さるなし

デジタル大辞泉

さる‐なし【猿梨】

読み方：さるなし

マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地に自生。葉は広楕円形で先がとがる。初夏に白花をつけ、実は球形で、熟すと甘酸っぱく、食用。しらくちづる。こくわ。

撮影・おくやまひさし

サルナシの実

植物図鑑

さるなし (猿梨)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、アムール地方に分布しています。山地の沢沿いなどに生え、蔓性で大きく成長します。葉は楕円形で堅く、縁には細かい鋸歯があります。５月から７月ごろ、直径１～１．５センチの白い花を咲かせます。雌雄異株または雌雄雑居性です。小さな果実は円形から楕円形で、秋に熟して食べられます。
●マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性低木で、学名は Actinidia arguta。英名は Bower actinidia, Hardy kiwi, Tara vine。

マタタビのほかの用語一覧

マタタビ：

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ウィキペディア

サルナシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/05 16:47 UTC 版)

サルナシ（猿梨、学名: Actinidia arguta）はマタタビ科マタタビ属の雌雄異株または雌雄雑居性のつる植物で、落葉性植物。別名：シラクチカズラ、シラクチヅル、コクワ（小桑）、シラクチ、ヤブナシなど。山地に生える。果実はキウイフルーツを小さくしたような外見で、酸味と甘味があり食べられる。和名は、サルがこの実を食べるということで名付けられたものである。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さるなし

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 11:57 UTC 版)

名詞

さるなし【猿梨】

1. ツバキ目マタタビ科マタタビ属に属する蔓性落葉植物。学名:Actinidia arguta。別名、しらくち。