す薬の材料を探しているプレイヤーを発見し、仕返しといわんばかりにモンスターを差し向ける。最期はプロクス火山の主であるファーブニルを従えプレイヤーを襲わせるが、絶対服従には至らず、反感を買い食い殺される。
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