はぐれ仕事人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 11:02 UTC 版)
「必殺仕事人V・激闘編」の記事における「はぐれ仕事人」の解説
第1話で処刑された元締 丁字屋半右衛門の配下で、主水グループの正規メンバーでは無いが、助っ人として仕事に参加する。3人揃っての仕事は第1、2話のみで、3人が同じ場面に揃って登場するシーンもない。 壱 演 - 柴俊夫 はぐれ仕事人。初登場時は主水の下で働く目明かしだが、2話からは住所不定の定職に付かない遊び人となる。 陽気な性格のお調子者で、女好き。女遊びで散財し、加代によく金をせびり、当初は仕事料の分け前を釣り上げることもあった。一方で、殺しに関しては表の陽気さが一転して、感情を全く顔に出さずに淡々と標的を葬る。 自由気ままな立場を利用し、仕事に関する情報収集を行うことも多い。女や子供、老人には優しく接し、子供と遊ぶ場面も見受けられ、その際には一(壱)が付く偽名を用いる(壱助など)。主水の前に現われた時は目明かしの十一(とっぴん)と名乗ったが、偽装の身分であるらしくそれ以降は目明かしとしての描写はない。 最終回における人相書では「壹助」という名前であった。子供時代は親と隔離させられた過去を持つ。主水に対しては一目置いているのか控えめに接し言葉遣いも丁寧だが、他のレギュラーメンバーに対しては基本的に格下扱いで振る舞っている。 弐、参の登場頻度が低いのに対し、壱は登場回数が多く、正規メンバーとほとんど変わらない。 弐 演 - 梅沢富美男 はぐれ仕事人。自称「役者崩れ」だが、女形”市村菊之丞”の姿で座敷に上がることもある。壱以上に頼み料の分配にはがめつい。第1話では女形で主水に近づき手合わせを行った。 登場頻度は低いが、最終回には登場する。また、参と共演する場面も少なく、同じ話に登場しても参と顔を合わせる場面がない。 最終回における人相書では「貮造」という名前で記されている。最後の仕事を行った後、江戸を旅立つ。 参 演 - 笑福亭鶴瓶 上方出身のはぐれ仕事人。表稼業は長崎のポッペン(ガラス製の玩具、ビードロ)売り。陽気で人懐こい性格だが、大胆さも持ち合わせる。第1話では主水の仕事場に行ったり、政の長屋に押しかけ政・加代と接触している。 普段はメガネのようなものをかけているが、仕事の際には外している。 弐と同様、登場回数は少なく、最終回は登場しない。弐と共演する場面も少なく、同じ話に登場しても弐と顔を合わせる場面がない。 上方出身との設定であるが、第8、24話、最終回の上方の仕事人が絡む回には登場しない。
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