アライグマくん
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「ぼのぼのの登場人物」の記事における「アライグマくん」の解説
アライグマくんの家族には父と母がいる。大木に住んでおり、玄関の穴の中には藁が敷いており、その中に食料や罠などの仕掛けのスイッチとなる木の枝があり、それを引っぱると岩や木の枝が飛び出し、食料はそのスイッチを踏みつけると飛び出し、食べた後の生ゴミを藁の中心に集めて踏みつけて外に捨てる仕組みにもなっている。また、仕掛けは外にもあり、蔓が一本ある。クズリのオヤジによれば、蔓を引っ張った際に落ちてきた物によって、在宅か留守かが判断できるらしい(スナドリネコさんは「どんな仕掛けだよ」と突っ込んでいた)。 アライグマくんのおとうさん 声 - 大塚周夫 / 梅津秀行 / 中嶋聡彦 / 立川談志 / 粟津貴嗣 アライグマくんの父で、息子以上に短気で喧嘩っ早く、息子のアライグマくんが捻くれて育った原因である。体色は茶褐色で、いつも眉間にシワを寄せ、イライラしている。世の中のあらゆるものが嫌いと豪語するが、アナグマくんのお父さんやヒグマの大将とは古い馴染なのか親しい様子。逆にスナドリネコさんをものすごく嫌っている(ただし、後述のようにアニメではそうでもない)。 気に食わないものは何でも殴る。特に息子のアライグマくんが一番犠牲になっており、難癖を付けてはぶっ飛ばしている。この息子に対する殴る蹴るなどの暴行を「面倒を見る」ことと称している。反面、他人の子供には基本的に優しい(ただし、初期にはぼのぼのにズケズケ物を言っていた。また、シマリスくんとは相性が悪いのか、投げつけたり、蹴飛ばしたり、言い争いをしている)。曲がっているとはいえある程度ちゃんとした大人で、暴力的だがたまに的を射た発言や行動もとる。また、作中でも石で刀を2本作るなど、手先が器用な描写もある。 妻とは別居状態。若い頃に妻やまだ小さかったアライグマくんをほったらかしにしていろんなところに出かけてばかりいたのが原因で妻を怒らせたというより、外に出るのが楽しそうな夫を見て「私も外に出たい」という妻の希望をあっさり承諾したがゆえに帰ってこなくなったというのが正確なところで、特に夫婦仲が悪いというわけでもない。アニメでは、育児に苦労している彼女に対して「育児はオレが引き受けるから、旅でもしてこい」と自ら外の世界に出ることを勧めており、原作に比べると夫婦仲はかなりよく描かれている。しかし、原作42巻において完全に決別する事となる。 原作では巻を重ねるごとに性格が丸くなってきており、息子に突っ込まれて冷や汗を流すこともある。 大人のキャラからは「アライグマ」と呼ばれ、アライグマくんが「アライグマの息子」と呼ばれることもあるが、基本的に「アライグマの親父」と言われている。背格好はソックリだが、アライグマくんよりも目付きが悪く鋭い。29巻で妻に続いて息子も旅に出てしまい、しばらくは父親キャラにして、一人暮らししていた時期もあった。 何かと厳しいが、息子のことを本気で嫌っているということはないようで、息子の旅立ちに際して何かと面倒を見たり、息子が旅から帰ってくるのを察知して好物を用意するなど、むしろ親として俗っぽい一面もある。また、息子も彼のいないところでは父を尊敬しているような発言をしたこともあり、何だかんだで親子仲は良かったりする。 テレビアニメ版では息子に対して原作以上に横暴な態度が目立っており、アニメ版で大人しくなったショー姉ちゃんとは対照的である。その一方で、スナドリネコさんを嫌っている描写は描かれず(ただし、第6話「オナラがプープーぷーッ」で「スナドリネコめ、余計なことを教えやがって…」と不機嫌になるシーンがある)、第20話でぼのぼのがホタルの森で迷子になった件で、自分の息子を叱りつけた際に、スナドリネコさんに宥められて、叱るのをやめ(その時の会話では互いに敬語を使っていた)、その後、スナドリネコさんたちと一緒にぼのぼのを探しにいき、第22話では性格が変わってしまったアライグマくんに動揺したことから、スナドリネコさんに「夢と現実を区別する方法」を相談しに行った(しかし最後は彼自身の性格が変わってしまった)。 アライグマくんのおかあさん 声 - なし / 潘恵子 / 折笠愛 / なし / 重松朋 アライグマくんの母。旅をしているので現在8巻、9巻のみの登場。体色は橙色で、「あー、おかしい」と変な感じに笑う。変な歌も歌う。ヤマビーバーくんのする変な顔をおもしろいと感じる、変わった感性を持つ性格(ただし、夫が作った家の仕掛けには「こんなことばかりして…」と呆れている)。 アライグマくんは母親とあまり接したことがなく、彼女に対して敬語で話す。また、母のほうもアライグマくんを「おチビちゃん」と呼ぶ。アライグマくんは彼女との再会の会話で「顔が父親に似てきた」「母親が旅に出るきっかけとなった話」を聞かされたときには激しく動揺していた。そこから再び旅に出るときに夫から「オレも(息子の)面倒見んの飽きたから、今度は早く帰って来いよ」と言われ、約束した。 42巻で再登場するが、ヤギの男との不倫関係が明らかになる。この頃には既に夫に愛想を尽かし、それを良く思わない息子に対しても当たり散らすようになる。 原作版とアニメ版では夫婦関係が全く異なるが、どちらにしても嫌っているわけではない描写がある。アライグマくんも原作とアニメでは彼女が戻ってきた際の反応が異なっている。
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アライグマくん (The Raccoon)
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「Dick Figures」の記事における「アライグマくん (The Raccoon)」の解説
日本出身のアライグマ。自称「超自然的忍者」と言うが、ハロウィン時の服装や、戦闘スタイルからして、どう考えても「侍」に近い(煙玉を1度使ったことがある)。日本語訛りの英語を話し、ときどき挨拶や食べ物を日本語で表現する。友達は主に女性が多く、相当モテるということか。主要メンバーで一度も死亡していない唯一のキャラでもある。ルックスの可愛らしさとは裏腹に剣の達人でもある。その卓越した剣術でレッド達を敗北寸前にまで追い詰めたこともある。寿司と刺身が大好物。劇場版では、重要人物の一人という位置づけにあり、彼の家族も登場する。
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アライグマくん
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