55年体制崩壊、他党との連立時代の到来とは? わかりやすく解説

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55年体制崩壊、他党との連立時代の到来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:24 UTC 版)

自由民主党 (日本)」の記事における「55年体制崩壊、他党との連立時代の到来」の解説

1991年平成3年10月27日総裁選宮澤勝利し72歳にして総理総裁就任した。ところが1992年平成4年)の東京佐川急便事件により国民政治不信増大し自民党単独長期連続政権による金権体質が度々指摘されるようになったまた、金丸失脚したことにより竹下派後継争い敗れた小沢羽田らは竹下派後継小渕派と袂を分かち羽田派結成した政治改革が必要との流れ受けて宮澤内閣政治改革関連法案の成立目指したが廃案となった折から三塚派若手武村正義羽田派など、これに反発した自民党議員大量に離党した内閣不信任案可決され国会解散となって1993年平成5年)の第40回衆院選では、自民党解散時勢力維持したものの過半数には到底届かず保守3新党大勝したまた、55年体制片割れである社会党惨敗した。この結果日本新党細川護熙首班とする非自民・非共産連立政権成立し結党以来自民党単独長期連続政権終止符打たれた。宮澤はこの選挙結果受けて総理総裁辞任し7月30日行われた総裁選渡辺美智雄破って勝利した河野洋平総裁就任した河野結党以来初め野党党首として総裁となった自民党野党転落する連立政権移籍を図る議員が目立つようになった。その一方細川内閣小選挙区比例代表並立制とした政治改革関連法案の成立目指し1994年平成6年1月29日自民党要求容れる形で修正案可決した連立政権細川新生党羽田孜続いたが、いずれも長続きせず、連立政権内で新生党日本新党公明党と、社会党さきがけ不協和音大きくなっていた。そこで自民党は、社会党村山富市委員長首相に推す奇策で、1994年平成6年6月30日社会党さきがけとの連立政権自社さ連立政権)として与党復帰した1996年平成8年1月11日自民党橋本龍太郎首班となり、同年第41回総選挙では過半数にこそ満たなかったが239議席復調改革訴え民主党結成によって政権維持のために行政改革迫られ橋本内閣では、不協和音生まれるようになる。 旧非自民連立政権側は主に新進党集約されていたが自民党側の積極的な引き抜きにより、新進党などから自民党移籍復帰目指す議員現れた。その結果平成9年には総選挙を経ることなく過半数回復年末には新進党解党し、1998年平成10年)には社会さきがけとの連立解消し単独政権戻った橋本政権下の経済政策における失敗により同年第18回参院選大敗し参議院での過半数確保失敗したことから橋本内閣総辞職小渕恵三後継となり小渕内閣発足した政権安定のため、1999年平成11年小沢一郎率い自由党政策呑む形で自自連立を組みその後10月公明党との自自公連立政権新たに組み2000年平成12年)には自由党離脱自由党から分裂した保守党との自公保連立政権変わった。この時期から公明党との本格的な選挙協力関係が始まった小渕が病に倒れると森喜朗後継となり第1次森内閣発足。しかし、自らの度重なる失言KSD事件などの不祥事もあり支持率低迷加藤の乱勃発その後森内閣は総退陣追い込まれ山崎拓加藤紘一小泉純一郎YKK第1次小泉内閣樹立達成した

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