コウタイとは? わかりやすく解説

こう‐たい〔カウ‐〕【交代/交替】

読み方:こうたい

[名](スル)古くは「こうだい」》役割位置などを互いに入れかえること。また、互いに入れかわること。「—で休暇をとる」「当番を—する」「選手—」


こう‐たい〔クワウ‐〕【光体】

読み方:こうたい

光る物体


こ‐うたい〔‐うたひ〕【小謡】

読み方:こうたい

謡曲中の短い一節を、謡うために特に抜き出したもの。祝賀送別追善宴席余興など、場に応じたものを謡う


こう‐たい【後退】

読み方:こうたい

[名](スル)

後ろへさがること。「車を—させる」⇔前進

勢い衰えた程度低くなったりすること。「景気が—する」「病気が—する」


こう‐たい〔カウ‐〕【抗体】

読み方:こうたい

生体内抗原侵入したとき、それに対応して生成され、その抗原に対してのみ反応するたんぱく質実際に抗体として働くのは免疫グロブリン免疫体

「抗体」に似た言葉

こう‐たい〔カウ‐〕【更代】


こう‐たい〔クワウ‐〕【荒怠】

読み方:こうたい

なげやりで、なすべきことを怠ること。

「—暴恣(ぼうし)の心状」〈中島敦弟子


交替

読み方:コウタイ(koutai)

律令制新旧官人事務引継ぎ


康泰Kang Tai

コウタイ
カウタイ

(?~?)
呉中

孫権時代、康泰は中郎の職にあった命令により宣化従事朱応とともに海南諸国訪れた梁書海南諸国伝》。扶南国訪れたとき、ちょうど中天竺国から陳・宋という二人使者扶南来ており、こと細かに天竺習俗聞き知った《同》。こうして通過したところ、噂に聞いたところ、合わせて数十ヶ国となり、そこで伝記作ったのである《同》。

呂岱伝』に、交州平定したのち、従事南方遣して帰服勧告させると、扶南林邑・堂明などの国王貢ぎ物献上してきた、とある。これが康泰・朱応を指すと考えられる

著書に『呉時外国伝』がある《太平御覧》。「扶南伝」というのはその一部であろう水経注疏》。

参照朱応 / 宋 / 孫権 / 陳 / 海南 / 中天竺 / 天竺 / 扶南 / 宣化従事 / 中郎 / 呉時外国伝 / 扶南


高岱Gao Dai

コウタイ
カウタイ

(?~?)
孝廉

字は孔文《討逆伝》。呉郡無錫の人《後漢書文苑伝》。高彪の子後漢書文苑伝》。

高彪名文家として知られていたが《後漢書文苑伝》、高岱もまた生まれつき聡明で、財貨軽んじて義心尊んだ。彼が付き合ったのは無名の中から見いだされ奇才ばかりで、友人八人一代英傑ばかりであった呉郡太守盛憲が彼を上計任じ孝廉推挙した《討逆伝》。

許貢という者がやってきて郡を支配すると、高岱は盛憲連れて許昭の邸宅避難し、(そこから徐州に出かけて)陶謙救援求めた陶謙はなかなか救援しようとはしなかったが、高岱は憔悴しきって血の涙流し飲み物も喉を通らなかった。陶謙は、彼の忠義雄壮さには申包胥義心があると感動し軍勢を送ることを許可するとともに許貢へ(高岱らに危害加えぬようにとの)手紙書いた《討逆伝》。

高岱が帰ってきたとき、彼の母親許貢収監されていた。高岱は人々制止振り切り、殺されるのを覚悟して許貢会い行った彼の才能弁舌優秀さ陳謝する様子慇懃さをみて、許貢すぐさま母親解放してやった。高岱は母親引き連れて役所出た。あらかじめ友人張允・沈〓に船を用意させていたので、これに乗って逃走した許貢後悔して追っ手差し向けたが、すでに高岱が長江渡っていたので追っ手追及諦めた《討逆伝》。

