ウェブ・ウォーリアーズ
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「アルティメット・スパイダーマン」の記事における「ウェブ・ウォーリアーズ」の解説
第3シリーズ第62話、第63話、第64話、第65話(第61話、第62話、第63話、第64話)「異次元のスパイダーマン PART1-4」で登場する、異次元世界のスパイダーマンたち。異次元世界のスパイダーマンのDNA採取をもくろむグリーン・ゴブリンを追うピーターとそれぞれの世界で共闘。最終的にはDNAを元にパワーアップしたスパイダーゴブリンと戦うためにピーターの世界で全員が集合した。第4シリーズ第96話、第97話、第98話、第99話(第94話、第95話、第96話、第97話)「異次元のスパイダーマン、再び PART1-4」でも一部の者が登場。このほか「スカーレット・スパイダー」と新たなる「異次元世界のスパイダーマン」たちについても、便宜上この節に記載する。 ペトラ・パーカー / スパイダーガール 声 - 平井祥恵 / 英:オリヴィア・ホルト 女性と男性が入れ替わった異次元の世界でスパイダーマンとして戦う「女スパイダーマン」。彼女の世界にはグリーンゴブリンやニック・フューリー、ジェイ・ジョナ・ジェイムソンといったキャラクターの女性版も存在する。 スパイダーマン2099 声 - 荒井勇樹 / 英:フレディ・ロドリゲス 異次元の未来世界で伝説のヒーロー「スパイダーマン」の再来として戦うヒーロー。スパイダーマンに似た能力を持っているが、壁に張り付く能力はないため代わりに鋭い爪を壁に突き立てている。スパイダーマンスーツは金属繊維製。彼の世界は通常の2D作画ではなく3DCGアニメで表現されている。 原典はコミック版『スパイダーマン2099(英語版)』の世界のスパイダーマン。 スパイダーマン・ノワール 声 - 古賀明 / 英:マイロ・ヴィンティミリア 1930年代のアメリカ(禁酒法時代)風のモノクロの異次元世界のピーター・パーカー。彼の着るスパイダーマンスーツは軍服のようなデザインになっており、彼の世界ではその上にトレンチコートを着こみソフト帽をかぶっている。本来の世界のピーターとは異なり孤独を好み口数は少なく、ハードボイルド的な雰囲気を漂わせている。 第4シーズン(シーズン4)にも登場。シージ・ペリルスの欠片をめぐってスパイダーマンと共闘し、シージ・ペリルスの力が解放されたため、彼の世界は色がついた。 原典はコミック版『マーベルノワール(英語版)』の世界のスパイダーマン。 ピーター・ポーカー / スパイダー・ハム 声 - 田谷隼 / 英:ベンジャミン・ディスキン 1960年代の低児童向けアニメ(カートゥーン)風のコミカルタッチで人間のように暮らす動物たちの世界にいるブタ・ポーカーが、ビタミンたっぷりのクモが入り混んだメイおばさん特製パンケーキを食べた結果クモの力を得たヒーロー。アニマルアベンジャーズの一員として悪党と戦っていた(ネズミのアイアンマン「アイアンマウス」も登場する)。 原典は動物パロディコミック『スパイダーハム(英語版)』。なお、第1シーズン(シーズン1)第20話「スパイダー・ハム」でも、スパイダーマンがロキの魔法でブタに変えられた際に同じ姿になっている(デザインには差異がある)。 スパイダー・ナイト 声 - 森田了介 / 英:クリストファー・ダニエル・バーンズ 西洋の中世を思わせる異次元のスパイダーマン。蜘蛛の紋章が入った赤い甲冑を身にまとった騎士であり、スパイダーマンと同様に壁に張り付く力がある。同様のデザインのアーマーを着用した特殊能力はない馬「スパイダー・ホース」を所有し、甲冑はグリーンゴブリンのマシンの針が刺さらないほど防御力が高く、篭手にはウェブシューターや刀・弓矢が収納されている。 マイルス・モラレス / スパイダーマン / キッド・アラクニッド 声 - 朝比奈拓見 / 英:ドナルド・グローヴァー→オージー・バンクス 現代のニューヨークによく似た異次元に生きる13歳の黒人少年。その世界では先代のスパイダーマン(ピーター・パーカー)が世界を救った際に死亡しており、スパイダーマンと同様のパワーを持っているのに戦いに加わらなかった後悔から新たなスパイダーマンとなった。 第4シーズン(シーズン4)ではグリーンゴブリンとの交戦により元の次元に帰れなくなったためピーターたちのいる次元に留まり、ピーターと区別するために「キッド・アラクニッド」と名乗るようになった。 スーツは黒を基調に赤い線で蜘蛛の巣模様が入っており、ピーターにはない保護色による透明化と手から発する「ベノムブラスト」で敵を痺れさせる能力を持つ。 