飛鳥文化偉人シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)
「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)」の記事における「飛鳥文化偉人シリーズ」の解説
聖徳太子(しょうとく たいし) 声:前田剛 実在した歴史的人物(ただし近年では虚構説もある)。身長165cm。体重59kg。青いジャージを着用している。作中では倭国の「アホ摂政」で、ろくに仕事もしていない。そのせいで朝廷内の人間からかなりばかにされており、勝手に遣隋使のメンバーに加えられて朝廷から体よく追い出された。冠位が最下位の人間や、朝廷で一番弱いとされる人間にまでばかにされる始末。しかし国書を書いた時など、ごく稀にまともに倭国の未来を考えることもある。史実の聖徳太子とは違い独身で彼女なし。犬好き。好きな食べ物はカレー。黒駒という黒い馬を持っているが、全く懐かれておらず、度々落馬する。「フライング摂政ポセイドン」・「湯のみマッスルアタック」などの意味不明な技を持ち、48種あるボディーアタックを持つ。必殺技は「飛鳥文化アタック」、奥義でもある。 遣隋使として隋に行った時も、ことごとくばかにされた。 キャラクター人気投票では1位に輝いた。第二回人気投票では松尾芭蕉に僅差で敗れ2位。 小野妹子(おのの いもこ) 声:竹本英史(1期・2期)→名塚佳織(3期・+) 実在した歴史的人物。身長163cm。体重44kg。赤いジャージを着用している。遣隋使の一人。どちらかと言えば突っ込むタイプである。太子のせいで、たった2人で隋へ行く羽目になり、帰国後も太子との縁は切れていない。太子の行動には困り果てているが、命令とあらば従わぬわけにはいかないのでしぶしぶ付き合っている。また、落ち込んでいる太子を慰めるなど優しい一面も持つなど、基本的に人がよいため、太子につけこまれている。愛馬は小野デラックス。毎日腹筋と腕立て伏せ30回をかかさずやっており、太子の「飛鳥文化アタック」(アニメではかなり余裕な表情をしていた)や、投げられた湯飲みなどを避けることができた。太子に腹を槍で刺されたことがある。 キャラクター人気投票の順位は第一回、第二回ともに3位。 蘇我馬子(そがの うまこ) 実在した歴史的人物。史実では聖徳太子の義父と言われているが、漫画上ではそうした雰囲気は全くない上に、太子を完全に舐めており、本人に向かって「臭い」と単刀直入に言い放つなど、非常に冷たい。聖徳太子を遣隋使へ参加させる運動の中心となった。朝廷内で聖徳太子の体臭についてアンケートを行ったり、太子の尺を使って太子の尻を引っ叩いた事もある。 フィッシュ竹中(フィッシュたけなか) 声:うえだゆうじ 太子の数少ない友人の一人。後頭部が魚になっている。晴れの日以外は基本的にしめっている。太子との交流で度々ひどい目にあっているが、それでもいまだに仲良くしている。レッグ・ウォーマーさんの遠い親戚らしい。妹子の事は太子から間違えた名前を教えられ、「小野イナフ」と呼んでいる。第二回人気投票7位。 鞍作福利(くらつくりの ふくり) 実在した歴史的人物。イカダで自分の乗っていた船に追いついた太子と妹子を見分けるため、1つの難問を出した。その内容は12歳の時の春、片想いのミキちゃんに告白したがあえなく玉砕し、悶絶の末失禁した。その際腹いせにミキちゃんの兄の縦笛をこっそり舐めたが、これは勇気がなかったため兄の笛で妥協するしかなかったとのこと。その後、太子が船で火災騒ぎを起こしたため、他の遣隋使や船員と共にイカダで逃げるが、定員オーバーになった為、乗り遅れた太子を見捨てて、日本に引き返した。 毒妹子(どくいもこ) 太子達が隋の農民の家から騙し取った馬。名前の由来は「万引きをする時の妹子のような毒々しい目つきをしているから」だそうで、太子が名付けた。太子が余りにも無茶な乗り方を妹子にさせたため、過酷な労働に耐えかね隙を見て全力で逃走した。 馬(毒妹子)の主人 隋のとある村に孫娘と二人で暮らしている。太子のものとは逆にムッチリしているムッチリラリアットが自慢だが、年のため頭が弱っている。太子よりいくらか常識的な性格だが、やはりどこかおかしな部分がある。 武器屋の主人 隋にある武器屋の主人。自分の店に泊まろうとした上に自分の店の机に「エロス」と彫った太子達の図々しさにうんざりしていた。そのうんざり具合は店を出て行ってくれるなら食料も武器も譲渡する気だった程。 煬帝(ようだい) 声:矢部雅史 隋の皇帝でタコのような姿をしている。正体は国民の記憶を操り人間になりすましているタコタコ星人。唯一の弱点は塩であり、太子と妹子がお土産で持ってきた塩で死亡する。彼の死後、国民の記憶は解け、本物の皇帝は長安の地下牢獄で発見された。 裴世清(はい せいせい) 声:うえだゆうじ 実在した歴史的人物。隋から倭国に来た使臣。太子のことを大物だと思っており、面会前は緊張していた。太子とは2回ほど面会するが彼の意味不明な行動(1度目は、彼は太子の冠の先っちょを一瞬だけ見た程度でまともに面会すらできず、2度目は面会できたが太子は一発ギャグを披露した後、またもや逃げ出した)に唖然とする。 ゴーレム吉田(ゴーレムよしだ) 太子の数少ない友人の一人。心身共に岩のような人物。だが性格は頑固というわけではなく、本人によればかなり物分かりがいい方であるとのこと。 他ノ事考輝(ほかのこと かんがえてる) 飛鳥一武道会の審判として太子が呼び寄せた人物。常に他のことを考えている。 調子丸(ちょうしまる) あらゆる部分の調子が悪くなりやすい。 THE健脚くん(ザけんきゃくくん) 声:内藤玲 太子と妹子が富士山に登った時に遭遇した人物。とても健脚で人を見つけてはすぐに自慢の足の筋肉を見せ付けてくるが、それが原因で全くモテない。太子と妹子をライバル視するが、最終的には9合目にて妹子の一言により1合目まで滑り落ちていった。 自分がモテないのは「見る目のない女」のせいだと思っていたらしい。 聖徳太子と小野妹子のコンビは主に「遣隋使」「飛鳥組」と呼ばれる。なお、「飛鳥組」にはフィッシュ竹中が含まれることもある。
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