災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)
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シャノン・ワードワーズ 声 - 松濤エルサ アメリカ人。サブリーダー。黄金のパッチを持ち、固有能力は念動力と、それに伴う知覚。ただし、距離や精巧さは星の巫女であるカズナを凌駕する。あらゆるジャンルの学問に精通し、運動能力も高い。サブリーダーに収まっているのは、宇宙開発に関連する会社から出向してきたという経歴と、そのポテンシャルの高さがかみ合っていないことに不信感を覚えた者が多かったかららしい。CIA出身。 ドミトリ、マヤ、タイロン、コウを操り「災害の猿たち」を壊滅させた張本人。その目的は生命の進化の果てを知ること。だが進化の階段を昇るためには意思と共に命の危機という状況が必要となるため自分をそこまで追いこめる敵を求めている。人間に試練を与えるのもそれによって進化の階段を上らせ、自分と敵対できる力を身につけさせるためであり、また自分をも超えて果てに辿り着く存在を育てるためでもある。 誰でもない男(カンパニー・マン) シャノンが念動力によって包帯と服を操り、空気を震わせることで声を発し、実在する人間のように思わせていた存在。 アカシャの匣は内部からのあらゆるエネルギーを遮断する檻だが、その効果は外部には適用されない。念動力とは内部から操作することで外部に発生するエネルギーであるため、封印された災害の内シャノンだけは外部に干渉することができた。 ドミトリ・カラニコフ 声 - 西狩克己 ロシア国籍。リーダー。ロシア連邦宇宙開発局所属の地質学者。ユーモアあふれる好漢だが親馬鹿でもあり、娘のツナミのことになると暴走する傾向がある。 噴火(ヴォルケイノ) 人間への試練を最も強く体現する男。パッチによる固有能力は火山噴火の再現。溶岩を噴出させ、あらゆるものを溶かし燃やす。肉体そのものも溶岩になっているため攻撃がほとんど効かない。 ツナミのより良い未来のために災害を引き起こさなければならないとシャノンによって感情を操作されており、それゆえ誰よりも強く災害であろうとする。 マヤ・リンドグレーン 声 - かわしまりの スウェーデン出身の医者。医療及び精神分析担当。志望者で構成された開拓団の中で、唯一医者として推薦されて参加した女性。 雪崩(アバランチ) 世界を嘆き続ける女。パッチによる固有能力は雪崩の再現。気温低下の他、エネルギーを凍りつかせることができる。 タイロン・ビストワーク 声 - 子太明 アメリカ国籍。技術部門総責任者。お調子者だが機械に関してはエキスパート。 地震(アースクェイク) バルバロイの製作者。パッチによる固有能力は地震の創成。機械化した右腕のパイルバンカーを打ち付けることによって地震を発生させ、その震度はメルカリ震度階級におけるレベルⅩに達する。地震を引き起こすだけでなく、その振動を相手にぶつけることもできる。 皇文傑(ホアン・ウェンジェ) 声 - 佐藤健吾 中国国籍。通称コウ。不知火とよくつるんでいる友人だが、常に不知火の一歩先を行っていたライバル的存在でもある。明るく振る舞っているが、病を患っていた妹を救ってくれなかった人間と世界を心底から呪っている。彼が火星に来たのは妹の願いを叶えるため。仲間たちと過ごすうちにその憎悪は少しずつ薄れていったが、妹の心臓が不知火に移植されていたことをシャノンから知らされ、かつての憎悪を膨れ上がらせたところでパッチを操作され、ファントムキラーへと変貌する。 通り魔(ファントムキラー) 「災害の猿たち」唯一の人災。他の災害が試練で人間を殺す中、憎悪を持って人間を殺す怪物。憎めば憎むほど強くなり、憎めば憎むほど人間からかけ離れた怪物へと変貌していく。パッチによる固有能力は刃の創成。それを超高速で振るうことによってあらゆるものを切断する。加えて視認できる刃と、長さや形状など全てが不定形の見えない刃「石兵八刃」を使い分ける。 人間を蛆虫と呼び、殺し尽くすことを目的としている。その目的から他の災害とは相容れないが、当面の目的が同じということで手を組んでいる。妹の心臓を使って生きている不知火には強い執着を抱いているが、封印されていた百年の間に膨れ上がりすぎた憎悪は何を憎んでいるのかさえ曖昧にしてしまっている。 ツナミ・カラニコフ 声 - 茶谷やすら ドミトリの娘。不知火と雫の妹的存在。パッチによる固有能力は津波の創成。水だけではなく土や砂によって引き起こすこともでき、攻撃は勿論、上に乗ることで移動手段としても使える。 不知火と雫より2年ほど早くチャペックと共に目覚めていたが、機械を敵視しているこの星ではチャペックを連れて町に入ることができず、追い剥ぎをしながら外界を放浪していた。そして仲間を探すために外界に赴いた不知火と雫と再会し、共に暮らすことになった。ちなみに不知火と雫は目覚めた時はパッチを装着していなかったが、ツナミは目覚めた時すでにパッチを装着していた。 ブラザー・チャペック 声 - 理多 ロボット。タイロンを開発責任者として、当時の技術の粋を集めて作られた。強化鬼人型をはるかに上回るスペックは極めて優秀だが、搭載されている人工知能の性格が軽すぎるためポンコツにしか見えない。フォーサイスが丸ごと買える程の開発費用がかかり、その場に対応したジョークを言うファジーリアクション機能だけでも3億かかった。
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第一次火星開拓団。この名称は自然保護団体が、火星という星を人間の都合で作り変えようとしていることに反発し、火星に取り返しのつかない災害を引き起こす者どもとしてつけた蔑称。彼らは開拓を成功させてそうではないことを証明するためにあえてこの名を名乗っていた。火星移住のきっかけを作った英雄として、火星住人からは神話のように語られている。
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