怠惰
「怠惰」とは、すべきことをしない様子のことを意味する表現である。
「怠惰」とは・「怠惰」の意味
怠惰とは、怠けてだらしないことである。受験に失敗した受験生が、再受験の意志があるにもかかわらず、勉強をせずにゲームに時間を費やして日を送ったりするなどが具体例となる。「七つの大罪」はキリスト教の主にカトリックで用いられる言葉で、その中の1つが霊的怠惰だ。これが怠惰の語源だと言われ、本当の意味は働きすぎて忙殺され、真の自分の姿から目を背けて逃避することである。イタリア語で怠惰はpigriziaだが、「七つの大罪」での怠惰はaccidiaとなる。怠も惰も訓読みでは「おこた(る)」である。しかし、ほとんどの場合は「怠る」が使われる。そのため惰は使う機会が少なく情と勘違いされて「怠情」と書かれることもある。「山月記」は中島敦のデビュー作で、清朝の説話集「唐人説薈」にある「人虎伝」が基となっている。「山月記」の中には「刻苦をいとう怠惰」という語句が出てくる。意味は心身を苦しめて励むことを嫌う、怠けてだらしない様子となる。「Re:ゼロから始める異世界生活」は、長月達平による日本のライトノベルである。2014年から文庫として刊行され、アニメ化もされている。通称は「リゼロ」だ。「リゼロ」には嫉妬の魔女サテラを信奉する狂信者集団「魔女教」が登場する。大罪司教と呼ばれる幹部がキリスト教の「七つの大罪」になぞらえて、嫉妬以外の6つの大罪を担当している。怠惰を担当しているのがペテルギウス・ロマネコンティであり、魔女教の創始者の1人でもある。ペテルギウスの正体は精霊で、「怠惰」という権能を持つ。「怠惰」は精霊と親和性の低いものを一時的に狂わせ、戦闘不能にする能力だ。ペテルギウス自身は勤勉であり、敵味方を問わず勤勉なものに称賛を送り、怠惰なものには制裁を加える。
「怠惰」の読み方
怠惰の読み方は、「たいだ」である。「怠惰」の熟語・言い回し
怠惰の熟語・言い回しには次のようなものがある。怠惰すぎるとは
怠惰すぎるは、怠惰の度合いが水準を超えているである。
怠惰するとは
怠惰するは、怠惰の誤用である。怠惰は後ろに名詞をつけて、怠惰な~と形容詞的に使われることが多い。「山月記」の例のように通常の名詞として使う場合もあるが、動詞の「する」をつけて怠惰するの形で使うことはない。
怠惰な性格とは
怠惰な性格は、すべきことをしないだらしない行動に現れる、その人固有の感情や意志の傾向である。
怠惰を貪るとは
貪るは際限なくある行為を続けたり欲しがったりすることであるが、怠惰を貪るという言い回しはない。惰眠を貪るの誤用であると考えられる。惰眠を貪るは怠けて眠ってばかりいることや、すべきことをせずにいい加減に暮らしていることを指す。
「怠惰」の使い方・例文
怠惰の使い方・例文は次のとおりである。・彼は裕福な生まれだが、怠惰な生活のために身を持ち崩した。
・受験に失敗した兄は、怠惰が原因だと自分を責めた。
・「三年寝太郎」は日本の民話で、怠惰に眠ってばかりいた寝太郎が、ある日起き出し知恵を働かせて長者の娘と結婚する話だ。
・怠惰は、キリスト教の「七つの大罪」に含まれる。
・猫は寝てばかりいるからその名がついたと言われるほど怠惰だが、ペットとして人気がある。
・定年退職したらやりたいことが沢山あると言っていた父だったが、結局は毎日テレビを見ながら怠惰に暮らしている。
・正月ぐらい怠惰にすごそうと思ったが、習慣でいつもの時間に起きた。
・若いころには、怠惰な彼女が好きという歌詞の歌をドライブ中によく聞いていた。
・怠惰な母親を持つ子供は、勤勉になるというのは本当だろうか。
・カタツムリは怠惰なのではなく、ゆっくり進む生き物だ。
・ナマケモノがほとんど動かないのは、哺乳類なのに変温動物という体の構造のせいであって怠惰なわけではない。
怠惰
怠惰とは、なまけておりだらしないさま、を指す言葉である。
怠惰の語を構成する「怠」の字も「惰」の字も、共に訓読みで「おこたる」と読める。どちらも「おこたる」「なまける」という字義がある。つまり「怠惰」は、「巨大」や「飛翔」などと同様、同義語を併置した構成の語彙である。
「怠惰」を英語に訳するとすれば「lazy」が訳語の第一候補に挙がる。lazy は(人が)だらだらしているさまを形容する言葉であり、怠惰なさまを形容する語である。ただし、lazy は文脈によっては「(雲や川が)ゆっくりと・おだやかに移ろうさま」を表現する語としても用いられる。
「怠惰」に関する概念としてキリスト教における「七つの大罪」が挙げられる。七つの大罪は、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲や感情の総称である。具体的には、「《傲慢》の罪」「《憤怒》の罪」「《嫉妬》の罪」「《怠惰》の罪」「《強欲》の罪」「《暴食》の罪」「《色欲》の罪」の計7つで構成される。《怠惰》は、わりと消極的な姿勢であって、他の悪徳ほど有害と思えない感もあるが、必要以上の過度の休息(=怠惰)は結果的に他人の尻拭いを必要とするものであり、人に迷惑をかける振る舞いである。人がみな怠惰に過ごしたならば社会は衰退の一途をたどるに違いない。そうした意味で「怠惰」は七つの大罪の中でも上位に区分されて然るべき悪徳かもしれない。
上記に記述したように人間には休息が必要だ。週二日の休日や有給休暇が法律で定められているように、休息の必要性は誰もが理解している。しかし過度な休息はやる気を貪り、人をだらけさせてしまう。そんな快楽に苛まれた人は、まさに怠惰の典型だ。また幾度の絶望に苛まれ、何事にも希望を見いだせずに堕落してしまった人も、怠惰の典型といえよう。つまりはなにもしなくなった人こそが怠惰の典型だ。
例文。
・怠惰感に苛まれながら仕事をした結果、何もうまくいかなかった。
※怠惰感とは言わずに、倦怠感と表現することが多い。
(意味)だるい、疲れたという思いに駆られながらも仕事をしたけど、うまくはいかなかった。
・受験に失敗して以降、怠惰な生活を送っています。
(意味)受験に失敗して以降、目的もなくだらだらと生活をしている。
・せっかくの休日なのに、だらだらと怠惰な一日を過ごしてしまった。
(意味)せっかくの休日なのに、目的もなくだらだらと一日を過ごした。
・頭ごなしに命令だけを下すのは怠惰というものだ。
(命令するだけしておいて自分はなにもしない、というのはなさけない)
「怠惰」という言葉は基本、怠惰な○○と形容する際に使われ、使用場面としては「個人」「日常」「仕事」の三つに分類することができる。
個人の場合は「だらしない」「ずる賢い」といった意味合いを指すことが多く、日常の場合は「ダラダラしている」「メリハリがない」といった意味合いを、仕事の場合は「やる気のない」「怠けている」といった意味合いを指すことが多い。場合に応じて様々な意味合いをもつ「怠惰」という言葉だが、「怠惰する」というような形になることは決してないので注意してほしい。" "「怠惰」の類義語
怠惰の類義語として「熱意のない」「怠慢な」「不熱心な」という言葉が存在する。
熱意のない、不熱心なという言葉は怠惰とほど同義と考えて問題ないのだが、怠慢という言葉だけは少し意味合いが異なる。
「怠惰」という言葉は単に生活や態度がだらしないことを指し、「怠慢」という言葉は仕事や義務を疎かにすることを指す。ベッドの上でゴロゴロと怠慢に過ごしたという文は誤りだ。
「怠惰」の対義語
怠惰の対義語として「勤勉」という言葉が存在する。
勤勉というのは、仕事や学習に熱心に励むこと。またその様子を指す。
