私立晃天学園の生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 16:58 UTC 版)
「姉ログ 靄子姉さんの止まらないモノローグ」の記事における「私立晃天学園の生徒」の解説
冴木 風花(さえき ふうか) 声 - 本多真梨子 輝のクラスメイト。高校1年生。12月29日生。身長161cm。 表情に乏しく周囲からは不良とみなされているが、靄子を理想の姉として尊敬している。父親が再婚し颯太という義理の弟ができたが、姉としての経験がないことから靄子の発言を記したメモ帳を持参し密かに勉強している。一方でふぶきは「完璧超人すぎる」点と「弟の差」から参考にしていない。蹴り技を得意としており陽平をサンドバッグ代わりにしているが、攻撃を決める度にコマの脇には対戦格闘ゲームのコマンドのようなものが表示される。 後にふぶき、靄子の後を継いで生徒会長となった。 福山 陽平(ふくやま ようへい) 声 - 木村昴 輝のクラスメイト。高校1年生。5月5日生。身長183cm。 輝とは中学校以来の付き合いで、人気者の姉目当てで輝にすり寄る男が多い中、露払いのような役割も担っていた。チャラチャラした風貌の陽気な性格の不良。自身では「ちょいワル要素もあるイケメン」と評しているが、輝からは過大評価のし過ぎと突っ込まれている。風花の蹴り技の犠牲になるのがお決まりだが、彼女に気があるような描写も多い。年相応に恋人を欲しがっているが、同世代からは全くモテない。一方で女児とお年寄りからはなぜかモテる。 後に福山ヨーヘイ名義で『主役になれなかった漢たち』『愛はコンビニじゃ買えない』等の著作を持つ、らしい。 五十嵐 歩(いがらし あゆみ) 輝のクラスメイト。高校1年生。11月9日生。身長147cm。 「苗字が強そうだから」という理由でクラス委員に選ばれた。自らを平凡な性格の無個性なモブキャラと称し、おどおどした態度をとるが無意識に毒舌を吐く一面もある。クラスメイトと一触即発の状況だった風花を無意識の毒舌を使ってフォローしたことをきっかけに彼女と打ち解けている。福山と雷斗と輝の絡みに、あらぬ妄想を抱いて赤面するなどやや腐女子の面がある。 梅比良ブリサ(うめひら ブリサ) 声 - 悠木碧 靄子のクラスメイト。高校2年生。4月25日生。身長163cm。 帰国子女のハーフ。金髪が特徴。明るいムードメーカー的な存在だが日本のアニメや漫画を熱烈に愛好するオタクでもある。身近にオタク趣味の分かる友人がいないため香澄を趣味の世界に引き込もうとするが、毎回のように断られている。イングランドにルーツを持つが、名前の「ブリサ」はスペイン語で「そよ風」の意。 夢は漫画家になることで、近衛姉弟をモデルにした「姉物語」をコミック大賞に投稿。大学進学と同時に新連載「姉サンデー」を持つなど、腕は確かなようである。 千厩 雪乃(せんまや ゆきの) 靄子の自称ライバル。高校2年生。2月22日生。身長157cm 千厩グループの令嬢。学業で靄子に競り負け万年2位の座に甘んじていることからライバル視し、何かと対抗しようとするが常に失敗に終わる残念な令嬢。靄子に勝つために輝に近づき、香澄も含めて関わりを持つようになる。一方で靄子のことは認めており、祖母や取り巻きが靄子を侮辱した際は怒りをあらわにした。靄子が体調不良の時に一度だけ期末テストで勝利するが、順位にこだわりを見せない靄子に納得がいかず、ついに二人は顔を合わせることとなる。その時のやり取りから以降は親友として接し、海外旅行に連れ出すなどしている。 また父が馬主であり、センマヤユキノヒメという馬を所有しているが、モヤモヤネーサンという靄子を彷彿させる馬に苦杯を舐め続けている。作中人物は前述の通り季節が変わっても年を取らないが、競馬界はなぜか1年が経過しており、同馬は4歳で迎えたジャパンカップを最後にモヤモヤネーサンと共に引退。このレースでは先着できた。他にも自身の乗用馬としてセンマヤユキノオー等も登場している。 十全 ふぶき(じゅうぜん ふぶき) 声 - 大原さやか 生徒会長。高校3年生。1月1日生。身長174cm。 銀髪ロング、容姿端麗で頭脳明晰。靄子と双璧を成す姉御肌の人物で人望が厚く「学園の姉」と呼ばれている。その一方で「学園生活は愉しければそれでいい」との信条を持ち、「姉力」という謎の価値観を提唱している。また、不良グループを瞬殺する戦闘力を併せ持つ。幼少時と入学試験時に輝と会っており、特に気にかけているようである。一方で実弟の雷斗のことは「反抗期で嫌われている」と思っており想いに気づいていない。近衛姉弟と接する中のふとしたことで弟の想いに気づきかけるが、今度はそのツンデレ要素にイライラすることになる。 卒業後の進路として「お嫁さん」なども候補にあったようだが、宇宙飛行士になるためアメリカ留学していった。 下田 優里(しもだ ゆり) 生徒会の書記。高校2年生。10月1日生。身長155cm。 会長のふぶきに心酔する眼鏡っ娘。学業は靄子、雪乃に次ぐ成績3位だが、意外にスポーツも得意。ふぶきに傾倒するあまり靄子を尾行するが、動きを察知した靄子に制圧され腰を抜かした。後に生徒会副会長となり、靄子を支えた。 安曇 直(あずみ なお) 陸上部の特待生。高校2年生。10月10日生。身長156cm。 靄子の運動神経に注目し、ライバル視している。かなりの筋肉フェチでもあり、靄子の身体を間近で見た際は鼻の下を伸ばして興奮していた。作者好みのデザインとのことだが、一方的に靄子を気にしているだけで他のキャラとの関わりも無く、214話を最後に登場しなくなった。
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