「闇の会」、はぐれ仕事人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 11:02 UTC 版)
「必殺仕事人V・激闘編」の記事における「「闇の会」、はぐれ仕事人」の解説
「新・必殺仕置人#「寅の会」とそのシステム」も参照 本作は『新・必殺仕置人』に登場した「寅の会」を踏襲した一大組織が、裏稼業を全て仕切っている。本作は奉行所による大々的な仕事人狩りが行われていることに伴い、江戸で活動している殺しの斡旋業者(元締)は「闇の会」しか無いという設定である。そのため、元締を失った「はぐれ仕事人」は仕事を受けることができないという事態が発生し、壱らは主水グループに手を貸すという形で、金を得ようとする。 基本的なシステムは「寅の会」と同じで、それぞれの仕事人グループの代表者が集まり「値引き競り(ダッチ・オークション)」が行われ、最低金額を提示したグループが依頼を受ける。そして、期日までに殺しを行うという趣向である。逆に「寅の会」と異なるのは依頼人の面通しがあることで、代表者は依頼人の顔を知ることができる。依頼人が死亡した場合でも「寅の会」のように取り下げにはならず、依頼人の遺体や飼っていた動物が面通しに現れたことがある。 「寅の会」と比べると規律は緩く、談合なども普通に行われたが、「寅の会」と違い何故か主水らが依頼人になる事が出来ないシステムである。そのために17話では、依頼人無しで闇の会が開かれた。最初の仕事など、主水グループにかなり譲歩することも多い。作中では加代以外が落札したのは第10話のみで、基本的に物語に強く絡む要因では無かった。 最終回で、上方の外道仕事人たちに乗っ取られ、「闇の会」は壊滅するが、同名の殺しの斡旋組織はその後のスペシャル番組でも登場する。
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