第三〇二海軍航空隊とは? わかりやすく解説

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第三〇二海軍航空隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 13:29 UTC 版)

第三〇二海軍航空隊(だい302かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。太平洋戦争における関東防空の主力戦闘機隊として迎撃・戦闘行動に従事した。通称、「厚木航空隊」。


  1. ^ a b c d e f g h i 秦郁彦・伊沢保穂『日本海軍戦闘機隊』大日本絵画215頁
  2. ^ 『太平洋戦争海戦全史』学研200頁
  3. ^ a b c 渡辺洋二『日本本土防空戦』徳間書店183頁
  4. ^ 戦跡を訪ねて2019 /5厚木空神社 神奈川県大和市 精鋭航空隊「反乱軍」に/群馬毎日新聞、2019年8月27日
  5. ^ 平和への思い新たに 横浜と大和で旧海軍2航空隊の慰霊祭神奈川新聞、2022年4月4日


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第三〇二海軍航空隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:02 UTC 版)

遠藤幸男」の記事における「第三〇二海軍航空隊」の解説

帰国して戦傷癒えたあとは、厚木海軍航空隊木更津派遣隊錬成員の指導あたった1944年昭和19年3月1日、第三〇二海軍航空隊が開隊。小園がその司令官任命されたが、小園は早速手を回し遠藤引っ張り所属していた木更津派遣隊そのまま第三〇二海軍航空隊に編入されて、派遣隊隊長であった児玉秀雄大尉とともに分隊長となったアリューシャン方面の戦い勝利してアリューシャン列島確保したアメリカ軍は、千島列島占守島幌筵島少数機ながら航空機侵入させており、北東方面防空担当する第五十一航空戦隊司令部から第三〇二海軍航空隊への支援要請聞きつけた遠藤は、自分を含むラバウル帰りベテラン支援行きたい申し出たが、開隊したばかりの第三〇二海軍航空隊の戦力充実最優先考えていた小園遠藤申し出を「古い者(ベテラン)ばかり連れていく」と却下し、自ら、前原真信飛曹長甘利洋司飛曹長など、「月光」では訓練途中ながら実戦経験豊富な古参搭乗員人選して派遣している。 1944年5月25日に、小園遠藤らを指揮する第三〇二海軍航空隊第2飛行隊長に、第301海軍航空隊戦闘316飛行隊隊長更迭されていた美濃部正大尉任命したが、美濃部B-29邀撃任務指揮遠藤任せきりにして、自分理想であった夜間戦闘機による夜襲部隊の編成注力した。1944年7月4日硫黄島父島襲撃したアメリカ軍機動部隊に対してその夜戦術始めて活かす機会恵まれ美濃部は、7月5日未明索敵月光6機、攻撃隊として月光1機と零戦2機の3機小隊6個の合計18機(含む偵察機24機)を出撃させたが、アメリカ軍機動部隊とは接触できずに、2機が未帰還、2機が大破するという損害被り初戦にて夜間の洋上進攻困難さ思い知らされることとなり、美濃部第302海軍航空隊では見るべき成果を挙げることもできずに、在任わずか1か月半となる1944年7月10日フィリピン第一航空艦隊第一五三海軍航空隊戦闘901飛行隊長異動になった美濃部理想はのちに芙蓉部隊編制により実現することとなった1944年6月15日中国成都基地から八幡製鐵所主目的としてB-29による日本初空襲が行われた(八幡空襲)。B-2975機が出撃し、そのうち47機が八幡爆撃した日本軍陸軍航空隊飛行第4戦隊二式複座戦闘機屠龍」8機を迎撃出撃させた。やがて1時11分に、高度4,000mの高度で北九州上空現れB-29に対して飛行第4戦隊屠龍関門海峡八幡上空攻撃仕掛けたが、B-29想定して訓練繰り返してきたにも関わらずB-29速度想定よりはるかに速く攻撃もたつくとすぐに引き離されてしまい、なかなか捕捉することができず苦戦強いられた空襲後撃墜した2機のB-29残骸回収して調査したところ、想定よりも高性能であることが判明し北部九州防空強化迫られ海軍佐世保鎮守府は独自の夜間戦闘機隊の編成加えて、第三〇二海軍航空隊へ応援要請し、「月光」が大村航空基地派遣されることとなった北方への遠藤派遣拒否した小園であったが、今回は、自ら遠藤派遣隊指名、ほかの搭乗員5名と整備員、「月光」3機からなる派遣隊隊長として7月上旬大村派遣した大村では佐世保海軍航空隊分遣隊(のちの第三五二海軍航空隊)の指導にもあたり、B-29来襲するのを待ち受けた

※この「第三〇二海軍航空隊」の解説は、「遠藤幸男」の解説の一部です。
「第三〇二海軍航空隊」を含む「遠藤幸男」の記事については、「遠藤幸男」の概要を参照ください。

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