アメリカ・デュエル・アカデミア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 04:31 UTC 版)
「遊☆戯☆王GX」の記事における「アメリカ・デュエル・アカデミア」の解説
デイビット・ラブ 1月1日生まれ。身長182cm、体重78kg。 アメリカ校からの留学生。一人称は「Me」で二人称は「You」。マックとおそろいのピアスをつけている。みどり曰く「マセガキ」。 世界で各1枚しか存在しない「プラネット・シリーズ」の1体「The big SATURN(ザ・ビッグ・サターン)」を所持している。使用デッキはそれを主軸とした【機械族】。 精霊の宿るカードを探すうち、翔の反応から彼が精霊の存在を知っているかもしれないと察知し、後に万丈目が召喚した「光と闇の竜」を精霊だと確信する。 過去に、アメリカに居る際、吹雪に敗北している。 デュエル大会の予選で十代にデュエルを申し込まれるが「レッド所属(レベルが低い)」と言う理由で断った。しかし、マックから十代が精霊のカードの所持者であることを聞いて接触しなかったことを後悔する。ただし、この時デイビットが見たのは万丈目が召喚した「光と闇の竜」であり、後からマックに「十代は精霊のカードを知っている」と聞かされたことで「ドラゴンの精霊のカードを持っている」と勘違いしていた。これについてはその決闘の際にハネクリボーを見たことで解消されている。 明日香を1ターンキルで仕留めるなど実力は確かだが、感情的になりやすくやや詰めが甘い。亮帰還記念デュエル大会準決勝で万丈目に「闇の決闘」を仕掛けるも返り討ちに遭い、意識不明の重体に陥る。 レジー・マッケンジー 10月10日生まれ。身長175cm。 アメリカ校からの留学生で愛称は「マック」。泣きボクロが特徴。ディビットとおそろいのピアスをつけている。みどり曰く「マセガキ」。後に紅葉と「闇の決闘」を行った本人である事が判明した。 ディビットと同じく「プラネット・シリーズ」の1体「The splendid VENUS(ザ・スプレンディッド・ヴィーナス)」を所持している。使用デッキはそれを中心とした【天使族】。 デュエル大会予選にて明日香を破り、彼女から「精霊のカード」とつながりを持つ十代のことを聞き出す。 精霊のカードの所持者が判明し「観衆の中で決闘をする意味がなくなった」ことを理由に、「聖なるバリア -ミラーフォース-」をセットしていたにも拘わらず三沢に勝ちを譲るなど、ディビットとは対照的に冷静かつ合理的な性格をしている。 亮帰還記念デュエル大会決勝が行われる一方でみどりに「生贄」と称し、実験の意味も込めて初めて自らの意思で「闇の決闘」を仕掛け、紅葉を目覚めさせる方法を材料にみどりを脅す事で(闇の決闘であるため決着がつくと敗者は昏倒してしまう)辛くも勝利する。直後、駆け付けてきた十代に精霊のカードを賭けた「闇の決闘」を仕掛けるも敗北。一時はデイビット同様、意識不明となるがハネクリボーの力によってみどり共々意識を取り戻した。しかし精霊のカードや闇の決闘に関する記憶は失われてしまった。 その後はエドいわく「子供の頃のような」性格に戻り、物腰からも冷徹さが消えていた。交流戦終盤、マッケンジーの動向を不審に思って後をつけたところ、港の倉庫にいた所を見つかってVENUSを回収され、昏倒。トラゴエディア消滅後は意識を取り戻したようだが、吹雪共々療養中の模様。 ジェームズ・クロコダイル・クック 3月14日生まれ。身長185cm、体重73kg。 アメリカ校からの留学生。留学早々、吹雪にデュエルを挑む。その際、彼がマッケンジーの「駒」の1人であることが判明する。デイビットのことを鼻持ちならない奴と思っている。 使用デッキは【アリゲーター】。「プラネット・シリーズ」の1体「The tyrant NEPTUNE(ザ・タイラント・ネプチューン)」を切り札としている。 名前がアニメ版と微妙に変わっているが、本来「ジム」は英語圏でジェームスの愛称で用いられるものであり、作中でオブライエンがジムと呼んでいる。アニメの設定資料でもジェームスとあることから本名はジェームスであると思われる。 アニメ版では右目にはオリハルコン製の眼が埋め込まれているが、本作ではデイビット達のピアスと同じ素材になっている。 交流戦初日にはオブライエンと組んで万丈目&翔と戦ったがロイドの効果をフル活用した翔の戦術に敗北。2日目には三沢と対戦したが、この時マッケンジーの目がなかったことから独断で「闇の決闘」を仕掛けて勝利している。 アモン・ガラム 2月5日生まれ。