インペリアル級スター・デストロイヤーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > インペリアル級スター・デストロイヤーの意味・解説 

インペリアル級スター・デストロイヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 02:24 UTC 版)

スター・デストロイヤー」の記事における「インペリアル級スター・デストロイヤー」の解説

インペリアルI級スター・デストロイヤー製造元:クワット・ドライブ・ヤード社大きさ全長1,600メートル 速度:60MGLT 操縦要員36,810名、砲手 275名、基幹乗組員 5,000±10乗員定員:9,700名(兵員武装ターボレーザー60基、イオン・キャノン 60基、トラクター・ビーム発射装置 10搭載機TIEファイター72機、上陸12機、AT-AT20台、AT-ST 30台、上陸15機、ラムダ級シャトル 8機、他多数 インペリアルII級スター・デストロイヤー製造元:クワット・ドライブ・ヤード社、ライラ・ウェセックス大きさ全長1,600メートル 速度:60MGLT 操縦要員36,755名、砲手 330名、基幹乗組員 5,000±10乗員定員:9,700名(兵員武装:重ターボレーザー3基、重イオン・キャノン1基、ターボレーザー50基、イオン・キャノン 20基、トラクター・ビーム発射装置 10搭載機TIEファイター 60機、TIEボマー 12機 上陸船 12機、AT-AT 20台、AT-ST 30台、上陸15機、ラムダ級シャトル 8機、アサルト・ガンボート 5機、個人用輸送艇 多数 インペリアル級スター・デストロイヤー(Imperial-class Star Destroyer)は銀河帝国時代帝国軍主力戦艦として銀河全域配備されていたスター・デストロイヤーである。スター・ウォーズ世界における銀河帝国象徴する戦艦である。当初はインペレーター級という名称で計画されていた。 宇宙空母要素持ち48機のTIEファイターTIE迎撃機)、12機のTIE爆撃機タイ・ボマー)、12機のTIE乗艦船(タイ・ボーディング・クラフト)を搭載している。TIE爆撃機誘爆備え防爆仕様格納庫他の機体とは分けて格納されている。航続距離長いが、惑星地表への離着陸能力無くなり連絡揚陸艇としてのシャトルを必要とするなど、強襲揚陸艦としての要素薄れた初期建造されインペリアルI級スター・デストロイヤー(Imperial I-class Star Destroyer)と当艦に改良加え火力シールド増強したインペリアルII級スター・デストロイヤー(Imperial II-class Star Destroyer)も存在する。『エピソード4/新たなる希望冒頭登場するダース・ベイダー艦はインペリアルI級艦名デバステーター」、『エピソード5/帝国の逆襲』に登場する艦はII級である。 前級からさらに大型化された船体全長1,600メートル達し当然ながら小回りはさらに効かなくなったしかしながらこのクラスは、スター・ウォーズ登場する艦船の中で最もバランスのとれた艦船であり、帝国の最盛期までに計2万5000隻ほど建造され帝国の崩壊後も建造続けられた。強行着陸はできなくなったものの、多数の上陸用シャトル地上戦用のAT-AT20機、AT-ST30搭載でき、さらにストームトルーパーの1個師団(約9,700人)が搭載可能なため、前級と遜色ない地上戦闘力を展開させることが可能である。地上部隊をランディング・シャトルで送り出した後、自身軌道上留まりターボレーザー砲撃するのが本級の主な運用方法である。 もちろん、最も重要な任務艦隊戦である。巨大な船体各所に計60基ずつ搭載されているターボレーザー砲塔イオン・キャノン破壊力すさまじく、特に上甲板両舷(艦橋構造物の左右)には、50mターボレーザー砲塔(Heavy turblaser turret)片舷3基と重イオン砲片舷1基を備えた重砲ステーションがあり、本級最大攻撃力を誇る。本級に狙われ宇宙船はもはや逃走するしか選択肢がないが、たとえ逃げたとしても、エピソードIV冒頭のように、艦首強力なトラクタービーム拿捕される運命にあった。しかし唯一ともいえる弱点は、これらの兵器至近距離カバーしていないことである。艦橋備えたセンサーシステム群は強力な遠距離探査能力備えているが、同時に至近距離接触している場合)等ではまった役に立たず、この弱点を知るハン・ソロ船長の操るファルコン号欺かれることもある。またインペリアル級は惑星大気圏内での活動には向いておらず、上空にとどまるには全開パワーが必要とされた。重要な機材がすべて保護されていたとしても、大気圏内でわずかでも動力供給障害生じれば、船の破壊を招くこととなった 基本的に帝国宇宙軍単独から少数のインペリアル・スター・デストロイヤーを他の補助艦船や小型艦船と組み合わせて艦隊構成しており、それぞれ独立した軍事行動展開している。ヴィクトリー級などは艦隊規模での運用前提設計されていたが、インペリアル級は追跡任務重要人物政府高官移送などにも利用され、主に単独行動することを前提とした設計になっている。インペリアル・スター・デストロイヤーは3隻で機動艦隊、6隻でセクター艦隊24隻で宙界艦隊構成するが、同一星系内に複数艦隊配備されることは式典などの例外除けば極めて希である。高度な産業惑星攻撃する場合には、6隻の本級とサポート艦が艦隊編成してあたることが多い。これはクローン大戦時、スター・デストロイヤー主な任務敵艦隊との交戦、および敵地上陸による占領活動であったが、銀河帝国時代分離主義勢力崩壊から反乱同盟軍結成までは、有力な対抗勢力存在しなくなっていたため、大艦隊を編成する必要がなかったのである拡大し過ぎた版図十分にカバーし、各惑星へと睨み効かせる威圧目的から、砲撃能力よりも搭載力を重視しスター・デストロイヤー次第単独任務適したになっていった。ただし、銀河内乱後半での反乱同盟軍躍進や、単艦行動中に本級が襲撃される事例増えるにつれ、再び本級も大艦隊を組み新たにモン・カラマリと協力して大型戦艦主力として戦力増強していた反乱軍艦隊対抗するダース・ベイダー率いる死の小艦隊(Death Squadron)は旗艦エクゼキューター以下8隻のインペリアル級と3隻のヴィクトリー級中心に編成されていた。Ⅰ級前記デヴァステイター」の他、スローン大提督の「キメラⅡ級ではロース・ニーダ艦長の「アヴェンジャー」等がある。 本級は20年続いた銀河帝国支配象徴として銀河広くその名を知らしめた。帝国元老院解散後恐怖統治象徴としてデス・スター建造していたが、就役期間があまりにも短く存在知れ渡る前にI・IIともに撃破される。その上デス・スター建造極秘だったため、銀河系のほとんどの住人にとって、帝国圧政象徴はインペリアル級スター・デストロイヤーであった銀河内乱終結後にも、正史ではファースト・オーダー非正史では新共和国銀河連合自由同盟)によって運用されている。

※この「インペリアル級スター・デストロイヤー」の解説は、「スター・デストロイヤー」の解説の一部です。
「インペリアル級スター・デストロイヤー」を含む「スター・デストロイヤー」の記事については、「スター・デストロイヤー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「インペリアル級スター・デストロイヤー」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インペリアル級スター・デストロイヤー」の関連用語

インペリアル級スター・デストロイヤーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インペリアル級スター・デストロイヤーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスター・デストロイヤー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS