こう‐か〔カウクワ〕【硬化】
硬化
硬化
硬化
硬化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/07 01:31 UTC 版)
硬化(こうか)とは、柔らかい物質がなんらかの化学的作用によって硬くなっていくこと。
樹脂やコンクリートが硬くなることを「キュアリング」という。光硬化樹脂は光を当てることによって硬化する。
化学における硬化
高分子化学においては、モノマーの重合反応や、ポリマー同士の架橋により硬さが生じる。硬化剤の添加や加熱、陰極線照射などにより架橋をもたらす。主な硬化剤としては、不飽和ポリエステル樹脂等に対する有機過酸化物[1]、ポリウレタンに対するイソシアネートなどがある[2]。 ゴムにおいては硫黄の添加により架橋し、この反応は加硫と呼ばれる。フェノール樹脂やエポキシ樹脂、ポリウレタンなどは熱硬化性樹脂と呼ばれ、加熱による重合反応で高分子が網目構造を持ち、不可逆的に硬化する。
脚注
関連項目
硬化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 12:14 UTC 版)
硬化(Cure) - JIS K6800において、硬化とは物理的作用または化学反応によって接着剤の成分が固体に変化することを言う。これに対し、;固化;(Hardening, Solidification)とは物理的作用による変化のみを指す。 再活性接着(Reactivation) - 被着材の面に接着剤を塗布した後、再湿や加熱により再び接着性能を発揮させる手法。溶液系接着剤を塗布した切手や封筒の糊口、ワッペンなど固形接着剤を塗布したものなど。 初期接着性(タック - Tack) - 被着材と接触させた直後から結合を生じ、接着力を発揮する性質。硬化後に生じる本来の接着力とは別に、利便性を向上させるために添加剤を加えて機能を付加する。
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硬化
「硬化」の例文・使い方・用例・文例
- アテローム硬化性心疾患
- 硬化の原因は何ですか?
- 耳硬化は難聴につながることがある。
- 原発性硬化性胆管炎の患者の70%は男性である。
- 十分なエポキシ樹脂と硬化剤を混合しなさい。
- 症候性のアテローム性動脈硬化を持つ患者は我々の研究には含まれなかった。
- 彼は批判をされた後に態度を硬化させた。
- 動脈硬化(症).
- 接着剤は 5 分で硬化します.
- 野党は態度を硬化させた.
- 市政は動脈硬化に陥っていた.
- 硬化鋼鉄
- 硬化ゴム
- 硬化せる皮膚
- 動脈硬化
- 政界における彼の態度は硬化した
- この結果を見て僕の信ずるところをますます硬化した
- 固体、または硬化した固まりを作る、あるいは形成する
- 炭素を加えることによって、鋼を硬化する
- 生体にあったときになるべく近い関係を保つために、組織標本を硬化させて保持すること
硬化と同じ種類の言葉
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