6章から登場
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「イドラ ファンタシースターサーガ」の記事における「6章から登場」の解説
メッサーラ 声 - 武内駿輔 反乱軍(解放軍)のトップ。スコーピオ【天蝎】(てんかつ)のゾディアート。20年前はアンナマリー、シーシアス、ジークムンド、ダンカンらと協力し、アルゴノーツの一員としてダークファルスと戦った。現在はダークファルスを復活させ、帝国への牽制に用い、理想の世界の実現に向けて暗躍する策謀家となっている。 11章にて宿敵ジークムンドと激突。死闘の末に敗れはしたが、戦友の手で倒されるという結末に満足した様子で果てた。 トールビョルン 声 - 福西勝也 反乱軍の幹部・三黒将の一人にしてリーダー格。不気味な風貌の男で、種族はエルフ。ゾラが敬語を使っていることから立場は上の様子(ただしまったく尊敬されていない。しかも終盤ではまった敬語を使われなくなった)。反乱軍では参謀を務めており、頭もキレるがそれを誇示するような言動をするところがある。また無駄を嫌う厳しい性格から部下たちには「怖い人」という認識をされている。 10章では三黒将と配下たちを率い、ユリィたちを罠にかけて絶体絶命の危機に陥らせる。グスタフ、ゲルダと続けて捕縛し、最後にローザリンデも拘束しようとしたがジャスパーたちの加勢によって覆される。ユリィたちに戦いに敗れ、キバキとゾラは降伏。だがトールビョルンだけは最後まで抗い、メッサーラに力を振るうよう懇願した。十一章ではメッサーラと共にレオリア本陣へと突撃を敢行。ジークムンドとの戦いに加わる。死闘の末、メッサーラと共に斬り捨てられ、理想を果たせなかったことを詫びながら息を引き取った。 列伝ではダークファルスを復活させる以前の彼が描かれた。元々は賢者アストライアに仕えるエルフだったが、思想に違いから離反。森を出て反乱軍に加わった。そしてメッサーラにダークファルスを復活させて利用することを進言するが、なかなか受け入れてもらえずにいた。その後、キバキの武力と自身の智謀を合わせて帝国軍を撃破するなど活躍を見せるが、捕虜となった者たちを全員処刑するなど非情な決断を平然と行った。キバキからは「このことは黙っていた方がいい」と忠告されてしまった。ロウルートではこの大量虐殺をゾラに知られてしまいメッサーラに報告されてしまう。メッサーラから「トールビョルンは帝国に対する復讐心から虐殺を行った」と誤解され、盟主を説得できない自分が理想を果たせるわけがないと反乱軍を去ろうとする。ゾラに引き留められるがこれを振り切り、ロウとなってアストライアの元へと戻っていった。実はトールビョルンの掲げる思想とは、「戦争のない平和な世界」であった。しかしアストライアには「人間は争うもの。そんな世界はあり得ない」と否定されてしまい、自身の理想が間違っていないと証明するために反乱軍に加わっていた。カオスルートでは大量虐殺の件は明るみに出ることなく、メッサーラからもダークファルスの利用を認められる。順風満帆なところ、突然キバキから勝負を挑まれ戦うことに。これを退けるとキバキから待ったをかけられ、弁明される。トールビョルンがダークファルスに操られて正気を失っていたのではないかと勘違いしていたという。だが戦いを通して疑いも晴れ、トールビョルンは「理想」の実現に向けて驀進する。 キバキ 声 - 武田羅梨沙多胡 反乱軍の幹部・三黒将の一人。小柄なアサシンの少女で、ヤマネコのライカン。三黒将の中ではかなり明るい性格で好奇心旺盛。高い実力に反して可愛らしい見た目のため部下たちにも人気がある。反乱軍に入る前は喰うか喰われるかの世界で生きており、「生きる」ということに執着する一面を持つ。 十章にて本陣に突撃してきたユリィたちと交戦。トールビョルンの策によりグスタフ、ゲルダを捕縛し、続けてローザリンデも捕らえようとするがジャスパーの横槍によって失敗に終わる。その後、ユリィたちとの戦いに敗れ、自分と部下の命を優先し降伏した。 14章ではダークファルスを復活させた責任を果たすべくゾラと共に白羊に加勢し、王都を蹂躙するイドラと戦った。 ダークファルス・テアトル 声 - 天海由梨奈、内山昂輝(14章、15章のみ) メッサーラの側に立つ謎の少年。正体はダークファルス・テアトルの「精神」が復活した姿。「精神」「魔力」「魂」の三つの分割して封印されており、「精神」のみが復活した状態なので今は子供程度の力しかない。メッサーラによって各勢力を牽制するための駒として利用されているが、いずれは力を取り戻し、自分を封印した者たちに復讐を目論んでいる様子。特に自分に手傷を負わせた皇帝ジークムンドに対する怨みは深い。 9章ではプラエキプア島に封印されていた「魔力」が解放され力を取り戻す。狂気的なテンションを見せるがローザリンデが星剣ライオネルを持っていると知ると途端に狼狽え、メッサーラに促される形で撤退した。置き土産に兵士の一人に魔力を与え、イドラ・ヒュドラへと変貌させた。実はジャスパーの故郷を滅ぼし彼の父を殺した仇であると判明する。 13章にてついに「魂」の封印が解かれ完全復活を迎える。いつでもエルウィンの肉体を乗っ取ることができたが、約束通り自らは「観客」として彼の行いを静観することに。しかし14章でエルウィンがユリィに追い詰められると「お前ではこの男には勝てない」と見限り、エルウィンの意識を封じ込めて肉体を乗っ取ってしまう。ユリィに仲間たちの幻影を見せて隙を突き、異界へと連れ去りポラリスの力を奪いにかかる。だが15章にてステラたちにユリィは助け出され、目論見が外れたことで激昂し最後の戦いを演じる。 ラストバトルの際には、自分が【深遠なる闇】という存在によって生み出された【劇場】(テアトル)の名を持つダークファルスであることを明かし、ヴァンドールを支配してきたと語る。一回戦、二回戦は巨大な怪物の姿で戦うが、最終戦では真の姿となって死闘を繰り広げる。敗北後は逃げを打って再び力を蓄えようとするが、エルウィンによって肉体の動きを封じられる。最期はローザリンデとジャスパーが手にした星剣ライオネルによって依代ごと消滅した。
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