破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション)
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「メタルギア ライジング リベンジェンス」の記事における「破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション)」の解説
デスペラード社の幹部陣。全員が『風』の名を冠するコードネームを持つことからこう呼ばれている。一般の契約兵士とは異なるボディと武器を持っている。 サンダウナー 声 - 西田健 デスペラード社の実質的なリーダーと目される巨漢の男性サイボーグ。 米陸軍時代から捕虜への虐待や民間人への無差別攻撃を行っていた。2000年代初頭にPMCへ転向するが、IEDにより負傷し、サイボーグになった。戦争は人類の通常と考えている。LQ-84iのAIに興味を持ち再起動するよう命じる。 片方の腕に連結することで鋏にもなる扱大型の高周波マチェーテ「ブラッドラスト」を扱う二刀流の使い手。巨大な鉄柱を容易く振り回す腕力を持つ。背中から伸びる6本のアームには爆発反応装甲の盾を装着し、相手に直接殴りつけて爆発させることもできる攻防一体の装備となっている。 ミストラル 声 - 朴璐美 デスペラード社唯一の女性サイボーグ。ドルザエフの依頼によりアブハジアに派遣され、占拠した同国石油精製プラントからサイボーグ兵士と無人機の指揮を執っている。 アルジェリアの生まれ。両親を殺され、犯人を殺したことをきっかけに、人を殺す才能を育む事を決める。外人部隊に入りフランスの国籍を取得、その後PMCコントラクターの職につく。機械的にただ命令に従って戦う事に飽きているようで、理想や使命に殉じることに憧れを抱いている。LQ-84iをサンダウナーから譲られ、指示を聞きさえすればLQ-84iを優遇していた。 戦闘時は大量の「仔月光」の腕を取り外して自身の体に装着し、14本腕の異形の姿となる。腕がなくなった仔月光のボディは手投げ弾として用いる。仔月光の腕を組み合わせて一直線に硬直させ、両端の手に刃物を持たせた槍「エトランゼ」は、通常の槍の使用法の他に、硬直を解除してしならせることで鞭として打つ、両端の手で敵を掴むなど様々な応用が可能。 モンスーン 声 - 江原正士 頭部はバイザーで覆われ通常は口元のみ露出しているが、戦闘時は口元もマスクで覆われ、完全に顔が隠れる構造になっている。電磁力の媒介となる2つの釵「ディストピア」により自分の義体を分裂し、攻撃・回避等を行う他、金属を含む大きな物を宙に浮かしてぶつけてくる。ポケットの中身は赤外線ゴーグルを無効化する赤リンの混ざった煙幕手榴弾。 カンボジアの生まれでクメール・ルージュの大虐殺の生存者。雷電に「人間の意志はミームという心の遺伝子によって支配されている」と語り、「破壊と殺戮のミーム」を説いた。そしてその語りはサムエルの策で動揺していた雷電を目覚めさせ、理性で封印していた快楽殺人者「ジャック・ザ・リッパー」のミームを呼び覚ます切っ掛けになった。 カムシン 声 - 小山力也 大型獣脚二足歩行兵器のような巨体を持つ男性サイボーグ。本編には登場せず、追加シナリオ『Blade Wolf』に登場する。 頭が固いため、テクムセ作戦の真意を聞かされる程の信頼を得られていない。アメリカ式の自由と資本主義を信じており、それを広めるために戦うと自称している。 元は海兵隊所属で、湾岸戦争での「砂漠の剣」作戦の成功に大きく貢献した。任務に忠実だが、忠実すぎて融通が利かず、イラク戦争時の部隊内部でのトラブルが原因で除隊。 PMCコントラクターになってからは給料のほとんどを自身の強化に費やし、大型獣脚二足歩行兵器のような規格外の巨大なボディを得た。 前述のとおり、大型獣脚二足歩行兵器のようなボディは操縦しているのではなく、手足の延長線上の存在である。下半身は完全に大型ボディの中に組み込まれている。 チェーンソー型の刃を持つ大型の斧を使用するが、斧自体があまりにも巨大な為、規格外の巨大ボディをもってしても振り回す事は容易ではなく、補助のために刃の反対側と柄の部分にジェット噴射機構を内蔵し、その燃料を溜めるプロペラントタンクを刃の根本に2本装備している。
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