き‐ちがい〔‐ちがひ〕【季違い】
き‐ちがい〔‐ちがひ〕【気違い/気▽狂い】
きちがい
(キチガイ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 03:15 UTC 版)
きちがいとは、本来は発狂した人間、端的に状態が著しく常軌を逸した人間を指す。漢字では気違い、気狂いと表記する。また、気が違う、気が狂う、気がふれる、狂人(きょうじん)、キチガイ、キ印(キじるし)とも表現する。インターネットスラングでは基地外、または略してキチ、基地と表記することもある。動詞にすると、「気違いじみる」(自上一)などと使われる。転じて理性が欠如した者や「釣りキチガイ」など愛好家に対する蔑称として使われた。現代の日本では一般的にメディア上で使用が忌避される単語としても知られている。
注釈
出典
- ^ 精神医学の歴史 小俣和一郎 第三文明社 ISBN 9784476012521 p120
- ^ 江戸時代後期における精神障害者の処遇[3] (PDF) 板原和子 桑原治雄 社会問題研究・第49巻第2号 2000年 p196
- ^ 「封印作品の謎」安藤健二 太田出版 ISBN 978-4872338874
- ^ “女優の「キチガイ」発言で謝罪「放送禁止用語」とは何”. J-CASTニュース (J-CAST). (2009年3月8日) 2016年2月11日閲覧。
- ^ “また「戦友」を失った…「ジャーナリスト・江上茂さん」のこと”. 2012年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月25日閲覧。
- ^ オトキチはカミナリ族の勃興期、カーキチはモータリゼーションの加速期によく使われた言葉で、共に現在では自虐や冗談以外で用いられることはほとんど無い。
- ^ 精神病院を捨てたイタリア捨てない日本 大熊一夫 岩波書店 2009年 ISBN 9784000236850 「はじめに>用語について」
- ^ てんとう虫コミックス第3巻
- ^ ドグラ・マグラより「キチガイ地獄外道祭文」夢野久作
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