勤勉の類義語には「精進」や「苦心」といった言葉が存在し、例文としては目標達成のために精進する。苦心に苦心を重ねて夢を叶えた。などがあり、前者は目標を叶えるために必死に努力したという意味合いで、後者は苦労しながらも諦めずに努力を続け夢を叶えたという意味合いだ。いずれにせよ「怠惰」という言葉の対極に位置する向上心の高い言葉といえよう。
しかし怠惰と勤勉はまったくの正反対の意味合いをもつが故に、表裏一体だということもできる。普段は目標もなく毎日を怠惰に過ごす人も、目標を見つけたのならば勤勉な人物へと姿を変えるのかもしれない。
怠惰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 03:25 UTC 版)
怠惰(たいだ)とは、すべきことを怠ける様子を表す言葉である。
心理学において
ジークムント・フロイトの快楽原則の議論に関して、レオナルド・カーマイケル は“怠惰は心理学の専門書の目次にはほとんど出てくる単語ではない。現代心理学の後ろめたい秘密は詩人が詩を書くことや春のゴルフ日和の日に科学者が研究所に籠ることの動機付けを理解することより(オペラント箱の実験において)渇望したネズミと飢えた鳩がレバーを押すことへの動機付けについて理解することがより求められていることだ。“と述べている[1]。また、怠惰を意欲消失やADHD、抑うつ、睡眠障害、統合失調症などの精神障害の症状などと混同してはならない[2][3]。怠惰はメンタルヘルスの問題というよりかは習慣に問題がある。自尊心の欠如、他者からのいい認識の欠如、自信のなさに起因する練習の欠如、活動への興味とその効果を信じることの欠如が反映され得るとされる[4]。怠惰は引き延ばしや迷いから生じる。勉強への意欲から示唆されたことは怠惰は主に意欲の減少から生じ、さらに強い刺激や過度の衝動、気を散らすものからも生じ得るということだ。刺激や衝動などからの報酬や喜びによりドーパミンの放出や神経伝達物質の応答が増加する。これらのドーパミンがより多く放出されるほど、生産的で価値ある行動への評価、受容の不寛容性が増大する[5]。この感覚の鈍化はニューラルパターンの鈍化やリスク認識へ前部島皮質にネガティブな影響が起こる[6]。
日本語ブログ発の流説
以下の記述には学術的根拠はない。2023年1月から日本語版ウィキペディアにもキリスト教の通説と偽って記載されていた。 キリスト教では怠惰(sloth) は七つの大罪の一つに数えられる。他の6つが人の欲を発端にするのに対し、こちらは逆に放棄を端にする言葉である。そのため、怠惰は「仕事をせずに怠けている状態」ではなく、宗教で定められた安息日を使わず働き続ける事であり、本来の自分の姿を見失うことを戒めるというのが本来の教義である。[7][8]。
関連項目
出典
- ^ Leonard Carmichael (Apr 1954), Laziness and the Scholarly Life, 78, The Scientific Monthly, pp. 208–213, JSTOR 21392
- ^ “NIMH · Schizophrenia”. nih.gov. 2019年1月16日閲覧。
- ^ Johnston, Charlotte; Freeman, Wendy (2002-02-01). “Parents' Beliefs About ADHD: Implications for Assessment and Treatment” (英語). The ADHD Report 10 (1): 6–9. doi:10.1521/adhd.10.1.6.20567. ISSN 1065-8025 2021年2月27日閲覧。.
- ^ “Laziness: Fact or Fiction?”. 2016年11月23日閲覧。
- ^ Wemesfelder, F.
