海外公開版とは? わかりやすく解説

海外公開版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:39 UTC 版)

三大怪獣 地球最大の決戦」の記事における「海外公開版」の解説

ハリウッド資本買い取られ、『Ghidorah, the Three-Headed Monster』とキングギドラをうたう題名となっている。アメリカ側再編集され、ゴジラ太平洋出現した際、ラドン上空飛来したことになっている音楽一部差し替えられている。キングギドラ滅ぼした文明は、5000年前金星ではなく3000年前の火星変更されている。

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海外公開版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 14:10 UTC 版)

ゴジラの逆襲」の記事における「海外公開版」の解説

前作が『Godzilla, King of the Monsters!』の英語題名海外配給され大成功収めたことから、本作も『The Volcano Monsters』の英語題名アメリカバイヤー買い取られ海外配給決定した。しかし、前作とはバイヤー配給会社異なるために「Godzilla」をタイトルに使うことができず、便宜上「GIGANTIS」(ジャイガンティス)の名で別の怪獣として設定され、さらにアメリカ・ハリウッドで新たに追加撮影を行うこととなったその内容は、「フィリピン経由して大阪激闘繰り広げた2匹巨大な怪獣が、アメリカ上陸して再戦する」というものであり、撮影用にアメリカ人俳優体型合わせた着ぐるみスーツ)が東宝特美班によって新造されたが、慣れないスーツによる演技アメリカスタッフにこなせず[要出典]、予算問題もあって撮影中止となり、さらにはアメリカ側出資者一部交代したため、海外配給は一旦中となった。[要出典] この新造スーツは、上記海外版の名称から通称「ジャイガンティスゴジラ」と呼ばれ、陽の目を見られなかった幻のスーツとなった。その姿を確認できる資料は、1957年頃に造型師利光貞三と共に撮影され1枚スナップ写真のみである(画像)。このスーツ下半身太く手が大きデザインで、それまでスーツ比べて耳が無く後足3本指である。このスーツ造形は、全体的に丸みが強いこと、頭部がやや大きいなどの点が異なるものの、『キングコング対ゴジラ』1962年本多猪四郎監督)のゴジラ通称「キンゴジ」)に近似しており、特撮ライターのヤマダマサミは、頭の形状からこのスーツ『キングコング対ゴジラ』ゴジラ原型となったではないか推定している。その後スーツ消息明らかになっていない。 やがて、出資者交代伴って計画変更され最終的に追加撮影分のないままアメリカ側再編集されて1959年5月公開された。再編集版は『Godzilla Raids Again』という『ゴジラの逆襲』直訳した仮タイトル製作されており、東宝計画変更するならば予定されていたタイトル変更してこちらのタイトル使用し、「Godzilla」の名を冠することを希望したが、前述権利問題と、アメリカ配給会社が「前作死んだゴジラ生きていた、というのは観客納得しない」「観客安易な続編思われる」と難色示したために叶わず[要出典]、「ゴジラ」の名前は使用されないまま『GIGANTIS, THE FIRE MONSTER』(直訳:炎の怪獣ジャイガンティス)として公開された(画像)。 海外版では、前作のような大幅な登場人物追加は無いものの、タイトルロール背景炎上する大阪市街に変更されており、冒頭水爆実験核ミサイル発射恐竜生態芸者による三味線演奏ラストシーン宮城遥拝する民衆など、既存記録映像から流用されたシーン追加されている。ゴジラ前述通り「GIGANTIS」、アンギラスは「ANGILAS」の名称になった当時アメリカ映画界の慣習に従って音楽変更されているほか、台詞はすべて英語で吹き替えられた。新聞登場するシーンは『The Osaka Times』と『The Japanese Times』という架空英字新聞変更されており、小林漁船投下した手紙アップも、筆記体書かれた英語の手紙のアップ代替されている。出演者以下の通り月岡正一ケイ・ルーク ラジオアナウンサージョージ・タケイ 小林弘治、他脇役ポール・フリーズ ナレーター:マーヴィン・ミラー 吹き替え原稿作るために翻訳する際、「バカな」という日本語台詞口に合う英単語直訳では見つからず口の動き似ている「バナナオイル」 (banana oil) という単語使われたが、該当シーンにおける日本語の「バカな」とはニュアンス異な単語であったうえに「バナナオイル」の響きシーン合致しておらず、さらに「バナナ」という単語の持つスラング的な意味もあって、「不適切な訳」として不評であった。 なお、出資者複雑に交代したことと、1959年アメリカ版公開後最終的に権利所有した出資者リバイバル上映およびテレビ放映興味を示さなかったため、アメリカ版その後長らく劇場公開テレビ放映ともに行われない幻の作品となっていた。1980年代になり、東宝権利買い戻してアメリカで発売され映像ソフト版では、タイトル東宝要望で『Godzilla Raids Again』に変更されており、以後海外版はこの名称で流通されている。

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海外公開版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 01:43 UTC 版)

ゴジラ対メカゴジラ」の記事における「海外公開版」の解説

アメリカでは、シネマ・シュアーズ社による配給で『Godzilla vs the Cosmic Monster』というタイトル付けられ公開された。当初は『Godzilla vs The Bionic Monster』となる予定だったが、ユニバーサル・ピクチャーズから「題名が『バイオニック・ジェミー』(原題は『The Bionic Woman』)と『600万ドルの男』(作中主人公が「バイオニック・マン (Bionic Man)」と呼ばれる)の著作権侵害だ」と抗議されたことから、変更された。原題沿ったGodzilla vs Mechagodzillaとなったのは、1988年ビデオソフト発売されたときである[要ページ番号]。

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