インターセプタードール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 02:17 UTC 版)
「一撃殺虫!!ホイホイさん」の記事における「インターセプタードール」の解説
ホイホイさん 声 - 釘宮理恵(無印) / (田村ゆかり、平松晶子、野田順子:PS2) 本作品の主役機。「マーズ製薬」が開発した害虫駆除ロボット。キャッチコピーは本作のタイトルでもある「一撃殺虫!!ホイホイさん」。 外見はロングスカートのメイド服を着た女の子。銃器の他、刀剣やハンマーなどの近接武器まであらゆる装備を駆使して害虫を駆除する他、死骸の掃除や袋詰めから、火災用の水鉄砲も装備可能な汎用性を誇る。服装、武器などあらゆるカスタマイズが可能で、本来の役割の害虫駆除以外にも人気に火がつく。頭部アクセサリーパーツが起動スイッチになっているのだが、装備の一部によっては自身の攻撃のモーション中に接触し、勝手にオフになってしまう事がある。後発の機体に比べるとスペックはどうしても見劣りするが、常にバージョンアップを繰り返して対応している。基本的に音声は搭載されていないが、外部スピーカーを頭部アクセサリーと換装することで音声を発生させることができる(無表情はそのままであるため、表情は別途換装が必要)。 背面にUSB端子を備え、必要に応じてPCに接続しシステム設定やソフトのインストールを行う他、増加バッテリーパック、飛行ユニットのようなオプションの装着に用いる。バッテリーはニカド電池。減少すると専用クレードルまで自動で帰投し、自身で付属の靴を脱いでから足裏の電源端子から充電を行うが、バッテリー寿命が迫るとクレードルに戻れずに家具の裏などで立ち往生してしまうこともある。 その後、マーズ製薬が「XENTEX」に合併吸収されて「ゼンテックス・マーズ」となり、その新社長となって戻って来た古屋敷の案で全世界へ展開。強化外骨格などさらなるオプションの拡充が行われている。 現行型はID-3で三番目のモデルである。世界展開に合わせてID-2型の復刻版がリリースされた。 ホイホイさんMini ホイホイさんのサポートユニットとして発売された、小さいサイズのホイホイさん。ホイホイさんの入れない隙間などで駆除を行い、ホイホイさん用の専用武器や弾を専用のカートで運んだりする。 コンバットさん 声 - 田中理恵(無印) 「マーズ製薬」のライバル会社、「KINRYU(キンリュー)」がホイホイさんに対抗して開発した。キャッチコピーは「撃滅指令!!コンバットさん」。 ホイホイさんよりもさらにミリタリー色が濃い製品になっている。後発機ゆえスペックは優り、TVCMではワイヤーを用いて高所からリペリングするなど運動性能をアピール。デフォルト装備のスタンユニット(電撃端子)など、直接打撃による駆虫を得意とする。 一方ソフトウェア面では識別機能などが劣る模様で、ホイホイさんは益虫(非駆虫対象)と判別するクモなども無差別に攻撃する。さらに、狙ってか知らずか、ホイホイさんまでも害虫と判断し攻撃してしまう。音声認識機能により、命令するとそれに対して「サー、イエッサー」と返答するが、識別機能の仕様に由来するのか理解・承諾できない命令にも適当に返答をしている。別会社から「寸止め君」という、ホイホイさんを攻撃しようとすると強制停止をかけるジャミングパーツが発売されているが、コンバットさんを複数所持していると、それぞれが勝手に外してしまう。 基本仕様として、わざわざ駆除した害虫の死骸を隠しもせずに集めてユーザーへ報告する機能を持つ。また、防水では無い為、水をかけられるとショートを起こして故障する。これらにより、インターセプタードールとしての高い駆除能力とは対照的に、何かと厄介な機能と欠点を抱えている。 背部オプション用コネクタは独自規格で、レドームを思わせる円盤状の「寸止め君」もここに装着する。電源端子及びUSB端子は頭部左右のアンテナ状パーツに内蔵されている。 商品展開では、武装面はトレーラー式のビームライフルなどマーズ製薬も躊躇するような代物をも商品化に踏み切る一方、コスチュームなどには注力されておらず、機体高が若干ホイホイさんより大きいため流用にも制約があり、マニアの間では自作する動きが活発。 コンバットさんRookie ホイホイさんMiniと同じ様にコンバットさんのサポートユニットとして発売された、小さいサイズのコンバットさん。基本的にはコンバットさんの部下として行動し、「寸止め君」が無ければホイホイさんを攻撃してしまう所も一緒。 ペストXさん マーズ製薬を辞めさせられた古屋敷が再就職したアメリカの会社、「XENTEX(ゼンテックス)」にて開発した第3のインターセプタードール。キャッチコピーは「殺陣烈風 ペストXさん」。 オボロという名の専用バイクがあり、移動用だけでは無く変形して大鉄腕となって合体する機能も備えている。害獣(ネズミと推測される)にも対応を謳っており、最後発ということもあってホイホイさんやコンバットさんよりも基本スペックが高く、武器は主に近接武器限定であるが、オボロとの合体形隊ではコンバットさんを一方的にねじ伏せることが可能。ホイホイさんを守るように設定されており、逆にホイホイさんを攻撃するコンバットさんを「キンリューの犬」と呼んで破壊も辞さない。 マーズ製薬とゼンテックスの合併後には、ユーザーのフルオーダーで販売するカスタムモデルも登場した。
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