- ^ “Hard Work Quotes”. 2016年11月23日閲覧。
- ^ “「怠惰」の正しい意味と使い方!「怠惰な人」の特徴や心理とその脱出方法” (日本語). 英語部 2018年5月13日閲覧。
- ^ “怠惰の意味とは?類語・対義語・怠惰な人の特徴10個・仕事”. Spicomi[スピコミ]. 株式会社UOCC. 2021年2月26日閲覧。
怠惰(たいだ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:17 UTC 版)
「蜘蛛ですが、なにか?」の記事における「怠惰(たいだ)」の解説
発動者を除く周辺の存在すべてのHP・MP・SPの消費を大幅に増加させる支配者スキル。
※この「怠惰(たいだ)」の解説は、「蜘蛛ですが、なにか?」の解説の一部です。
「怠惰(たいだ)」を含む「蜘蛛ですが、なにか?」の記事については、「蜘蛛ですが、なにか?」の概要を参照ください。
怠惰(主要人物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:54 UTC 版)
「SERVAMP-サーヴァンプ-」の記事における「怠惰(主要人物)」の解説
城田 真昼(しろた まひる) 声 - 寺島拓篤、七瀬彩夏(幼少期) / 演 - 竹中凌平 本作の主人公。高校1年生。16歳(物語開始時15歳)。誕生日:7月7日。身長:165cm。好きな食べ物:和風おろしハンバーグ。好きな飲み物:麦茶、オレンジジュース。嫌いなもの:梅雨(洗濯物が乾かないから)。趣味:家事全般。得意科目:家庭科、体育、国語。苦手科目:英語。部活:陸上部(中学時代)。好きな色:オレンジ。 クロを拾ったことがきっかけで、彼と契約して主人となる。口癖は「シンプルに」。モットーは「シンプルイズベスト」。明るくドライな性格をしており、世話焼きで面倒見が良く悩むことや面倒なことを嫌うが、面倒臭がり屋という訳ではなく、クラスメイトが嫌がる仕事を進んで行っているお人好し。本人曰く「やらずに後悔することが一番面倒だから」。家事万能で足が速い。父親はおらず、母親は幼いころに事故死したため叔父の徹に育てられたが、彼の出張が多く家にいることが少ないため、ほぼ一人暮らし。当初はホウキ型のリードを扱っていたが、クロが自らの過去と向き合った後は槍型のリードに変化、以降はこれを使う。 強欲編ではカラオケに来たリヒトとロウレスに出会うが、協力することを断られる。その後コンサートホールで椿の下位がロウレスに負けたところに遭遇し、生き残っていたライラックを保護、鉄の家にて軟禁状態に置く。ロウレスに「あの人」を殺したことを言われ、リヒトにはリードであるブーツから取り出されたピアノでその記憶を見せられたことでクロはどこかおかしくなっていたが、理由を聞くことをためらってしまう。続くリヒトとヒガンの戦いの際にクロは黒い玉となり、リードもその中に吸い込まれた際にリヒトに庇われ、拐われてしまった。クロを元に戻すためのヒントを求めて御国の店に行ったところ、吸血鬼の研究者であるヨハネスによりクロの内面に入り、過去と向き合わせることに成功した。 C3編では一時的に戦闘班に加入して、エースである吊戯を救うため奔走するが塔間との戦闘で右腕を骨折、さらに至近距離で銃を撃たれるが吊戯に助けられた。また塔間の記憶の中を辿る際に塔間から父親について触れられ酷く動揺し、母と自分を捨て、母の葬式にも来なかった父親へ憎悪の念を抱いていることが判明した。 塔間泰士の実の息子で、両親共に魔術師の家系だが、徹曰く「ある特殊な理由で魔術師としての能力はない」。 その後、病院での椿との激闘後にC3支部長 月満伊織の術によりクロと共にイギリスへ飛ばされた。そこでクロの旧友であるオオカミ男のギア、そしてギアと一緒に住んでいる羊太郎と出会う。 クロ 声 - 梶裕貴 / 演 - 千田京平 真昼に拾われた“怠惰”の真祖で、1番目のサーヴァンプ。通り名:“沈黙する終焉(スリーピーアッシュ)”。年齢:身体は18歳程度。誕生日:12月31日。身長:177cm。好きな食べ物:カップ麺、ポテトチップス。好きな飲み物:コーラ。嫌いなもの:目覚まし時計の音。好きな色:黒。故郷:イギリス(ロンドン) 性格は自堕落かつ怠惰で、動くことを嫌う。また、基本的に面倒事に関わりたくないタイプ。