その後会稽余姚隠棲していたところ、孫策が郡丞陸昭を使者として鄭重に出仕請うた。孫策は、彼が『左伝』を得意としていると聞いたので、自分熟読し議論をしようと考えた。ある人が彼に言った。「高岱は将軍がただ武勇秀でているだけで、文学才能持っていないと思っております。もし議論してみて『存じ上げません』と答えるようなら、それは私の言葉通りということです」。その人は高岱にも「孫将軍自分より優れた人物憎まれます。もし『存じ上げません』とお答えすれば、ご好意得られるでしょう」と語っていた《討逆伝》。

高岱はときどき孫策質問に「存じ上げません」と答えたので、孫策軽蔑されたと思い、彼を収監してしまった。友人居合わせた人々地べた座って赦免請うた。そうした人々が数里にわたって充満しているのを矢倉の上から見た孫策は、彼が民衆の心をつかんでいることを憎み、とうとう彼を殺してしまった。ときに高岱、三十歳余りだった《討逆伝》。

参照許貢 / 許昭 / 高彪 / 申包胥 / 沈〓 / 盛憲 / 孫策 / 張允 / 陶謙 / 陸昭 / 会稽郡 / 呉郡 / 徐州 / 長江 / 無錫侯国 / 余姚県 / 郡丞 / 孝廉 / 上計 / 太守 / 左伝


コウタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 07:45 UTC 版)

コウタイ
コウタイ Channa asiatica
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
上目 : 棘鰭上目 Actihopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : タイワンドジョウ亜目 Channoidei
: タイワンドジョウ科 Channidae
: タイワンドジョウ属 Channa
: コウタイ C. asiatica
学名
Channa asiatica
(Linnaeus, 1758)
和名
コウタイ
英名
Small snakehead
Asian snakehead

コウタイ閩南語鮕鮘[1];Ko͘-tai 学名Channa asiatica)は、スズキ目タイワンドジョウ科に分類される魚。別名キャリコスネークヘッドとも呼ばれることもある。

分布

台湾長江以南の中国に分布する。日本大阪府沖縄本島石垣島)にも移入[2]により定着しているが生息水域は極めて局所的で、個体数は少ない。

形態

全長30cm[2]。温帯に分布するタイワンドジョウ科魚類としては最小である。腹びれを欠く。体色は赤や褐色の個体が多い。体側には くの字型の縞が8~9本入り、その上に多数の銀色の斑点がある。中国語の「七星鱧」という呼び名はこの模様に由来する。

生態

空気呼吸ができ、清浄な渓流から低酸素のまで様々な環境に適応する[3]。適応できる水温幅も広く、1~38℃の間で生存可能だが、生育に最適なのは15~25℃の間で、12℃以下、32℃以上では摂食を停止する[4]

食性は動物食で、魚類、小型両生類昆虫類甲殻類などを食べる。

繁殖形態は卵生。1回に1000個以上の卵を産む。

人間との関係

生息地では食用とされることもある。

日本では一部に移入および定着し在来種への影響が懸念されることから、要注意外来生物に指定されていた[2]が、その後身である生態系被害防止外来種からは除外されている。

ペットとして飼育されることもあり、様々な改良品種が生み出されているほか日本にも輸入されている。キャリコスネークヘッドと呼ばれることもある。小魚アカムシイトミミズコオロギなどの活き餌を与えるが、飼育下では人工飼料や乾燥飼料にも餌付く。性質が荒く、同種他種共に混泳には向かない。繁殖目的などで複数飼育を行う場合は流木や岩などの隠れ家を多く設置して個体間の干渉を少なし、個体間の争いが激しくなったり全長に差が出た場合はすぐに隔離して単独飼育に切りかえられるようにする。

関連項目

参考文献

  1. ^ 臺灣閩南語常用詞辭典 中華民國教育部(正体字中国語)
  2. ^ a b c 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7 
  3. ^ Channa asiatica”. 中華民国中央研究院. 2021年12月31日閲覧。
  4. ^ 黑王子—月鳢”. 中国科学院. 2021年12月31日閲覧。
  • 「蛇似頭持魚 スネークヘッド」『月刊アクアライフ』380号、マリン企画、2006年、36頁。
  • 東隆司 「小・中型スネークヘッドコレクション」『フィッシュマガジン』514号、緑書房、2008年、89頁。

外部リンク




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