アメリカ・デッカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 17:35 UTC 版)
「デッカ・レコード」の記事における「アメリカ・デッカ」の解説
英デッカの米国子会社として1934年に設立された米デッカは、第二次世界大戦中に親会社との資本関係を失った。しかし、ビング・クロスビーやパツィ・クラインなどの人気スターを輩出し、独立会社として伸張した。1940年にはブランズウィック・レコードを、1952年にはユニヴァーサル映画を傘下に収めている。1950年代にはバディ・ホリーやジャッキー・ウィルソンを送り出し、ロックンロールの成立の一翼を担った。 1962年にMCAに買収され、後にMCAレコードと改名した。その後、ABCレコードやゲフィン・レコードを買収して規模を拡大し、1998年にポリグラムとの合併によって世界最大のレコード会社となり、英デッカと再び同系列となった。これを機に英デッカもアメリカ及び日本でのレーベルを「ロンドン」から「デッカ」に変更した。
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