しかし、仮契約だったとはいえ真昼がベルキアに襲われそうな時に体を張って守るなど決して無責任な性格というわけではない。真昼がクロの精神世界で聞き取った声によるとヒーロー願望や失望されたくないといった承認欲求のような感情がある模様。また、自分も含めた吸血鬼という存在を嫌悪をしている面があり、吸血鬼を化物と呼び、吸血鬼がこの世に生まれて良かったなんて思ったことは一度もないと言い切る程。真昼曰く「引きこもりニート吸血鬼」。口癖は「めんどくせー」「向き合えねー」。日光を浴びると黒猫になってしまうが、本来の姿はライオンである。しかしこの姿は疲れるらしく、その後は黒猫に戻っている。吸血鬼7人兄弟の中では最強だが、過去に囚われていたことで本来の実力が出せないでいた。自らの過去と向き合って以来、本来の実力を取り戻している。ただ、単体だと椿に一歩およばない。主な戦法は鋭い爪が伸びて相手を刺す、服の裾を尻尾のように操り、刃物のように扱う等。また、何だかんだと言いながらも真昼に協力するため、真昼曰く「ツンダル」と称されている(ツンツンしててダルダルだから)。 以前中立機関C3からサーヴァンプを作った「あの人」を殺せという命令を受け直接手を下した張本人。そのためC3を嫌い過去に囚われていたため強欲編時には黒い玉となってしまうが、クロの内部に潜り込んだ真昼の説得によって自分が犯した罪と向き合う。そして椿を殺さず彼と対話をすると決め、弓景の射撃から守った。 C3編では以前のように面倒事を避けることもなくなり、吊戯を助けたいという真昼の決意に基づいて行動する。吊戯と、先に行ってもらったロウレスとリヒトを追う途中で道が崩れていたため単独で行動する。そして目的が同じである弓景と一時的に協力して、塔間と吊戯と交戦する。その後真昼が戻ってきて塔間に操られてる吊戯を抑えながら戦った。 C3での戦いが終わると真昼と徹が話しやすいよう気遣う場面もある。イギリスへ飛ばされた後にギアにあった際は、昔の知り合いなのか挙動不審になったりと普段より感情をあらわにする事もある。 本当の力が強いが、初期型であったため、コントロールできず、暴走していたため、本当の力を切り離していた。(2番目以降は改善されていたため、それ以降に生み出させたサーヴァンプはコントロールできている。つまり、クロのみの症状。) 元は人間で、出身地であるイギリスのロンドンの田舎にて羊飼いの仕事をしていた少年だった。しかし暮らしていた村の領主の娘がある人に傷つけれてしまい、領主は激怒。村人達は犯人を知っていたが、その人に恩があるらしく、クロを罠に嵌めることでその人を守ることを決意。そのためクロは「村の家畜が逃げてしまった」ことに領主が激怒していると知らされ、(今のクロでは到底考えられないが、当時は真昼のような「俺だろ」と言う性格だった。)村人達の代わりに謝りに行くも、激昂した領主に燭台のようなもので胸と背中を刺されて死亡。 その後、村人達に手によって教会の傍に埋葬されるが、伯爵(先生)の手によって、サーヴァンプとして蘇るが、それによって村人達の命が奪われたことに激怒する。(この際にクロの悪魔によって取り込まれてしまう。)それからは各地を転々とし、ギアに出会う。しかし、伯爵の元からクロへ会いに行く2番目以降サーヴァンプ達から「あの人はあなたのことをとても愛おしそうに語っていた」と言われ、混乱し、ついには考えることをやめてしまう。眠っている間に何もかもが終わっていればいいのにと思うクロに、ギアは「まさしく怠惰」だと呆れ果てる。 ある日そんなクロの元にCCC(昔のC3)が現れ、伯爵の殺害を依頼する。そして日本へ行き伯爵を殺害。(椿いわく、伯爵を殺すと“呪い”がかかるらしく、クロはその呪いによって長い眠りについてしまう。C3いわく、その眠りから覚めるときが重要らしい。)
※この「怠惰(主要人物)」の解説は、「SERVAMP-サーヴァンプ-」の解説の一部です。
「怠惰(主要人物)」を含む「SERVAMP-サーヴァンプ-」の記事については、「SERVAMP-サーヴァンプ-」の概要を参照ください。
怠惰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 18:03 UTC 版)
「クロミ (おねがいマイメロディ)」の記事における「怠惰」の解説
寝起きが良くなく、眠いという理由でバクが夢の臭いを感じ取っても動こうとしなかったり、マイメロの監視中に二度寝したり、音符集め中などに昼寝して白昼夢を見ていたりもする。柊家の生活の中で太ったりして、バクに「マリーランドのころよりヌルい」と言われた事もある。
