練国(南天連合)の武官
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「銀河戦国群雄伝ライ」の記事における「練国(南天連合)の武官」の解説
姜子昌(きょうししょう) (練国将軍→練国大都督→練・南蛮連合大将軍→南天連合大将軍→死亡) 練国きっての名将で羅候とは竹馬の友である。武芸は項武と互角、策謀は師真と互角、そして羅候への忠誠心は比類なく、五丈軍の南天攻略における最大の障害の一つと目されていた。 比紀弾上の南征迎撃に際し先主 羅鶴に南天連合への参加に異を唱えた事により蟄居謹慎させられていたが、羅候の代になり大都督に就任する。独眼竜正宗による銀河統一を阻止すべく画策し、幼王 虎丸を立てて正宗を失脚に追い込む。 北伐の総大将として3,000万の軍勢を率いて五丈に挑むが、大覚屋師真の「空城の計」「水攻め」により敗退する。 その後の北京沖会戦では、見栄を重んじた邑峻に首都 大王理放棄(の擬態)を反対され、羅候から地位を剥奪される。それでも羅候を見捨てず、自己嫌悪に陥る彼を激励する。 大王理に入城した竜我に対し、秘策「月落とし」を敢行するが、失敗に終わる。その後、自らの首を飛龍に託し、竜我暗殺を目論む。 原作漫画版では黒髪(かつ、宮廷女官たちの噂になるほどの美形)だったが、アニメ版ではなぜか金髪の将軍として登場した。 兗興(えんこう) (練国武官→南天連合後方予備軍司令官→南天連合公卿首座) まだ練が智国の従属下だったころに登場し、虎丸を人質にとることを進言する。羅候暗殺を目論む夏侯兄弟を包囲した部隊の指揮官として、姜子昌の台詞に名前が出てきた後は登場しなくなる。単行本の人物紹介によると、後方予備軍の指揮にまわされていた。 姜子昌亡き後に、羅候の公卿首座として再登場。最期は自らが羅候の身代わりとなり五丈と一戦を交え、その隙に羅候が逃走することを献策するが、誇りを重んじる羅候により却下されるものの、見事に斬り死にをして果てる(直接的に死んだ描写はない)。 決して無能な人物ではなく、「忠義深い人物」として描かれている。反面、猜疑心が強く、狭量な性格から、国力を維持・強化することよりも、羅候の歓心を得ることに血道をあげがちになる。その結果、主君を窮地に追い込む亡国の参謀と化している。 蹄庖(ていほう) (練国参軍校尉→練・南蛮連合大将軍側近→南天連合大将軍側近→戦死) 南天の若き武将で姜子昌の片腕的存在として活躍する。優れた容姿と立て板に水の弁舌で外交的謀略に暗躍する。西羌国を動かし、五丈首都を急襲させる事に成功する。姜子昌の「月落とし」作戦の際、殿軍として姜子昌の撤退を助けるが、その戦いで戦死する。 アニメでは暴走した玄偉に憑依され反乱を起こし紫紋を殺害するも孟閣によって殺されるという全く異なる最期を迎える。 夏侯獣(かこうじゅう) (南蛮国将軍→練・南蛮連合車騎将軍→戦死) 狼頭人身の老将軍。南蛮国の重鎮だったが、練・南蛮連合成立に伴い、羅候の臣下となる。 北伐では中軍の主将として参戦するが、六紋海会戦で羅候の退路を確保するために戦死する。 夏侯才(かこうさい) (南蛮国武官→練・南蛮連合鎮軍将軍→戦死) 夏侯獣の息子。夏侯牙の弟。狼頭人身の男。南蛮国の武官だったが、練・南蛮連合成立に伴い、羅候の臣下となる。 北伐では先鋒軍の主将として参戦するが、五丈軍の軍師たちが考案した「帝虎攻略法」にはまり、六紋海会戦の前に戦死する。 