原典はコミック版『アルティメット・スパイダーマン』の世界の2代目スパイダーマン。 ベン・ライリー / スカーレット・スパイダー 声 - 大泊貴揮 / 英:スコット・ポーター 第79話「ヒドラの攻撃パート1」終盤で、ヒドラに占領・改造されたヘリキャリアから脱出したスパイダーマンを救出した人物。 初対面のスパイダーマンに、「初代スパイダーマン」と名乗った。 第87話「ハイドロマン」では、スパイダーマンの自宅のそばに現れたハイドロマンからメイおばさんを守るべく誘導した。ハイドロマン捕縛後、ピーターのおじの名前をとってベンと名付けられた。 実はドクター・オクトパスとつながっていた本当のスパイであり、シニスター・セブンの一員であった。ドクオックを「家も無かった自分にパワーをくれた恩人」と感じており、スパイダーマンを一度は裏切る。しかし、メイおばさんの説得やピーター達との思い出から見捨てられずドクオックに謀反する。最後はスパイダーマンとメイおばさんを脱出させて自身は崩壊するオクトパスアイランドを街から遠ざけるために残り海底に没し、生死不明となった。 実は生還しており、「スパイダー・スレイヤーズ」で再登場。自身の記憶を取り戻すため、ドク・オックのラボに来たところでスパイダーマンと再会。ドク・オックを発見して問い詰めるが記憶はヒドラ・アイランドにあると言われ、彼を伴ってヒドラ・アイランドに乗り込むが、そこでスレイヤーズと遭遇。自分はシンセゾイドにスパイダーマンのDNAを多量に配合して創られた存在であるということ、スレイヤーズの指揮官となるべく作られたということをドク・オックから聞き驚愕する。そして出自の特性上、スパイダーマンを倒すという目的を遂行するために一度は生まれ持った闇に屈したかに見えた。しかしスパイダーマンの厚い信頼もあって彼は己の闇に打ち勝ち、ウェブ・ウォーリアーズのベン・ライリーとして生きる道を選択した。 ウルフ・スパイダー 声 杉村憲司 / 英:クリストファー・ダニエル・バーンズ 第4シリーズに登場。多次元世界崩壊の危機を食い止めるカギとなる秘石「シージ・ペリルス」のカケラを集めようと、再び様々な異世界を巡るスパイダーマンとアラクニッドの前に立ちはだかる「謎のスパイダーマン」。彼もシージ・ペリルスを集めており、スパイダーマンの正体も知っている。 正体はスパイダーマンが悪党になっている次元のピーター・パーカー。シージ・ペリルスを使って全次元のスパイダーマンの生命エネルギーを吸収し、唯一無敵のスパイダーマンになろうとしたが、他のスパイダーマンたちの生命エネルギーは悪党の彼にとって毒であり、エネルギーの暴走で砕け散った。 ブラッド・スパイダー 声 - 宮本淳 / 英:ベンジャミン・ディスキン 第4シリーズに登場。バンパイアが支配する世界でバンパイアと戦うスパイダーマン。彼のウェブシューターには対バンパイア用の針射出機能がついている。 ウェブ・ビアード 声 - 宮本誉之 / 英:ウィル・フリードル 第4シリーズに登場。スパイダー・ハムの「トゥーン・ワールド」に良く似たタッチで登場する「海賊スパイダーマン」。海賊ヒゲを生やし、いかにも「大海賊」のようにふるまうが、この言動は海賊らしく振舞うための演技であり、実際の性格とは異なる。 ウェブ・スリンガー 声 - 竹田雅則 / 英:トロイ・ベイカー 第4シリーズに登場。西部劇のような世界で保安官ドック・オック・ホリデーと戦う「荒野のスパイダーマン」。テンガロンハットにポンチョをまとい、バンダナのようなマスクを口元に巻くなど、カウボーイらしい服装をしている。ウェブシューターはなく、クモ糸を発射する銃を2丁携帯している。不利な時は逃げようとするなど正義感らしくない言動をするが、この世界を訪れたスパイダーマンとアラクニッドの協力を受けて、ドク・オックが操っていたファントム・ライダー(正体は真の保安官ベンおじさん)を救う事ができた。 グウェン・ステイシー / スパイダー・グウェン 声 - 優希知冴 / 英:ダヴ・キャメロン 第4シリーズに登場。マイルス・モラレスの世界のスパイダーウーマン。クモのパワーはないため、マグネットブーツとデジタル・スパイダーセンスでスパイダーマンの能力を再現している。 マイルスがいなくなっため彼に代わり街を守るためスパイダーウーマンとなった。マイルスの世界の初代スパイダーマンであるピーターとは友人であった。ピーターの伯母であるメイおばさんが彼女を補佐している。 パンク・スパイダー 声 - 陣谷遥 / 英:ドレイク・ベル
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