※この「怠惰」の解説は、「クロミ (おねがいマイメロディ)」の解説の一部です。
「怠惰」を含む「クロミ (おねがいマイメロディ)」の記事については、「クロミ (おねがいマイメロディ)」の概要を参照ください。
怠惰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:58 UTC 版)
「SOUL SACRIFICE」の記事における「怠惰」の解説
ガーゴイル 人間の顔のパーツがでたらめに配置された岩塊の怪物。 元々は名家の生まれの男。男は幼少のころから美少年として有名だった。才能に溢れて周囲からも期待されていた。いつしか男にとって、その期待が煩わしくなり、苦痛に思うようになった。特に結婚相手に関して頭を悩ましており、何気ない挨拶だけでも妙な噂が立ち始め、女性を思いやった男は女性から距離を取ったが、それでも噂は尽きず次第に滑稽無糖な噂までたち始める始末。それに辟易した男は聖杯に願い、誰も注目しない道端の石ころにしてもらった。石となった日々は男にとって充実した日々であったが、そのうち他人とのかかわりを欲し始め、人の姿を取ろうとしたがまったく別の怪物に成り果てた。 ケンタウロス 上半身は髭面の人間、下半身前部は馬、下半身後部は巨大な馬車の姿をした怪物。 元々は天才的な弓の腕を持つ男。その手腕から領主直属の親衛隊にまで選ばれたが、働くのが面倒になり盗賊に身を落とした。盗賊として楽な道を選んだが、次第にそれすらも面倒になり、子分に全てを任せて馬車に籠る生活を始めた。そして子分の相手すらも面倒になり、馬車と一体化して生きていくことにした。すべてが面倒になった、なれの果てである。 ケットシー DLCで追加。ゴーストと同型の魔物。猫のような皮をかぶっている。 元々はある国の王子。自由に憧れる彼は全てを与えられた王子としての重責に耐えかねていた。ある時、そんな願いに応えるように聖杯が現れ、彼は猫の魔物の身体を手に入れる。ようやく得た真の自由を満喫すべく、彼は城を飛び出した。 三匹の子豚 『デルタ』から追加。キメラと同型の魔物。豚の顔を備えた鎧と盾とメイスを持つ魔物。 元々は父親の脛をかじって生きてきた三兄弟。やり手の商人を父に持つ裕福な家庭で甘やかされて育ち、自堕落な生活を送っていたが、父親の死後、息子達の将来を心配した母親によって家から追い出されてしまう。その後、軽い気持ちで傭兵の募集に参加し、長男が藁製の鎧、次男が木製の盾、三男が煉瓦製のメイスを用意して試験に挑むが、結果は惨敗。だが、三男が用意したメイスだけは試験官から認められ、三男のみ再試験の機会が与えられる。三男を再試験に合格させて父親の代わりとなる新たな寄生先にしようと目論んだ兄達は聖杯に願い、長男は鎧、次男は盾に姿を変える。愚かな兄達の姿を見てようやく父親の偉大さに気付いた三男は、再試験に合格して父親の代わりに兄達を養うために強い武器を聖杯に望んだ結果、自身をメイスに変えてしまう。装備品となってしまったせいで「使用者」を失ってしまった三兄弟は自分達を使用してくれる強者を求めて彷徨う魔物と化した。
※この「怠惰」の解説は、「SOUL SACRIFICE」の解説の一部です。
「怠惰」を含む「SOUL SACRIFICE」の記事については、「SOUL SACRIFICE」の概要を参照ください。
「怠惰」の例文・使い方・用例・文例
- 怠惰な学生
- 怠惰は悪徳のもと;小人閑居して不善をなす
- 息子の誕生が彼を怠惰な生活から一念発起させることになった
- 怠惰はあらゆる悪の根源
- 最後には,彼の怠惰が彼の不利に働くでしょう
- 卵を腐らせたのは彼の怠惰さに他ならない。
- 怠惰な少年
- 若い頃、彼は怠惰で享楽的だった。
- 彼の怠惰について言及した。
- それは私たちを怠惰にしてしまったのではないか。
- 怠惰に過ごした。
- 彼は以前のような怠惰な子供ではない。
- 私は概して怠惰だった。
- 私は怠惰すぎる。
- 先週末、私は怠惰に過ごした。
- あなたは時には怠惰に時間を過ごすべきかもしれない。
- あなたは怠惰に時間を過ごしてもいい。
- 彼女は息子の怠惰な生活を責めた。
- 彼女は私の怠惰を叱った。
品詞の分類
- >> 「怠惰」を含む用語の索引
- 怠惰のページへのリンク