魔神・バトル関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 17:53 UTC 版)
魔神 森羅万象をつかさどる全宇宙の造物主。3人のボーンファイターの配置によって召喚される。火、風、水、雷、木、土、時間と空間の八体。肉体の表皮面に属性を表現する紋様が描かれている。彼らの上位に全てを創造した「始まりの魔神」がいる。ディセントで召喚された魔神はイメージが具現化されたものであるがレアメタル化の際には魔神そのものが召喚される。火の魔神 火の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことで魔神降臨される。四本腕。アームガードはリボルバーである。 クルードとワイバーンの願いを受け、翔悟にレアメタルの力を与えた。 水の魔神 水の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。下半身が独楽状で存在せず、水に埋没している。 ルークのすべてのものは流転するかのように変わることに共感し、シャークにレアメタルの力を与えた。 雷の魔神 雷の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。背部に太鼓のような物体を持つ。 レオを介してギルバートの折れない鋼の精神を認めレアメタルボーンへの力を与える。 空間の魔神 空間の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。紳士然とした容姿であるが、球体を内包した立方体の上で胡座を掻いている。 土の魔神 土の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。重量級の鎧兜を纏う。 ライノーを介してタイロンの博愛の精神を認めレアメタルボーンへの力を貸している。 木の魔神 木の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。8体の魔神の中では長身の部類に入る。 ジャガーを介してアントニオにレアメタルの力を与える際、人々を笑顔にするアントニオをジャガーボーンと出会う以前より認めていたようである。 風の魔神 風の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。背中に翼を持つ。 時間の魔神 時間の属性のボーンファイターをメインに陣形を組むことて魔神降臨される。道化の如き仮面を被る。 始まりの魔神 声 - 柴田秀勝 ネポスの民が崇拝する存在で、8つの魔神の上位に位置する全宇宙や星々の世界を創造した「絶対の魔神」。当初その姿は指のツメだけで、地球を包み込めるほど巨大で全体像も不明瞭だったが、肉体が宇宙そのもので外殼で覆われた超巨神である。その構成はエネルギーの塊で伸縮自在に大きさを変化させられ、出現した際は地上からでも目視出来る。自身への畏敬を忘却した地球をリセットするためにドラゴンボーンの回収を望んでいるようだが、余りにも巨大で強大ゆえに、自分自身ではボーンを消滅させてしまうため掴むことが出来ず、威圧しただけでもコアボーンクラッシュしてしまうことから、ネポスの民に命じて手に入れようとしている。ドラゴンボーンと翔悟の対話時、ドラゴンボーンは自分が「始まりの魔神」に回収されれば、その時は地球が消滅する警告を残している。終始無言であるにも関わらず他の魔神と対話が可能である。これまでにも他の星々も滅ぼしており、その理由は自身への畏敬を忘れた事だけでなく、終焉の結びを起こす事を阻止するためだと思われていた。 ネポス・アンゲリス側の伝承によると、「始まりの魔神」は最初に漆黒の宇宙を創造し、次に8体の魔神を生み出し、そして星々とボーンを生み出した。ネポスの民も地球人も「始まりの魔神」によって創造された生命体らしい。 リベレーション・コクーン ボーンファイターたちが戦うために用いるキューブ状の戦闘用異空間。ルークの持つ「アミュレット」と呼ばれる小型装置で発動し、成層圏付近に展開、ダークボーンとボーンファイターを引き込む陰性粒子を発生させ双方を強制的に内部に引き込む。これにより万が一の事態が発生しても地上には影響が少ないようにしているものの、展開・維持には時間制限がある。元々はドラゴンボーンを守るために考案・製作されたもので、ボーンは超重量であり地球側の技術では現実世界での自在な活動が難しいことが判ってからは、ダークボーンとの戦闘用空間として用いられているが、これは開発して判明した副次的な産物である。 あまりに強大なダメージを受けると壊れてしまい、修理には相応の時間がかかる。修理部品はボーン研究所・ロサンゼルス支部が受注を請けおっているが、NASAやISSなど宇宙空間で行わなければ更新出来ない。開発には翔悟の母、智恵が携わっている。最新型のコクーンは菱形状の幾何学的配列になっており、更に頑丈かつ硬質である。真の目的は始まりの魔神を呼び寄せるための器であり、上層部の者しか知らされていないトップシークレットだった。これに伴い最終形態の存在も示唆されている。 最終形態のコクーンは、ネポス・アンゲリスで始まりの魔神との対話の間として使われていた神殿に描かれた模様を元にしたものとなっている。 魔神降臨(マジンディセント) 各ボーンファイター三人の属性や配列を組み合わせる(ラインを組む)ことで、魔神をリベレーション・コクーンへ出現させる行為(通常は“ ディセント ”と略されることが多い)。出現した魔神は呼び出したファイターに圧倒的なパワーを与える。しかしボーンファイターは魔神から与えられる力の全てを受け止めることは出来ず、力の許容範囲を越えれば最悪の場合即時にコアボーンクラッシュしてしまう諸刃の剣的な戦法と言える。 当初、地球側のボーンファイターは降臨を成功させることすら難しく、例え成功してもボーンカードの石化が通常よりも広範囲・長期間着装不能になることが多かった。 終焉の結び 星の核であるボーンを三つ揃えたライン。始まりの魔神との関係を絶ちきり自由になると云われ、ネポスでは大昔から禁断の教えとされ続けていた。禁断の教えとされるその実態は、星の核であるボーンを三つ揃えて特殊なラインを組み、惑星直列を引き起こす事で宇宙全体をリセットする事だった。レボルトの真の目的はこれにあった。しかし、実際は終焉の結びなど存在せず、終焉の結びで宇宙を自分のものにできると信じさせ、それを行動に移そうとする者が現れた場合に始まりの魔神が宇宙ごと消し去り新たに作り直すという罠、神の仕掛ける禁断の誘惑であった。
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