単于(ぜんう) (練国将軍→練・南蛮連合都護将軍→誅殺) 南天軍の武将。北伐では先鋒軍の左部将として参戦する。 姚文からの猛撃を恐れ、左腕を切り落とされながら逃亡する。羅候のいる本営まで逃げおおせるが、敵前逃亡の咎で誅殺される。 胡雷(こらい) (錬国将軍→練・南蛮連合平寇将軍→戦死) 熊頭人身の男。南天軍の武将。北伐では先鋒軍の右部将として参戦する。 項武との一騎討ちで脳天を割られ、死亡。 牛魔王(ぎゅうまおう) (練・南蛮連合輔国将軍→南天連合驃騎将軍→戦死) 牛頭人身の男。南天の武将。 北伐では中軍の部将として参戦するが、六紋海会戦で敗れて辛うじて生き延びる。牛鬼と牛邪王という二人の息子がいたが、両名とも孟閣に討ち取られている。その後、国境守備の任につき、要塞帯を建設する。 竜我率いる第二次南征軍を迎え撃つが、師真の奇策によって爆死する。 武芸は人並み以上のはずだが、女と侮って難癖をつけたことが原因で神楽からアルゼンチンバックブリーカーを食らってしまったことがあり、それ以来、神楽を苦手にしている。 濮陽骨(ぼくようこつ) (練・南蛮連合冠軍将軍) 竜頭人身の武将。北伐では中軍の武将として参戦。 呂朱(りょしゅ) (練・南蛮連合軍武将→戦死) 猪頭人身の武将。濮陽骨の副将。上司からは武芸を信用されており、北伐の際に項武へ一騎討ちを挑むも、一刀のもとに斬り捨てられた。 火徳星(かとくせい) (練・南蛮連合虎牙将軍→戦死) 南天軍の武将、閻魔大王を思わせる風貌の持ち主。北伐では中軍の部将として参戦する。太助の破壊工作で搭乗艦将虎を爆破され、死亡。 牙双邪(がそうじゃ) (練・南蛮連合撫軍将軍→戦死) 南天軍の、右目を眼帯で覆っている猫頭人身の武将。北伐では中軍の部将として参戦する。 将虎の爆発に巻き込まれ、死亡。 金角(きんかく) (練・南蛮連合鎮護将軍→南天連合鎮護将軍→五丈国将軍→戦死) 一本角を生やした紫髪の男。南天の武将。銀角の兄。北伐では右軍として参戦するが、六紋海会戦で敗れて辛うじて生き延びる。その後、智領奪取の任につくが、五丈軍の介入により失敗する。 北京沖会戦前に、姜子昌が遠ざけられたことで将来に不安を感じ、南天内部の切り崩しを図った五丈に寝返る。しかし、竜我と師真は状況に流されて降ってきた兄弟を信用しておらず、天下統一後に誅殺されることが、本人の知らないところで決まっていた。 最終決戦時に、羅候が座乗する超・帝虎級戦艦「機神」の砲撃を受け、戦死する。 銀角(ぎんかく) (練・南蛮連合討逆将軍→南天連合討逆将軍→五丈国将軍→戦死) 一本角を生やした黒髪の男。南天軍の武将。金角の弟。北伐では左軍として参戦するが、六紋海会戦で敗れて辛うじて生き延びる。その後、智領奪取の任につくが、五丈軍の介入により失敗する。 北京沖会戦前に、姜子昌が遠ざけられたことで将来に不安を感じ、兄に引きずられるかたちで五丈に寝返る。 最終決戦時には、戦死した兄の敵討ちに燃え、羅真義と相打ちになる。 座仲淹(ざちゅうえん) (練・南蛮連合武官→南天連合武官) 鳥頭人身の男。五丈からの第二次南征に備えて兵糧奉行に任じられた。 後に大王里放棄の策を取り下げる羅候を諌めるが失敗に終わる。 陵何(りょうか) (練・南蛮連合武官) 犀頭の将軍。龍諸の密命を受けて魚鳥目の一族を誅殺、その領民・領地を崩壊させた。
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