身長190cm、体重78kg。 プロを目指すアメリカ校からの留学生。自信過剰な性格で、すでにプロであるエドに敵対心を持ち、交流戦初日にタッグを組んだヨハンを見下している。 使用デッキは永続魔法「封印の真言」によって効果を得る【封印獣】。モンスターカード名は全て台湾の神話に登場する神々の名前が冠されている。十代戦ではマッケンジーによって与えられた「プラネット・シリーズ」の1体「The Despair Uranus(ザ・ディスペア・ウラヌス)」を使用。 シドという病弱な弟がおり、彼の「プロになる」というこだわりは弟の手術に必要なお金を得ることに起因している。 タッグデュエルでは前述の通りヨハンと組んで三沢&明日香と戦ったが、戦法が単独時のものと変わらなかった。この時は三沢が召喚したダイダラボッチに対し(この時「真言の呪縛」により弱体化していた)、ヨハンが封印獣1体とライフを犠牲にする形で破壊、続くターンの明日香のアドバンス召喚を阻止したが、これに対し心中で「余計なことを」と毒づいた挙句ヨハンの狙いを無視して彼の昆虫を自身のアドバンス召喚に使用する(この結果ヨハンは手札にあった「蝶の妖精」を召喚できなくなり、最終的に敗北)など戦術眼の低さが目立った。 マッケンジーが吹雪を「駒」にした現場を目撃してしまったため、自身もマッケンジーの「駒」にされる。翌日、十代と戦うも敗北、マッケンジーに「敗者の罰」を与えられる。 ヨハン・アンデルセン アメリカ校からの留学生。虫が好きで、オオムラサキを追いかけている時に十代と出会い意気投合する。十代と同じく楽しいデュエルを好む。マッケンジーに洗脳されているがその自覚はなく、普段は闇のデュエルを行わない。 使用デッキはアニメ版での【宝玉獣】ではなく、【昆虫族】。「プラネット・シリーズ」の1体「The tripping MERCURY(ザ・トリッピング・マーキュリー)」を切り札としている。 オースチン・オブライエン 3月29日生まれ。身長175cm、体重67kg。 アメリカ校からの留学生。プロデュエリストの父親が決闘後に「闇の決闘」という言葉を残して昏倒した、という過去をもち、同じくデュエル後に意識不明となったデイビットに着目。その対戦相手であった万丈目から事の真相を聞き出そうとしている。 使用デッキはアニメとは違い【ヴォルカニック】ではなく【エレクトロ】。2日目の交流戦の前にマッケンジーから「The blazing MARS(ザ・ブレイジング・マーズ)」を与えられている。 交流戦初日にはクロコダイルと組んで万丈目&翔と対戦。ひたすらクロコダイルのサポートに徹する堅実な戦法で二人を追い詰めたが逆転勝利を許すこととなった。 エド・フェニックス アメリカ校からの留学生にしてプロデュエリスト。韓国でのプロデュエルがあった為、他の留学生よりも1日遅れで来日。マックとは幼馴染でデュエルの腕にも一目置いている様子。「プロ」であるがゆえ、常に観客を盛り上げる事を意識したデュエルをする。 使用デッキはアニメ版と同じ「HERO使い」ではあるが【D-HERO】ではなく、【V・HERO(ヴィジョン・ヒーロー)】。交流戦2日目では明日香との対戦で「プラネット・シリーズ」の1体「The grand JUPITER(ザ・グランド・ジュピター)」を使用するが、召喚時に「何か重苦しい雰囲気がする」と違和感を持っていた。 ジュニア時代、「カイザー」と「キング」に勝ち越せなかった事を心残りとしている。 年齢が異なり、アニメでは十代より1歳下だったが、本作では十代より2歳上。 Mr.マッケンジー アメリカ・デュエル・アカデミア校長でマックの父親。エドの父親・フェニックスと面識があった。現在はトラゴエディアに体を乗っ取られて自我が消えており、他者のことは「駒」としか思っていない。 完全復活を遂げたトラゴエディアが、十代と万丈目の勝負に臨むため再び器として使われた。トラゴエディア消滅後は元に戻ったらしい。 使用するデッキは、トラゴエディア曰く「俺が俺自身のために」産みだしたもの。「プラネット・シリーズ」の1体「The supremacy SUN(ザ・スプレマシー・サン)」を切り札とし、古代エジプトの悪霊風のモンスターやライフ回復系カードを多用する。SUNの能力である「墓地に送られた次のターンのメインフェイズに特殊召喚される」と、モンスターが破壊される度攻撃力に応じてライフを回復する永続魔法「漆黒の太陽」のコンボが主力。
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