はぐれリーガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 03:49 UTC 版)
「疾風!アイアンリーガー」の記事における「はぐれリーガー」の解説
チームをクビになった、初期契約終了後に移籍先が見つからなかったなど、様々な理由でアイアンリーグから離れ、裏世界に行ってしまったリーガーたち。作中では引退してアイアンリーガーを辞めた者、ゴールド三兄弟やウインディのようにフリーとなった者もはぐれたと表現しているが、「はぐれリーガー」とは意味が異なる。 ゲバラ 声 - 大塚芳忠 バスケリーガー。所属リーグの消滅に伴う廃棄処分を恐れてジャングルに逃亡・野生化し、ロボットを破壊しては燃料のオイルを奪って生きていた。トップジョイとの邂逅と対決によって理性が蘇えり、自分がバスケリーガーであることも思い出す。 ワイルドホーク 声 - 大塚明夫 野球リーガー。かつては「優勝請負人」の異名を持つ球界屈指のピッチャーだったが、プライドの高さから敬遠の指示を拒否して引退、必殺の魔球を繰り出す右腕も文字通り錆付き、はぐれリーガーに身を落としていた。 シルバーキャッスルとの試合でかつての情熱を取り戻し、アイアンリーグからのオファーを受けて球界に復帰、レッドフライアーズに入団しワールドチャンピオンシップ2ndステージ第7戦でマグナムとの再戦を果たした。 必殺魔球は「ファイヤーコメット」。 デウス 声 - 佐藤正治 元ダーク所属のバレーボールリーガー。飛行可能型アイアンリーガーとして開発されたが、試作段階だったのか燃費が非常に悪く、同型機で編成されたチームもろともダークから放逐される。元ダークのリーガーということでどこからも雇ってもらえず路頭に迷ったことで荒んでしまい、はぐれリーガーとなっていた。ダークへの復帰を条件にシルバーキャッスルと戦う。一見腰の低い口調で接してシルバー勢を騙し討ちにかけたり、その勝負の最中にも身の上話で彼らの同情を誘っておいて不意を突き反撃に転じようとするなど性格的には黒い部分も少なからず見受けられる(そのことを知っていたゴールドアームには「スポーツマンシップの通じないAIの底まではぐれた奴等」と評された)が、ブルアーマーとの一対一の対決で心を動かされて改心し、シルバーキャッスルの仲間になる。 ダイクダイソン 声 - 鈴木清信 ボクシングリーガー。ランキング10位の腕前だったが、旧式で外見も地味であったため新型の登場により所属ジムから廃棄処分にされそうになり脱走。以来20年、山奥の洞窟で独り隠遁生活を送っていた。 リュウケンとのボクシングの試合をきっかけに正式に引退、このとき引退するボクサーへの餞である10カウントゴングの儀式も行われた。その後山を下り、新たな人生を歩むことを決意。のちにジェットセッターのチームに参加する。 シスレー 声 - 辻親八 アラビアンナイト風の趣をあしらった剣術リーガー。砂漠で地上船を操り、彼と同じく各部容姿が似ている直属の部下が数名と、各スポーツのモブリーガーたちで構成された盗賊団の首領をしている。新月刀を用いた剣技「ムーン・ソード」は、十郎太と互角の腕前。一時期船にはリカルドが医者として乗っていた。 ヘルスパーズ スパーキー(声 - 山崎たくみ)、リベロン(声 - 山形ユキオ)、ストレイク(声 - 桜井敏治)、ミッディ(声 - 北島淳司)の4人で編成されるサッカーチーム。倉庫の隅で埃をかぶっていた鉱山開発用ロボットが、町おこしのために改造され、アイアンリーガーになった。 マッハウインディのように強くなりたいと願って練習に励み、手がかりを掴みかける。しかし、その心をセーガルに付け込まれ、洗脳強化パーツを装着されてシルバーキャッスルへの刺客にされてしまう。助けに現れたゴールド三兄弟+ウインディの必殺シュート「トルネードスパイラル」によって正気を取り戻す。それ以降はゴールド三兄弟の指導の下、更なる研鑽に励んでいる。 必殺技は対戦場所となった火山噴火口でマグマを使った「マグマショッカー」。 アルカード 声 - 若本規夫 アイスホッケーリーガー。「エリザベートの誘惑」というリーガー固有のウイルスに冒され、バンパイアリーガーと化して周辺住民の脅威となってしまい、闇の貴公子によって討伐されかけていた。闇の貴公子配下のハンターリーガー2体やGZを吸血してバンパイアリーガーにしてしまうなど、シルバーキャッスルを悩ませる。ワクチン接種に成功したGZに見取られる形で朝日を浴びて砂と化すが、ワールドリーグ開幕前に生き返った(理由は不明)。 ジェットセッター 声 - 岸野幸正 アメフトリーガー。ブルアーマーのチームメイトだったが、ある試合で運悪く暴走してしまったブルに角で突き倒され、引退を余儀なくされる。その試合でブルの暴走の巻き添えで破壊されたボールを保管していた。 その後、ブルの暴走でチームが壊滅したことも相まって憎悪に凝り固まった末に性格が歪み、リーガー同士の生死を賭けた見世物試合「デスバトル」を主宰していたが、10年ぶりに再会したブルアーマーとトップジョイとの友情に心を打たれてデスバトルを廃業。ブルに件のボールを譲って姿を消し、アイアンリーグへの再起を誓った。後にデスバトルを興行していた頃からの部下たちと共にリーガーたちを集めてアメフトチームを結成する。 アンプ 声 - 高山みなみ ライトスポーツ用のアイアンリーガーであるアイアンボウラー。かつて双子の姉のワットとペアを組んでいたが、ラフプレイに負けたのをきっかけに、アイアンボウルから身を引いて保安官助手として働いていた(厳密な意味ではぐれリーガーではない)。単体での必殺技は「クインビーサイクロン」ワットと共に必殺技「ツインバードフライヤーフォルテッシモ」を使う。 ワット 声 - 安達忍 アイアンボウラー。かつて妹のアンプとペアを組んでいたが、ラフプレイに負けたのをきっかけに、はぐれリーガーに身を落としていた。二人の弟分を引き連れてシルバーキャッスルに戦いを挑む。必殺技は「スピンナーフラッシュダイナマイト」。後にリーガーとしての誇りを取り戻した末に「スピンナーフラッシュリフレッシング」を使う。後にOVAでは「スピンナーフラッシュドリーミング」として活躍。
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