花の魔法使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:50 UTC 版)
「花の魔法使いマリーベル」の記事における「花の魔法使い」の解説
マリーベル・フォン・デカッセ 声 - 本多知恵子 ユーリとケンの願いを聞き届け、花魔法界から人間界へやってきた魔法使いの女の子。本作の主人公。魔法の花びらに働きかけて発動する花魔法の使い手で、肩書きは「花の魔法使い」。実年齢50万5歳。人間年齢換算5歳。口癖は「マリーベルにお任せよ!」。 人間界への来訪は一人前の魔法使いになるための修行も兼ねており、ユーリたちの願いを叶えた後、町外れの丘の上にフラワーハウスを建ててサニーベルの町に定住し、人々の夢や幸せ、そして人と自然との良い関係を守るべく花魔法の力を駆使して活躍する。 性格は明るく朗らかで社交的。特に、人間の目に見えない不思議な存在を信じ夢見る心を持つ人や自然を愛する人には大人子供問わず極めて友好的で、他者を深く思いやる優しさを持つ。反面、ジートやシェルボー教授のように悪意を持って自然を脅かそうとする人間に対しては嫌悪と怒りを隠さないが、過ちを認め素直に心を入れ替えれば快く許し、自分を疎んじる人であっても分け隔てなく受け入れる心の広さも併せ持っている。また、ユーリたちの父親の知り合いのゲームデザイナーが抱える悩みを察したり、多忙な親に滅多に合えない寂しさを抱えるビビアンの心情を察し無理解なバートの横暴な態度に怒りをぶつけた りと、幼い身ながら人の心の機微に敏感である。 大好きな草花や木、そこに住む生き物たちをとても大切にしており、植物や動物と会話をすることができる。人間よりはるかに長命だけあって花魔法界で顔が広く、地上に住む植物たちや妖精や幻獣たちにも多くの知り合いがおり、自然の営みと妖精との関わりや植物についての知識が豊富。 その一方、人間でいえば5歳児と同等であるため、年相応の子供らしく精神的にはまだまだ幼い。相当に不器用らしく、50万年も生きているにも拘らず家事全般が不得手で全て相棒のタンバリン任せにしている。寝坊癖が抜けなかったり、タンバリンがいない時には部屋がぐちゃぐちゃに散らかっていたりと、プライベートはかなりだらしない。おてんばかつおっちょこちょいな一面もあり、ドジを踏んだり魔法を失敗することもある。 彼女が生まれた時期は人類が誕生した頃に相当するため、地球上のあらゆる生き物の夢見る力を糧とする花の魔法使いの中では、人間の夢を一番多く受け取っている。ユーリとケンの前に姿を現したのも、マリーベルの絵本を通じて2人から誰よりもたくさんの夢をもらったからである。 タンバリン 声 - 坂本千夏 シーリーコート(良い妖精の総称)に属するパンジーの妖精で、マリーベルの相棒。色は空色。外見からよくナスのお化け呼ばわりされる。普段はマリーベルが持つ「マリーベル・タンバリン」の中を住処としているが、日中はマリーベルの髪の中に隠れていることのほうが多い。口やかましく負けん気の強い性格で少々口が悪く、やや配慮に欠ける部分もある。 かつて、赤ん坊だったマリーベルがその手で摘んだパンジーの花から生まれ、花魔法界の掟に従って共生の契約を結んで以来、50万年間マリーベルと寝食を共にしてきた。家事一切が不得手なマリーベルに代わって家の仕事の一切を任されている。常日頃だらしない彼女に辟易しつつお互いに固い友情で結ばれており、赤ん坊の頃から共に育ってきた彼女の身を常に案じている。責任感も強く、いざという時には身を挺してみんなを助け、事件を解決すべく単身動くこともある。 花魔法は彼の協力なしでは使うことができず、お互いの心が離れてしまうと魔法を使用できなくなってしまう。マリーベル曰く「私たちは2人そろって1人前なの」。 伸縮自在の体を持ち、膨らませたり伸ばしたりして自由に体形を変えることができる。理由は不明だが猫が大の苦手。綺麗好きで、日に3度はお風呂に入らないと気が済まない性質。
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花の魔法使い
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花魔法界の住人 で、花魔法を操る力を持つ種族。魔法の力で人間界の人々に夢や希望を与えることを使命としており、マリーベルや彼女の両親のように素性を隠して人間界で活動している魔法使いたちもいる。人間界のあらゆる生き物の夢見る力から生まれた存在であり、夢の力を自身の魔力の源としている。また、花の魔法使いにとって夢の力は生きる糧でもあり、魔法力を使い果たすと人間界に留まることができなくなってしまい休息のため花魔法界で長い眠りに着くことになる。
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